概要
1971年1月1日の1回戦4試合から1971年1月5日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。
関東対抗戦2位の日本体育大学は、日本大学との交流戦、天理大学との選手権1回戦を無難に勝ち上がる。準決勝では、関東リーグ戦の覇者法政大学との対戦、ロースコアの戦いとなったが17-3と法政に思うような攻撃をさせず、2年連続2回目の決勝進出。
早稲田大学は関東対抗戦2年ぶりの優勝。東洋大との交流戦、中京大学との選手権1回戦は危なげなく勝利、準決勝は対抗戦で32-11と勝っている明治大学との対戦となった。前半から優位に立つ早稲田は前半に4トライを決めて18-3とリード、後半も明治にトライを許すも26-9で勝利、第1回大学選手権から7年連続7回目の決勝へすすんだ。
決勝は、前半の早い時間帯に早稲田が1Tと1PGで6-0とリードして折り返す。後半13分に早稲田がトライとゴールで差を広げるが、日体大が2トライを奪って追い上げて5点差に迫る。しかし、早稲田は後半27分にPGを決めて14-9で勝利。早稲田は2年ぶり4回目の優勝を遂げた。
この年に活躍した4年生は、早稲田/大東和美、日体大/赤間英夫など。
出場校
関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。
交流戦結果:早稲田(対1)35-17東洋大(リ4)
日体大(対2)76-11日本大(リ3)
明治大(対3)23-19中央大(リ2)
慶応大(対4) 0-41法政大(リ1)
関東対抗戦
1位早稲田大学/7年連続7回目(c大東和美)
2位日本体育大学/2年連続4回目(c赤間英夫)
3位明治大学/初出場(c永田重行)
関東リーグ戦
1位法政大学/7年連続7回目
関西リーグ
1位同志社大学/7年連続7回目
2位天理大学/2年連続4回目(c森口)
東海リーグ
1位中京大学/3年ぶり2回目
九州リーグ
1位福岡工業大学/6年連続6回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 1/1(金)
東京・秩父宮ラグビー場
福岡工業大学8-36法政大学
天理大学5-42日本体育大学
同志社大学17-37明治大学
中京大学3-55早稲田大学(前半3-23)
準決勝1/3(日)
東京・秩父宮ラグビー場
法政大学3-17日本体育大学
明治大学9-26早稲田大学(前半3-18)
決勝 1/5(火)
東京・秩父宮ラグビー場
日本体育大学9-14早稲田大学(前半0-6)
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