第29回 全国大学ラグビーフットボール選手権大会(1992-1993)
概要
1992年12月23日の1回戦4試合から1993年1月6日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。
関東対抗戦2位の早稲田大学は、交流戦では1T1G6PGで大東文化大学に25-23で競り勝ち、選手権準決勝の関東学院大学には両チームともPGのみのノートライで15-9と勝利、2年ぶり19回目の決勝進出。一方、関東リーグ戦全勝優勝の法政大学は、大学選手権1回戦の大阪体育大、準決勝では関東対抗戦全勝優勝の明治大学にも危なげなく勝利、21年ぶり6回目の決勝へすすんだ。
決勝は前半2Tの法政大学が早稲田大学をノートライに抑えて20-9とリード、しかし後半は早稲田に追い上げられて後半30分を過ぎに22-23と逆転される。その直後にラインアウトから再逆転のトライを決めた法政大学が30-27で勝利、25年ぶり3回目の優勝を遂げた。
このシーズンに活躍した4年生は、明治大/永友洋司、関東学/松田努、大体大/瀬川智広など。
出場校
関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。
交流戦結果:明治大(対1)32-3中央大(リ4)
早稲田(対2)25-22大東大(リ3)
日体大(対3)5-28関東学(リ2)
筑波大(対4)5-30法政大(リ1)
関東対抗戦
1位明治大学/8年連続22回目(c永友洋司)
2位早稲田大学/9年連続26回目(c富野永和)
関東リーグ戦
1位法政大学/2年連続11回目(c荒川淳)
2位関東学院大学/3年連続3回目
関西リーグ
1位同志社大学/19年連続28回目(c伊藤紀晶)
2位京都産業大学/8年連続10回目
3位大阪体育大学/4年連続9回目
九州リーグ
1位九州産業大学/20年ぶり2回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/23(水/祝)
大阪体育大学8-36法政大学
準決勝1/2(土)
東京・国立競技場
関東学院大学9-15早稲田大学(前半6-9)
法政大学42-18明治大学(前半27-3)
決勝 1/6(水)
東京・国立競技場
早稲田大学27-30法政大学(前半9-20)
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