第37回 全国大学ラグビーフットボール選手権大会(2000-2001)
概要
2000年12月16,17日の1回戦8試合に始まり、2001年1月13日の決勝までの16チームによるトーナメント戦全15試合が行われた。
関西で全試合圧勝し前評判の高かった同志社は、準決勝で関東学院大に破れ決勝進出ならず。関東リーグ戦を6勝1敗の2位とした法政大学が、大学選手権準決勝で関東対抗戦1位の慶應義塾大学を15-13と2点差の僅差で破り7年ぶり8回目の決勝進出。関東リーグ戦を全勝で制した関東学院大学は関東リーグ戦2連覇、大学選手権では準決勝で同志社を後半逆転して勝利し4年連続4回目の決勝戦となった。
秋の関東リーグ戦では27-18で関東学院大学が勝利しているが、大学選手権でも関東学院大学が序盤から得点を重ね前半を終えて17-7、後半も関東学院大学が突き放して42-15で関東学院大学の勝利。2年ぶり3回目の優勝となった。
このシーズンに活躍した4年生は、関東学/久冨雄一、法政大/熊谷皇紀、同志社/大西将太郎、慶応大/栗原徹、立命館/木曽一など。
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出場校
関東対抗戦、関東リーグ戦、関西リーグの各上位4校と九州リーグ1位は出場確定。関東対抗戦と関東リーグ戦の各5位が隔年で北海道東北代表と対戦し勝者が出場権を得る。第37回大会は関東対抗戦5位が北海道東北代表と決定戦。関西リーグ5位は東海北陸代表と中国四国代表の勝者との決定戦により出場。
関東対抗戦
1位慶應義塾大学/3年連続18回目(c和田康二)
2位明治大学/16年連続30回目(c桜井崇将)
3位早稲田大学/17年連続34回目(c江原和彦)
4位帝京大学/2年連続8回目(c山本剛)
5位筑波大学/2年ぶり8回目
関東リーグ戦
1位関東学院大学/11年連続11回目(c久冨雄一)
2位法政大学/9年連続18回目(c渡邉庸介)
3位大東文化大学/2年連続13回目(c大塚博之)
4位日本大学/7年連続11回目(c南方誠支)
5位専修大学/4年ぶり9回目(c田山剛之)
関西リーグ
1位同志社大学/27年連続36回目(c大西将太郎)
2位近畿大学/2年連続3回目
3位立命館大学/2年連続4回目(c岩井真二)
4位京都産業大学/16年連続18回目
5位大阪体育大学/12年連続17回目
九州リーグ
1位福岡工業大学/15年ぶり18回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/16(土),17(日)
東京・秩父宮ラグビー場
慶應義塾大学58-12大阪体育大学
立命館大学26-43大東文化大学
大阪・花園ラグビー場
近畿大学26-33帝京大学(前半5-14)
東京・秩父宮ラグビー場
日本大学23-38明治大学(前半13-14)
愛知・瑞穂陸上競技場
早稲田大学62-32京都産業大学(前半38-6)詳細
東京・秩父宮ラグビー場
筑波大学12-39関東学院大学(前半5-5)
2回戦 12/23(土),24(日)
東京・秩父宮ラグビー場
慶應義塾大学78-31大東文化大学(前半36-12)
大阪・花園ラグビー場
帝京大学29-37法政大学(前半8-20)同志社大学46-14明治大学
東京・秩父宮ラグビー場
早稲田大学25-38関東学院大学(前半6-22)詳細
準決勝1/2(火)
東京・国立競技場
慶應義塾大学13-15法政大学(前半6-0)
同志社大学19-33関東学院大学(前半12-8)
決勝 1/13(土)
東京・国立競技場
法政大学15-42関東学院大学(前半7-17)
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