概要
1986年12月27,28日の1回戦4試合から1987年1月10日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。
関東リーグ戦で12年ぶり2回目の優勝を決めた大東文化大学は、選手権1回戦で大阪体育大学に競り勝つと、準決勝では明治大学と対戦。前半に2本のトライとPGで11-3とリードすると、後半はお互い無得点で11-3で勝利、初めての決勝戦へ。
早稲田大学は関東対抗戦では早明戦に1点差で敗れて2位、交流戦、選手権1回戦と危なげなく勝ちすすみ、同志社大学との準決勝は前半は7-6とわずか1点のリード、後半はお互いにトライなくPG1本ずつで10-9で勝利、5年ぶり15回目の決勝進出。
決勝前半は互いにPGで点を取り合ったあと大東文化大学は25分にトライとゴール、前半終了間際には早稲田大学が反撃のトライ、大東文化大学は9-10と1点リードされて前半を終える。後半は、大東文化大学が11分にPGを決めて逆転、早稲田大学はチャンスをつくるもそのまま12-10で大東文化大学の勝利、選手権2回目の出場で初めての優勝を遂げた。
このシーズンに活躍した4年生は、大東大/飯島均、明治大/太田治、高橋善幸など。
出場校
関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。
交流戦結果:明治大(対1)32-16専修大(リ4)
早稲田(対2)16- 4法政大(リ3)
筑波大(対3) 0- 3中央大(リ2)
日体大(対4)12-24大東大(リ1)
関東対抗戦
1位明治大学/2年連続16回目(c高橋善幸)
2位早稲田大学/3年連続20回目(c西谷光宏)
関東リーグ戦
1位大東文化大学/11年ぶり2回目(c島田治)
2位中央大学/14年ぶり5回目
関西リーグ
1位同志社大学/13年連続22回目(c中尾芳門)
2位京都産業大学/2年連続4回目
3位大阪体育大学/2年連続4回目
九州リーグ
1位福岡大学/5年ぶり4回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/27(土),28(日)
明治大学33-21福岡大学
京都産業大学6-34早稲田大学(前半16-6)
準決勝1/4(日)
東京・国立競技場
明治大学3-11大東文化大学
早稲田大学10-9同志社大学(前半7-6)
決勝 1/10(水)
東京・国立競技場
大東文化大学12-10早稲田大学(前半9-10)
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