概要
1987年12月27日の1回戦4試合から1988年1月10日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。
関西リーグ2位の同志社大学は、選手権1回戦は筑波大学に勝利。準決勝では大東文化大学に前半3-7とリードされる展開、後半早々にNo8ラトゥが負傷退場、その後FB細川の逆転トライなどで18-13と僅差での勝利、3年ぶり6回目の決勝へと駒をすすめた。
早稲田大学は関東対抗戦では、薫田真広、梶原宏之を擁する筑波大、さらには伝説の雪の早明戦を制して全勝で5年ぶりの優勝。交流戦、選手権1回戦、準決勝と危なげなく勝ちすすみ、2年連続16回目の決勝進出。
決勝前半は早稲田大学が2Tを決めて13-3で10点のリード、後半11分に同志社大学が左隅にトライ、26分にはFB細川が40m近いPGを決めて10-13と同志社大学が3点差に迫る。その後も攻め込む同志社大学だが、試合終了間際に早稲田大学WTB桑島がこの日3本目のトライで勝負を決め、早稲田大学が19-10で勝利、11年ぶり9回目の優勝を決めた。
このシーズンに活躍した4年生は、同志社/宮本勝文、小松節夫など。
出場校
関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。
交流戦結果:早稲田(対1)40- 6専修大(リ4)
筑波大(対2)26- 4関東学(リ3)
明治大(対3)27-14法政大(リ2)
日体大(対4)16-30大東大(リ1)
関東対抗戦
1位早稲田大学/4年連続21回目(c永田隆憲)
2位筑波大学/8年ぶり2回目
3位明治大学/3年連続17回目(c大西一平)
関西リーグ
1位大阪体育大学/3年連続5回目
2位同志社大学/14年連続23回目(c村上博樹)
3位京都産業大学/3年連続5回目
九州リーグ
1位福岡大学/2年連続5回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/27(日)
大阪・花園ラグビー場
筑波大学11-29同志社大学(前半3-12)
愛知・瑞穂陸上競技場
早稲田大学29-4京都産業大学(前半10-0)
大阪・花園ラグビー場
明治大学0-10大阪体育大学(前半0-0)
準決勝1/2(土)
東京・国立競技場
大東文化大学13-18同志社大学(前半7-3)
早稲田大学31-3大阪体育大学(前半16-3)
決勝 1/10(日)
東京・国立競技場
同志社大学10-19早稲田大学(前半3-13)
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