概要
1989年12月24日の1回戦4試合から1990年1月6日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。
関東対抗戦を6年ぶりに制した日本体育大学は、交流戦、選手権1回戦と無難に勝ち上がる。準決勝の大東文化大学戦は前半を12-10とわずか2点のリードで折り返すと、後半開始からグラウンダーのキックに走り込んだBKがトライ、このあとも得点を重ねて後半は完封。日本体育大学が38-10で勝利し、6年ぶり5回目の決勝進出。
関東対抗戦2位の早稲田大学も、交流戦、選手権1回戦は危なげなく勝ち上がる。大阪体育大学との準決勝では残り3分まで2点をリードされる中、FB今泉が左隅に走り込んでのトライで19-12と勝利、2年ぶり17回目の決勝進出を決めた。
決勝は日本体育大学と早稲田大学の顔合わせ、対抗戦では25-24の僅差で日本体育大学が勝利ている。試合は早稲田大学が日本体育大学を圧倒し前半は23-6で早稲田がリード、後半は日体大が2Tで反撃するも、さらに差は広がり45-14で早稲田大学が勝利、2年ぶり10回目の優勝。
このシーズンに活躍した4年生は、早稲田/清宮克幸、後藤禎和、大東大/シナリ・ラトゥ、大体大/高橋一彰など。
出場校
関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。
交流戦結果:日体大(対1)46- 9法政大(リ4)
早稲田(対2)42-12関東学(リ3)
慶応大(対3) 6-13大東大(リ2)
明治大(対4)13-13専修大(リ1) *抽選で明治大出場
関東対抗戦
1位日本体育大学/2年連続13回目(c横田典之)
2位早稲田大学/6年連続23回目(c清宮克幸)
4位明治大学/5年連続19回目(c竹ノ内弘典)
関東リーグ戦
2位大東文化大学/4年連続5回目(c平岡正樹)
関西リーグ
1位京都産業大学/5年連続7回目
2位同志社大学/16年連続25回目(c弘津英司)
3位大阪体育大学/2年ぶり6回目(c高橋一彰)
九州リーグ
1位福岡大学/4年連続7回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/24(日)
大阪・花園ラグビー場
大東文化大学19-17同志社大学(前半7-13)
愛知・瑞穂陸上競技場
早稲田大学40-4京都産業大学(前半14-4)
大阪・花園ラグビー場
明治大学10-21大阪体育大学(前半0-9)
準決勝1/2(火)
東京・国立競技場
日本体育大学38-10大東文化大学(前半12-10)
早稲田大学19-12大阪体育大学(前半7-0)
決勝 1/6(土)
東京・国立競技場
日本体育大学14-45早稲田大学(前半6-23)
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