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第25回 全国大学ラグビーフットボール選手権大会(1988-1989)

概要

1988年12月24,25日の1回戦4試合から1989年1月10日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。

関東対抗戦を制した明治大学交流戦、選手権1回戦と無難に勝ち上がったものの、日本体育大学戦との準決勝では前半6-10とリードを許す。しかし、後半の早い時間帯にBKのカットインからのトライで逆転すると、後半だけで4トライをあげて28-16で勝利、3年ぶり13回目の決勝へ。

大東文化大学は関東リーグ戦を3年連続全勝優勝。京都産業大学との選手権1回戦では、前半を10-6と僅かにリードするも後半にトライを奪われ10-12と逆転される。大東文化大学は後半28分の逆転トライとPGで17-12で勝利、2年ぶり2回目の決勝進出となった。

決勝前半は両者互角の7-7で折り返すと、後半開始すぐに明治大学がPGで3点リード。直後に大東文化大学はハイパントのこぼれ球をラトゥが拾い走り抜けてトライ、ゴールも決まって13-10と逆転。後半32分に明治大学のFB高岩が40mのPGを決めて13-13の同点となり両校優勝、明治大学は3年ぶり7回目の優勝、大東文化大学は2年ぶり2回目の優勝となった。なお、トライ数で上回った大東文化大学が日本選手権に出場した。

このシーズンに活躍した4年生は、同志社/中尾晃、細川隆弘、京産大/田倉政憲など。

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出場校

関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。

交流戦結果:明治大(対1)46-  4関東学(リ4)
      日体大(対2)41-  0国士舘(リ3)
      早稲田(対3)27-15専修大(リ2)
      筑波大(対4)12-16大東大(リ1)

関東対抗戦
1位明治大学/4年連続18回目(c安東文明)
2位日本体育大学/3年ぶり12回目(c吉田浩二)
3位早稲田大学/5年連続22回目(c清田真央)

関東リーグ戦
1位大東文化大学/3年連続4回目(c日下唯志)

関西リーグ
1位同志社大学/15年連続24回目(c中尾晃)
2位大阪商業大学/初出場
3位京都産業大学/4年連続6回目(c西大典)

九州リーグ
1位福岡大学/3年連続6回目

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トーナメント

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第25回 大学選手権

試合結果

1回戦 12/24(日)

明治大学49-6福岡大学

日本体育大学34-0大阪商業大学

大東文化大学17-12京都産業大学(前半10-6)

早稲田大学17-23同志社大学(前半10-3)

準決勝1/2(火)

東京・国立競技場
明治大学28-16日本体育大学(前半6-10)
大東文化大学46-12同志社大学(前半16-6)

決勝 1/6(土)

東京・国立競技場
明治大学13-13大東文化大学(前半7-7)

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