概要
1977年12月17,18日の1回戦4試合から1978年1月4日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。
関東対抗戦2位の慶應義塾大学は、選手権1回戦は26-22と同志社大学との激戦を制した。対抗戦で勝利している日体大との準決勝も僅差の戦い、トライ数で上回られながら9-8で勝利し、9年ぶり2回目の決勝進出となった。
明治大学は関東対抗戦では日本体育大学に破れたものの2年ぶり14回目の優勝、国士舘大学との交流戦は32-13、天理大学との選手権1回戦は30-14、専修大学との準決勝では21-6と全て15点差以上で勝ちすすんだ。明治は6年連続6回目の決勝へ。
慶応と明治の決勝は、前半早々に慶応がPGで得点するが、明治はPGを2本失敗、FWで勝負に出る明治と守る慶応の攻防は一進一退で、0-3と明治はリードされて折り返す。後半8分に慶応がPGを決めると18分には明治もPGを決めて明治が3-6と差を詰める、そして迎えた後半33分ついに明治にトライが生まれ7-6と逆転、明治は2年ぶり3度目の優勝を遂げた。
出場校
関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。
交流戦結果:明治大(対1)32-13国士舘(リ4)
慶応大(対2)33-12法政大(リ3)
早稲田(対3) 9-15専修大(リ2)
日体大(対4)23- 4日本大(リ1)
関東対抗戦
1位明治大学/8年連続8回目(c吉野徹)
2位慶應義塾大学/6年連続9回目(c高橋英二)
4位日本体育大学/3年ぶり6回目
関東リーグ戦
2位専修大学/4年ぶり2回目
関西リーグ
1位同志社大学/4年連続13回目
2位天理大学/9年連続11回目(c仲川)
東海リーグ
1位中京大学/3年連続7回目
九州リーグ
1位福岡工業大学/4年連続10回目
ラグビーって、いいもんだね。 2015-2019ラグビーW杯日本大会 (鉄筆文庫)
トーナメント
試合結果
1回戦 12/17(土),18(日)
東京・秩父宮ラグビー場
福岡工業大学11-35専修大学
天理大学14-30明治大学
準決勝1/2(月)
東京・秩父宮ラグビー場
日本体育大学8-9慶應義塾大学
専修大学6-21明治大学
決勝 1/4(水)
東京・国立競技場
慶應義塾大学6-7明治大学(前半3-0)
ラグビーワールドカップ2019 公式レプリカキーリング GB-9016