第17回 全国大学ラグビーフットボール選手権大会(1980-1981)
概要
1980年12月21日の1回戦4試合から1981年1月3日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。
関西リーグでは全勝で5年連続30回目の優勝を飾った同志社大学。選手権では1回戦の専修大学に危なげなく勝利、準決勝の法政大学戦では16-10と僅差の勝利で、2年連続2回目の決勝進出となった。
関東対抗戦2位の明治大学は交流戦では大東大と圧倒し選手権出場。選手権では天理大学との1回戦は危なげなく勝つと、準決勝は対抗戦で破れている慶應義塾大学との対戦となったが、18-9で勝利し、9年連続9回目の決勝へ。
決勝はお互い決めてなく両チームを通じての初得点は前半37分、同志社が再プレーからトライ、4-0と同志社リードで前半を終える。後半は互いにPGを決めたあと、同志社が飛ばしパスからのトライ、同志社は明治をノートライに抑えて11-6で勝利、初優勝を遂げた。
このシーズンに活躍した4年生は、同志社/萩本光威、明治大/砂村光信など。
出場校
関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。
交流戦結果:慶応大(対1)33- 0国士舘(リ4)
明治大(対2)53- 7大東大(リ3)
早稲田(対3) 9-40専修大(リ2)
日体大(対4) 3-23法政大(リ1)
関東対抗戦
1位慶應義塾大学/2年ぶり11回目(c松木弘志)
2位明治大学/11年連続11回目(c瀬下和夫)
関東リーグ戦
1位法政大学/9年ぶり9回目
2位専修大学/3年ぶり3回目
関西リーグ
1位同志社大学/7年連続16回目(c横本吉史)
2位天理大学/12年連続14回目(c木下)
東海リーグ
1位中京大学/6年連続10回目
九州リーグ
1位福岡工業大学/7年連続13回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/21(日)
準決勝1/1(木)
東京・秩父宮ラグビー場
同志社大学16-10法政大学
明治大学18-9慶應義塾大学
決勝 1/3(土)
東京・国立競技場
同志社大学11-6明治大学(前半4-0)
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