概要
1982年12月18,19日の1回戦4試合から1983年1月9日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。
関東対抗戦では2敗し3位で選手権出場となった明治大学は、選手権準決勝では対抗戦で6-23と破れた早稲田大学との対戦。前半は先制トライをあげながらも早稲田の2PGで4-6とリードを許すが、後半にトライとゴールで逆転に成功、13-9で勝利、11年連続11回目の決勝進出。
同志社大学は関西リーグで7年連続の全勝優勝。しかし、SO松尾とCTB平尾を怪我で欠く同志社大学は選手権準決勝の慶應義塾大学戦は前半に7-9とリードを許す展開、後半早々に逆転トライをあげるもPGで再逆転される。その後は地力を見せ2トライで逆転し23-12で勝利、2年ぶり3回目の決勝進出を決めた。
決勝は前半早々にNo8河瀬が負傷で退くが、同志社PGのあと互いに1T1Gずつ加える互角の展開。その後、同志社が相手ボールのラインアウトを奪ってトライ、前半を15-6と同志社9点リードで終える。後半はともに決め手なく得点は同志社の1PGのみ、13-9で同志社大学が勝ち、2年ぶり2回目の優勝。
このシーズンに活躍した4年生は、明治大/藤田剛、河瀬泰治、早稲田/本城和彦、吉野俊郎など。
出場校
関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。
交流戦結果:早稲田(対1)36-14大東大(リ4)
慶応大(対2)19- 8法政大(リ3)
明治大(対3)21-14中央大(リ2)
日体大(対4)15-15専修大(リ1) *抽選により日体大に出場権
関東対抗戦
1位早稲田大学/2年連続17回目(c益子俊志)
2位慶應義塾大学/2年連続10回目
3位明治大学/13年連続13回目(c藤田剛)
4位日本体育大学/3年ぶり9回目
関西リーグ
1位同志社大学/9年連続18回目(c阿部慎二)
2位大阪体育大学/2年連続2回目
3位京都産業大学/初出場
九州リーグ
1位福岡工業大学/2年ぶり14回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/18(土),19(日)
大阪・花園ラグビー場
早稲田大学45-16京都産業大学(前半24-6)
明治大学41-22大阪体育大学
準決勝1/3(月)
東京・国立競技場
早稲田大学9-13明治大学(前半6-4)
慶應義塾大学12-23同志社大学(前半9-7)
決勝 1/9(日)
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