関東大学ラグビー対抗戦グループ ( 関東大学対抗戦 )
概要
関東大学対抗戦の成り立ち
関東大学ラグビー対抗戦グループは、「関東大学対抗戦」と呼ばれる伝統のあるラグビーフットボールリーグで、1928年に第1回の対抗戦が行われた。所属校の増加に伴い実情に合わなくなった面があり、関東大学ラグビーリーグ戦グループと分裂。現在、上位リーグにあたるAグループとBグループに各8校ずつの計16校が所属する。
実施の概要
AB各グループの8校ずつで総当たり戦を行う。順位については、勝敗によって順位を決めて同率ならば同位としてきたが、2020以降は勝ち点制で順位が決定されている。
選手権出場に際しては、直接対決や得失点などで便宜上の序列をつける。秋のリーグ戦後には入替戦として、Aグループ8位とBグループ1位、Aグループ7位とBグループ2位の対戦が行われる。
入替戦
総当たり戦終了後に、Aグループ8位とBグループ1位、Aグループ7位とBグループ2位の組み合わせで入替戦が行われる。
関東大学対抗戦 所属大学
2023年度終了時。2023年度の入替戦では、B1位の日体大が成蹊大に勝利、A7位の青学大が明学大に勝利した。そのため、2024年度は日体大がAに昇格、青学大はAに残留となる。
Aグループ
帝京大学
2018年まで8連覇、2023年は3年連続12回目の優勝。ジャージは赤。
明治大学
2019,2020年と連覇、通算優勝は30回。紫と白のジャージ。
早稲田大学
優勝回数は最多23回。2023年は3位。エンジと黒のジャージ。
筑波大学
2012年に対抗戦優勝。2023年は4位。水色と白のジャージ。
2019年の6位から2020年以降は3位4位4位5位。黒と黄色のジャージ。
立教大学
1923年創部の伝統校。2022年は1970年以来の6位以上。ジャージは濃紺。
青山学院大学
対抗戦最高位は2位。2023年は3年連続の7位。黒と黄色のジャージ。
成蹊大学
2016-2019年はA8位、2022年は入替戦に勝ちA昇格。黒と赤のジャージ。
Bグループ
日本体育大学
2021年に13年ぶりの選手権、2022B降格、2023A昇格。青と紺のジャージ。
2014年の1シーズンをAグループで戦った。
過去の所属大学
法政大学、日本大学、中央大学、専修大学、東洋大学、国士舘大学、防衛大学校
過去の大会結果
第1回の 関東大学対抗戦 は1928年。1942年に前期後期の2回のリーグ戦を実施。1943-1945の3年間は開催中止。
優勝回数
2023年度終了時点の通算優勝回数。( )内は1967年に関東大学ラグビーリーグ戦グループと分裂以降の優勝回数。
早稲田 35回(23回)
明治大 30回(18回)
帝京大 12回(12回)
慶応大 9回( 4回)
日体大 5回( 5回)
法政大 4回( ー )
日本大 2回( ー )
筑波大 1回( 1回)
立教大 1回( ー )
2023年度Aグループの結果
1位 帝京大 7勝0敗 勝点34
2位 明治大 6勝1敗 勝点30
3位 早稲田 5勝2敗 勝点24
4位 筑波大 4勝3敗 勝点20
5位 慶応大 3勝4敗 勝点14
6位 立教大 2勝5敗 勝点10
7位 青学大 1勝6敗 勝点5
8位 日体大 0勝7敗 勝点1
*勝ち4、引分2、負け0、ボーナス点として3トライ差をつける1、7点差以内の負け1
1983-2022年の順位変動
同順位の場合は、直接対決や得失点差による便宜上の順位をもとに作成。
会場
2023年
リーグ戦28試合は次の通り。以下に加えて入替戦の2試合は、熊谷ラグビー場で実施。
岩 手 1試合:ウエスタンデジタルスタジアムきたかみ1
福 島 1試合:ハワイアンズスタジアムいわき1
栃 木 1試合:足利ガスグラウンド1
群 馬 3試合:敷島公園サッカー・ラグビー場2、森エンジニアリング桐生スタジアム1
埼 玉 7試合:熊谷ラグビー場6、セナリオハウスフィールド三郷1
東 京13試合:国立競技場2、秩父宮ラグビー場7、駒沢オリンピック公園陸上競技場2、AGFフィールド2
神奈川 2試合:大和スポーツセンター競技場1、小田原市城山陸上競技場1
2022年
リーグ戦28試合は次の通り。以下に加えて入替戦の2試合は、熊谷ラグビー場で実施。
北海道 1試合:月寒ラグビー場1
群 馬 3試合:敷島公園サッカー・ラグビー場2、太田市運動公園陸上競技場1
埼 玉 8試合:熊谷ラグビー場6、熊谷ラグビー場B2
東 京11試合:国立競技場1、秩父宮ラグビー場4、江戸川陸上競技場4、駒沢オリンピック公園陸上競技場2
神奈川 4試合:大和スポーツセンター競技場1、秋葉台公園球技場2、小田原市城山陸上競技場1
新 潟 1試合:新潟市陸上競技場1
2021年
リーグ戦28試合は次の通り。以下に加えて入替戦の2試合は、熊谷ラグビー場で実施。
群 馬 2試合:敷島公園サッカー・ラグビー場2
栃 木 1試合:足利陸上競技場1
埼 玉 4試合:熊谷ラグビー場2、セナリオハウスフィールド三郷2
東 京16試合:秩父宮ラグビー場5、上柚木公園陸上競技場2、江戸川陸上競技場4、駒沢オリンピック公園陸上競技場2、明治大学八幡山1、帝京大学百草2
神奈川 5試合:大和スポーツセンター競技場1、秋葉台公園球技場1、慶應義塾大学日吉1、日本体育大学健志台1、青山学院大学淵野辺1
2020年
予定されていた28試合は次の通り、中止となった1試合も含む。入替戦は実施されなかった。
埼 玉 5試合:熊谷ラグビー場4、熊谷ラグビー場B1
東 京19試合:秩父宮ラグビー場9、上柚木公園陸上競技場2、AGFフィールド2、早稲田大学上井草1、明治大学八幡山2、帝京大学百草3
神奈川 4試合:大和スポーツセンター競技場1、慶應義塾大学日吉2、青山学院大学淵野辺1
2019年
2019年に行われたリーグ戦28試合は次の通り。以下に加えて入替戦の2試合は、熊谷ラグビー場で実施。
長 野 4試合:菅平サニアパーク4
栃 木 1試合:足利陸上競技場1
群 馬 2試合:敷島公園サッカー・ラグビー場2
茨 城 2試合:たつのこフィールド1、ケーズデンキスタジアム水戸1
埼 玉 2試合:熊谷ラグビー場B2
東 京15試合:秩父宮ラグビー場6、駒沢オリンピック公園陸上競技場2、上柚木公園陸上競技場2、江戸川区陸上競技場2、早稲田大学上井草1、明治大学八幡山1、帝京大学百草1
神奈川 2試合:大和スポーツセンター競技場1、秋葉台公園球技場1
リンク