概要
1996年12月14,15日の1回戦8試合から1997年1月15日の決勝まで、16チームによるトーナメント戦全15試合が行われた。
関東対抗戦では明治大学と慶應義塾大学に破れて2位の早稲田大学は、大学選手権準決勝では関東学院大学に前半6-17と11点のリード許しながら後半は2T2G4PGで逆転し32-27で勝利、2年連続21回目の決勝となった。関東対抗戦を全勝優勝した明治大学は、大学選手権準決勝は同志社大学に6Tを奪われながら前半でリードした17点をそのまま守り55-38で勝利、4年連続19回目の決勝進出。
決勝戦は、明治大学は前半2Tを奪い、早稲田大学をPGのみのノートライに抑えて25-6と19点のリード。後半は開始早々から早稲田大学の時間帯となりトライとPGを重ねる。後半24分には早稲田大学が3点差に迫るも突き放され、32-22で明治大学の勝利、2年連続12回目の優勝を飾る。
このシーズンに活躍した4年生は、明治大/神鳥裕之、早稲田/中竹竜二、関東学/仙波優など。
出場校
関東対抗戦、関東リーグ戦、関西リーグの各上位4校と九州リーグ1位は出場確定。関東対抗戦と関東リーグ戦の各5位が北海道代表と東北代表とそれぞれ対戦し勝者が出場権を得る。関西リーグ5位は東海北陸代表と中国四国代表の勝者との決定戦を行う。
関東対抗戦
1位明治大学/12年連続26回目(c松本幸雄)
2位早稲田大学/13年連続30回目(c中竹竜二)
3位帝京大学/3年連続5回目(c早野貴大)
4位日本体育大学/4年連続17回目
5位筑波大学/2年連続5回目
関東リーグ戦
1位関東学院大学/7年連続7回目(c仙波優)
2位中央大学/2年ぶり8回目(c渡辺知宏)
3位日本大学/4年連続8回目
4位法政大学/6年連続15回目(c東隆弘)
5位専修大学/2年連続8回目(c枡尾敬一郎)
関西リーグ
1位同志社大学/23年連続32回目(c大河原健二)
2位京都産業大学/12年連続14回目
3位龍谷大学/4年連続4回目
4位立命館大学/3年ぶり2回目
5位大阪体育大学/8年連続13回目
九州リーグ
1位福岡大学/3年ぶり11回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/14(土),15(日)
東京・秩父宮ラグビー場
法政大学11-68早稲田大学(前半3-16)
東京・秩父宮ラグビー場
日本体育大学33-35中央大学
日本大学72-29立命館大学
福岡・博多の森陸上競技場
福岡大学5-102明治大学(前半5-43)
2回戦 12/23(火/祝)
大阪・花園ラグビー場
筑波大学21-32早稲田大学(前半8-19)同志社大学43-20中央大学
東京・秩父宮ラグビー場
日本大学15-70明治大学(前半10-29)
準決勝1/2(金)
東京・国立競技場
関東学院大学27-32早稲田大学(前半17-6)
同志社大学38-55明治大学(前半12-29)
決勝 1/10(土)
東京・国立競技場
早稲田大学22-32明治大学(前半6-25)
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