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2020 関東大学リーグ戦 第5節 <直前チェック> … 流経大vs日本大の全勝対決など

概要

関東大学リーグ戦の第5節は、11/14(土)に2試合、11/15(日)に2試合、いずれもセナリオハウスフィールド三郷(セナリオH三郷)で行われる。全て無観客試合となる。

第4節まで、東海大日本大流経大と昨年の上位3チームが4戦全勝となっているが、第5節の「流経大vs日本大」を皮切りにこの3チームの直接対決が続く。

第4節終了時の勝点は次の通り。この勝点は、全試合を消化した場合に与えられるボーナスポイントを含むものを記載している。

20 東海大,日本大,流経大
  8 大東大
  6 法政大
  5 専修大,中央大
  3 関東学院

 

対戦表

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スタメン一覧

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11/14(土) セナリオH三郷

関東学院(3) 13:00 専修大(5)

関東学院は、前節の大東大戦では終盤に3トライを奪って追い上げたが、5点届かず4連敗となった。昨年の上位4チームとの対戦を終えて、1試合平均3トライ以上の13トライと取れている一方で、失トライは34で8チーム中で最多となっている。専修大のほうは、トライ数は8と全チーム中最低、失トライも29と中央大と並んで関東学院に次いで多かった。終盤に突き放される展開が多いことは課題だ。

関東学院のスタメンは、SH大澤成貴を起用し、SHの三輪悠真をSOに、SOの芳崎風太をCTBとした。前節に復帰したHO岡輝剛は引き続きスタメン出場、FWを引っ張ってくれるだろう。また、第3節は前半のみ、第4節は後半のみ出場した191cm100kgのCTB川﨑清純はリザーブに入っており、どこで投入されるかにも注目だ。

専修大のメンバーは第4節までとほぼ同じだが、1年生のSH宮坂航生(中部大春日丘)が初めてメンバー入りしリザーブに名を連ねた。フィジカルの強い相手に苦戦してきたが、過去4戦より今後の3戦のほうが相手は小さく、これまでとは違った戦い方が見られそうだ。

過去の対戦成績

2017 対戦なし
2018 対戦なし
2019 対戦なし

FW平均体重

関東学 101.8kg
専修大   98.9kg

FW高身長選手

関東学 LO矢野裕二郎192cm FL山﨑海187cm LO小濱康崇185cm
専修大 LO久次米航希187cm LO小笠原颯180cm

 

流経大(20) 16:00 日本大(20)

4連勝の流経大は、36トライと全チーム最多。FB河野竣太が7、WTBイノケ・ブルアとCTBヴィリアメ・タカヤワがともに4と多く、昨年の日本大戦でもこの3人で全4トライを奪っている。日本大は開幕戦の相手中央大に残り数分までリードされながら逆転し、ここまで4連勝。トライ数は流経大に比べると23と少ないが、WTB水間夢翔が6トライと奮闘している。昨年はコンバージョンキックの成功は6本中2本のみで差を広げられなかったが、今年はSH前川李蘭が成功率73.3%といいキックを見せている。

流経大は、No8シオネ・リクアタを控えにおき、LOアピサロメ・ボギドラウをスタメンに入れてきた。その他、留学生はスタメンにLOタマ・カペネとCTBヴィリアメ・タカヤワ、リザーブにWTBイノケ・ブルアとなっている。

日本大も留学生5人がメンバー入り。LOテビタ・オトとCTBフレイザー・クワークのほか、シオネ・ハラシリは今季初めてPRで先発となる。サミソニ・アサエリとナサニエル・トゥポウが控える。また、今季リザーブからの出場のみで2トライのWTB斎藤芳徳が初先発となる。

過去の対戦成績

2017 流経大50-  7日本大
2018 流経大29-26日本大
2019 流経大28-34日本大

FW平均体重

流経大  104.1kg
日本大 100.6kg

FW高身長選手

 流経大 LOアピサロメ・ボギドラウ190cm LOタマ・カペネ188cm PR津嘉山廉人187cm
日本大 LO趙誠悠183cm LOテビタ・オト183cm FL佐川奨茉180cm

ラグビーマガジン 2020年 12 月号 [雑誌] 

 

11/15(日) セナリオH三郷

法政大(6) 11:30 中央大(5)

ここまで1勝3敗の法政大だが、昨年の上位4チームと対戦してトライが13、少ないチャンスをものにしてきた。失トライのほうは15と、昨年下位の他チームが30前後であることを考えると失トライの少なさは際立つ。中央大は、開幕戦で日本大に試合終了間際で逆転されたものの、大東大戦では残り10分をきってから10点差を追いつき引き分けた。

法政大は、FWに主力のLO兼森大輔No8大澤蓮がスタメンに復帰し、昨年FLとCTBで数試合ずつ先発したジョーンズ杏人竜はBKの控えとして今季初めてメンバー入りとなる。上位との対戦では隙をつくようなトライを見せたが、昨年下位との対戦となり自分たちの形でトライを重ねられるか。

対する中央大は、昨年スタメン起用されていたFL鈴川琉生とWTB竹ノ内建太が今季初めてメンバー入りしスタメン出場となる。また、前節に続きSO侭田洋翔はメンバー外、スタメンSOには今季初めてメンバー入りの津田貫汰は見せ場をつくってアピールしたい。

過去の対戦成績

2017 法政大47-21中央大
2018 法政大43-10中央大
2019 法政大41-  5中央大

FW平均体重

 法政大 104.4kg
中央大 100.0kg

FW高身長選手

法政大 LO兼森大輔185cm LO竹部力185cm No8大澤蓮180cm
中央大 LO鈴川琉生181cm LO藤牧拓真181cm FL川勝自然180cm

 

大東大(8) 14:30 東海大(20)

大東大は、昨年下位の前半4試合を1勝2敗1分と苦戦。とくにトライ数は13と物足りないが、第3節以降にCTBシオペ・ロロ・タヴォが入ってからはやや攻撃の形ができつつある。一方の東海大は、第3節の法政大にはトライ数で4-3と苦戦したものの、その他は危なげなく勝利し4戦全勝。LOワイサケ・ララトゥブアが6トライ、HO山田生真が4トライと他チームよりもFWでのトライが多くなっている。

大東大は主将SH南昂伸のほか、今季それぞれ3トライをあげているHO酒木凛平とNo8サイモニ・ヴニランギ、第2〜4節で先発したWTB朝倉健裕らがメンバー外となった。代わってNo8にシオシファ・ラベマイ・マウ・トル、WTBにはBKのユーティリティプレイヤー松田武蔵が入る。また、スクラムに定評のある1年生PR藤倉大介(国学院栃木)がデビューする。

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東海大のほうも、ここまでスタメンで活躍していた主将No8吉田大亮、WTBポロメア・カタらがメンバー外。FLアフ・オフィナ、No8ノア・トビオらが初スタメン、SO丸山凛太朗リザーブとして復帰する。望月裕貴の退部のニュースがあったが、BKは特定の選手に偏ることなく全員が2〜3トライをあげている。

過去の対戦成績

2017 大東大12-  5東海大
2018 大東大21-28東海大
2019 大東大18-27東海大

FW平均体重

大東大   99.4kg
東海大 103.1kg 

FW高身長選手

大東大 PR小島燎成183cm LO塩見成悟181cm
東海大 LOワイサケ・ララトゥブア193cm FLアフ・オフィナ185cm No8ノア・トビオ185cm

Number(ナンバー)1013号[雑誌] 

 

関連リンク

関東大学リーグ戦 チーム情報

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