概要
1999年12月18,19日の1回戦8試合から2000年1月15日の決勝までの16チームによるトーナメント戦全15試合が行われた。
創部100周年の慶應義塾大学は関東対抗戦を全勝で15年ぶりの優勝を決めると、大学選手権準決勝では同志社大学に前半の9点差を跳ね返し25-19で破り14年ぶり5回目の決勝進出。関東リーグ戦で4度目の優勝となった関東学院大学は、大学選手権では立命館大学、明治大学、大東文化大学を破って3年連続3回目の決勝。
慶應義塾大学は4PGで前半途中までで12-0とすると、以降も終始優位に試合をすすめて後半は完封。27-7で慶應義塾大学が勝利し、14年ぶり3回目の優勝を遂げた。
このシーズンに活躍した4年生は、関東学/渕上宗志、早稲田/辻高志、明治大/斉藤祐也、帝京大/相馬朋和など。
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出場校
関東対抗戦、関東リーグ戦、関西リーグの各上位4校と九州リーグ1位は出場確定。関東対抗戦と関東リーグ戦の各5位が隔年で北海道東北代表と対戦し勝者が出場権を得る。第36回大会は関東リーグ戦5位が北海道東北代表と決定戦。関西リーグ5位は東海北陸代表と中国四国代表の勝者との決定戦により出場。
関東対抗戦
1位慶應義塾大学/2年連続17回目(c高田晋作)
2位帝京大学/2年ぶり7回目(c岩間保彦)
3位明治大学/15年連続29回目(c斉藤祐也)
4位早稲田大学/16年連続33回目(c小森允紘)
5位日本体育大学/7年連続20回目
関東リーグ戦
1位関東学院大学/10年連続10回目(c渕上宗志)
2位流通経済大学/3年連続3回目(c関哲史)
3位日本大学/6年連続10回目
4位大東文化大学/2年ぶり12回目(c赤羽根征也)
5位法政大学/8年連続17回目(c岡本考司)
関西リーグ
1位同志社大学/26年連続35回目(c水間良武)
2位近畿大学/2年ぶり2回目
3位京都産業大学/15年連続17回目
4位大阪体育大学/11年連続16回目
5位立命館大学/3年ぶり3回目(c北川有広)
九州リーグ
1位福岡大学/4年連続14回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/18(土),19(日)
東京・秩父宮ラグビー場
関東学院大学63-20立命館大学
京都産業大学5-60明治大学
東京・秩父宮ラグビー場
早稲田大学57-41流通経済大学(前半27-17)
2回戦 12/25(土),26(日)
大阪・花園ラグビー場
大東文化大学30-15帝京大学同志社大学43-6早稲田大学(前半24-6)
準決勝1/2(日)
東京・国立競技場
関東学院大学46-33大東文化大学
同志社大学19-25慶應義塾大学(前半12-3)
決勝 1/15(土)
東京・国立競技場
関東学院大学7-27慶應義塾大学(前半7-12)
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