概要
1998年12月19,20日の1回戦8試合から1999年1月15日の決勝まで、16チームによるトーナメント戦全15試合が行われた。
明治大学は関東対抗戦では全勝で3連覇、大学選手権準では同志社大学、慶応大学との接戦をものにし6年連続21回目の決勝進出。一方の関東学院大学は、関東リーグ戦では法政大学と流通経済大学に破れての2位、大学選手権では失点は多いながらそれを上回る攻撃力で2年連続2回目の決勝戦へ。
決勝戦は、前半は両チーム慎重な滑り出しでPG合戦となり11-6で明治大がリード。後半は一転し点の取り合いとなりシーソーゲームとなる。後半26分に逆転した関東学院大が終盤に突き放し、47-28で関東学院大学が勝利、2年連続2回目の優勝を遂げた。
このシーズンに活躍した4年生は、関東学/立川剛士、明治大/山岡俊、筑波大/大久保尚哉、大体大/豊山昌彦など。
出場校
関東対抗戦、関東リーグ戦、関西リーグの各上位4校と九州リーグ1位は出場確定。関東対抗戦と関東リーグ戦の各5位が隔年で北海道東北代表と対戦し勝者が出場権を得る。第35回大会は関東対抗戦5位が北海道東北代表と決定戦。関西リーグ5位は東海北陸代表と中国四国代表の勝者との決定戦を行う。
関東対抗戦
1位明治大学/14年連続28回目(c山岡俊)
2位慶應義塾大学/13年ぶり16回目(c熊谷良)
3位早稲田大学/15年連続32回目(c正木宏和)
4位筑波大学/4年連続7回目
5位日本体育大学/6年連続19回目
関東リーグ戦
1位法政大学/7年連続16回目(c大西良)
2位関東学院大学/9年連続9回目(c立川剛士)
3位中央大学/2年ぶり9回目
4位日本大学/5年連続9回目
5位流通経済大学/2年連続2回目(c伊藤武)
関西リーグ
1位京都産業大学/14年連続16回目
2位大阪体育大学/10年連続15回目
3位同志社大学/25年連続34回目(c駒井克信)
4位龍谷大学/6年連続6回目
東海リーグ
1位中京大学/3年ぶり14回目
九州リーグ
1位福岡大学/3年連続13回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/19(土),20(日)
東京・秩父宮ラグビー場
関東学院大学56-17筑波大学
龍谷大学15-53早稲田大学(前半3-15)
日本体育大学12-91法政大学
大阪・花園ラグビー場
大阪体育大学20-34日本大学(前半3-12)
2回戦 12/26(土),27(日)
大阪・花園ラグビー場
早稲田大学35-28法政大学(前半20-16)慶應義塾大学41-14日本大学
準決勝1/2(土)
東京・国立競技場
関東学院大学53-26早稲田大学(前半22-7)
慶應義塾大学18-24明治大学(前半7-10)
決勝 1/15(金)
東京・国立競技場
関東学院大学47-28明治大学(前半6-11)
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