第55回 全国大学ラグビーフットボール選手権大会(2018-2019)
概要
2018年11月24日に1回戦が始まり、2019年1月12日の決勝戦まで、13試合が行われた。
決勝は「明治大vs天理大」
明治大は、関東大学対抗戦では早稲田に27-31、慶応大に24-28と2敗して4位。大学選手権では、準々決勝の東海大戦は終了間際にPGを決めて18-15、準決勝の早稲田には前半終了間際に逆転してからは常にリードを保ち31-27と僅差の試合をものにした。2年連続23回目の決勝進出。
一方の天理大は関西大学リーグを全勝で3連覇。大学選手権では、準々決勝で大東大に30-17で勝利すると、準決勝では9連覇中の帝京大に後半開始すぐにトライを奪われて5点差に迫られるも、以降は突き放し29-7と完勝、7年ぶり2回目の決勝へと駒をすすめた。
決勝戦
決勝では初めての顔合わせ。明治大は、試合開始直後に天理大の主将HO島根一磨のトライで先制されるも、2トライを返して12-5とリードして前半を終える。後半に入っても明治大の勢いは続き、1T1G1PGを加えて22-5とリードを広げる。終盤に、天理大に2Tを奪われて5点差まで迫られながら22-17と勝利。明治大が22年ぶり13回目の優勝を遂げた。
注目校:慶應義塾大学
関東大学対抗戦3位の慶応大は、慶應義塾高校が花園に出場した世代が4年生となる勝負の年。その花園出場メンバーがスタメン7人、リザーブ5人が名を連ね、主将のSO古田京を中心にチームが一体となったプレーで頂点を目指せる力をつけてきた。
早慶戦では早稲田が21-14で勝っており、大学選手権では準々決勝での対戦となった。慶応大は先制トライを奪われるも、すぐに取り返し7-5とリード。前半終了間際に早稲田のCTB中野将伍とSO岸岡智樹のアタックからトライを許す。7-12と5点のビハインドで折り返した。
後半は慶応大の時間、後半15分にNo8山中侃、24分にSO古田京と中心選手のトライで勢いづく。19-15と4点リードで迎えたラストプレー、自陣スクラムでコラプシングをとられた慶応大は早稲田のアタックを必死のディフェンスで凌ぐ。息詰まる攻防は、思い切って右サイドいっぱいに展開した早稲田が右隅にトライ、ついに慶応大の頂点への歩みが止まってしまう。
出場校
関東大学対抗戦、関東大学リーグ戦、関西大学リーグの各3枠に加え、前年決勝進出チームの所属リーグにプラス1枠が与えられる。前年は帝京大と明治大の決勝となったため、関東大学対抗戦にプラス2枠で計5枠。(cは主将)
関東大学対抗戦
1位帝京大学/20年連続26回目(c秋山大地)
2位早稲田大学/35年連続52回目(c佐藤真吾)
3位慶應義塾大学/21年連続36回目(c古田京)
4位明治大学/10年連続47回目(c福田健太)
5位筑波大学/3年ぶり21回目(c大西訓平)
関東大学リーグ戦
1位東海大学/14年連続16回目(cアタアタ・モエアキオラ)
2位大東文化大学/6年連続26回目(c平田快笙)
3位流通経済大学/11年連続19回目(c山川遼人)
関西大学リーグ
1位天理大学/5年連続27回目(c島根一磨)
2位立命館大学/2年連続19回目(c古川聖人)
3位京都産業大学/6年連続32回目(c上田克希)
東北・北海道代表
北海道大学/初出場(c伊藤智将)
東海・北陸・中国・四国代表
朝日大学/7年連続7回目(c竹崎僚太)
九州学生リーグ
1位福岡工業大学/2年ぶり26回目(c佐竹克基)
トーナメント
試合結果
1回戦 11/24(土)
福岡・ミクニ北九州
2回戦 12/1(土)
愛知・パロマ瑞穂ラグビー場
3回戦 12/16(日)
大阪・キンチョウスタジアム
慶應義塾大学43-25京都産業大学(前半21-12)詳細
立命館大学19-50明治大学(前半0-36)詳細
埼玉・熊谷ラグビー場
流通経済大学63-26福岡工業大学(前半36-5)詳細
大東文化大学31-7筑波大学(前半17-7)詳細
準々決勝 12/22(土)
東京・秩父宮ラグビー場
慶應義塾大学19-20早稲田大学(前半7-12)詳細
帝京大学45-0流通経済大学(前半12-0)詳細
大阪・キンチョウスタジアム
東海大学15-18明治大学(前半3-12)詳細
大東文化大学17-30天理大学(前半7-22)詳細
準決勝1/2(水)
東京・秩父宮ラグビー場
明治大学31-27早稲田大学(前半17-13)詳細
帝京大学7-29天理大学(前半0-12)詳細
決勝 1/12(土)
東京・秩父宮ラグビー場
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