1964年の東京オリンピックのメイン会場にすることを目的としてつくられた陸上競技場兼球技場。以降は改修を繰り返しながら、陸上競技やサッカー、ラグビーなどのスポーツのほか、さまざまなイベントが行われている。
概要
基本情報
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
収容能力:68,000人
アクセス
JR総武線 千駄ヶ谷駅または信濃町駅 徒歩5分
都営大江戸線 国立競技場駅 A2出口 徒歩1分
東京メトロ銀座線 外苑駅前 3番出口 徒歩9分
歴史
1964年の東京オリンピックでのメイン会場とすることを目的としてつくられ、老朽化に伴い2016年12月より全面改修を開始し2019年11月に竣工した。
旧国立競技場
1958年 完成、第3回アジア大会
1964年 東京オリンピック
1993年 Jリーグ開幕戦
2003年 トップリーグ開幕戦
新国立競技場
2020年1月 1日 天皇杯サッカー選手権決勝
2020年1月11日 ラグビー大学選手権決勝
ラグビー場としての国立競技場
大学ラグビーでは、1973年から大学選手権の準決勝と決勝などで利用されている。
インゴールの狭さ
ラグビーの試合を実施する際、インゴールの奥行は約6mと狭い。本来の芝は3mほどまでしかないため、トラックに重ねるように臨時に人工芝を敷く。トラックのある競技場の特徴と言えるが、国立競技場の人工芝はフカフカであるとの情報がある。
インゴールの奥行は6-22mと定められているので、ルールとしては問題ない。しかし、10m以上が望ましいとされている。
歓声の反響
屋根が全方位とも覆われているので、音が反響しやすい。大歓声は選手の力になる一方で、声によるコンタクトが難しくなることも考えられる。