第4回 全国大学ラグビーフットボール選手権大会(1967-1968)
概要
1968年1月3日の1回戦4試合から1968年1月7日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。このシーズンから関東対抗戦と関東リーグ戦が分裂。
第1回の関東リーグ戦で中央大学との接戦を制した法政大学が全勝優勝。法政は選手権1回戦は関東対抗戦2位の慶應義塾大学に勝利、準決勝では関西リーグ1位の同志社大学を25-14で破り、第1回大学選手権から4年連続4回目の決勝進出となった。
早稲田大学は関東対抗戦で全勝優勝。選手権では、1回戦は関東リーグ戦2位の中央大学と、準決勝は福岡工業大学との対戦となったが、いずれも初出場の相手に危なげなく勝利。第1回大学選手権から4年連続4回目の決勝進出。
大学選手権決勝は4年連続で早稲田と法政の顔合わせ。決勝は前半20分に法政がトライ、33分には50m独走トライで8-0で前半を終える。後半は早稲田が反撃、後半2分にトライのあと19分にPGを決めて8-8の同点。そして迎えた後半37分、法政はラインアウトからSO桂口、CTB島崎、WTB水谷と、のちに日本代表となるBK3人がつないだ決勝トライで11-8と法政が勝利。法政は3年ぶり2回目の優勝。
この年に活躍した4年生は、法政大/桂口力、水谷眞、島崎文治、早稲田/萬谷勝治など。
出場校
関東対抗戦と関東リーグ戦は関東協会から推薦された計4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。
関東対抗戦
1位早稲田大学/4年連続4回目(c猿田武夫)
2位慶應義塾大学/初出場
関東リーグ戦
1位法政大学/4年連続4回目(c清水宏明)
2位中央大学/初出場
関西リーグ
1位同志社大学/4年連続4回目
2位関西大学/2年連続3回目
東海リーグ
1位中京大学/初出場
九州リーグ
1位福岡工業大学/3年連続3回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 1/3(水)
東京・秩父宮ラグビー場
同志社大学39-5中京大学
慶應義塾大学11-43法政大学
福岡工業大学26-9関西大学
中央大学0-30早稲田大学(前半0-16)
準決勝1/5(金)
東京・秩父宮ラグビー場
同志社大学14-25法政大学
福岡工業大学17-49早稲田大学(前半6-29)
決勝 1/7(日)
東京・秩父宮ラグビー場
法政大学11-8早稲田大学(前半8-0)
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