大学ラグビー.com

データで見る大学ラグビーなど。大学ラグビー.com(http://daigakurugby.nobody.jp)でデータ掲載中。

2021 春シーズンまとめと展望 … 関西大学ラグビーAリーグ 天理 同志社 京産大 が軸か

2021年7月4日に「関西大学春季トーナメント2021」が終了。各チームの春シーズンの状況から、これまでの力関係や秋への展望をまとめた。

ラグビーマガジン 2021年 08 月号 [雑誌]

 

優勝争い

秋リーグ5連覇中の天理大学、春季大会で天理大学を破った同志社大学、さらに、この両チームに対し接戦の末に破れた京都産業大学が軸になると考えられる。また、今季評判の高い近畿大学が台風の目になりそうだ。 

天理大学

昨年の日本一の主力は9人が卒業、さらにけが人もあり序盤は苦戦が続いた。徐々にけが人は戻りつつあるが、若い力を育てながらの春シーズンとなった。春に出場のなかったLOアシペリ・モアラ(4年,トンガカレッジ)、FL服部航大(4年,天理)らが戻るほか、全体の底上げができれば、秋の6連覇も十分に考えられる。大学選手権制覇や関西連覇の経験は大きい。

春シーズンの戦績

天理大学の春シーズンは4勝2敗。

5/23 26-19京産大
5/30 27-22近畿大 … 関西春季2回戦 

5月の2試合は僅差での勝利となった。なお、昨年日本一時のスタメンは、京産大戦はNo8山村勝悟(3年,天理)のみ、近畿大戦は誰もいない中での戦いとなった。

6/13 55-12関学大 … 関西春季準決勝
6/20 21-26明治大 … 招待試合

6月の2試合は、No8山村勝悟のほか、FLジョネ・ケレビ(4年,ナタプア)やWTBマナセ・ハビリ(2年,高知中央)が復帰。明治大には、21-21の同点から終了間際に決勝トライを許したものだった。

6/27 35-20筑波大 … 定期戦
7/  4 19-35同志社 … 関西春季決勝 

筑波大戦から主将HO佐藤康(4年,天理)と副将FB江本洸志(4年,日本航空石川)がスタメンに復帰。同志社に破れ関西のチームに6年ぶりの敗戦、点差は16だが、トライ数は天理大2に対して同志社は3と1つの差であった。

春シーズンのメンバー一覧

 

同志社大学

関西春季大会決勝では2015年以来の天理大戦勝利となった同志社大学、もともと評価の高かったBK陣に加え、FWのほうも平均体重は96kg前後と軽量ながら出足の早い動きでまとまりもよく勝ち上がった。「ひたむきに動き続ける意識」と「軽量でも戦える自信」は、昨年の4年生から受け継いだもの、秋リーグの優勝も十分に狙える。ただ、今季も関東の強豪との定期戦が流れ、夏合宿の実施も不透明、今後いかに強化していくかが注目される。

春シーズンの戦績

同志社大学の春シーズンは、全て関西のチームとの対戦となり4戦全勝。

5/23 70-19関西大 … 関西春季2回戦

4月に関西セブンズで優勝した同志社は、5月の関西大戦にも快勝。WTB和田悠一郎(4年,東海大仰星)不在も、WTB稲吉渓太(4年,東福岡)やWTB芦塚仁(2年,大阪桐蔭)らが躍動した。

6/20 21-20京産大 … 関西春季準決勝

6月後半は京産大近畿大とFWに自信をもつチームとの対戦となった。京産大戦は1点差勝利となったが許したトライは2本のみ、終盤のFB山口楓斗(4年,東海大福岡)のトライとゴールも決まって逆転勝ち。No8木原音弥(4年,東福岡)、WTB和田悠一郎らがスタメン復帰。

6/27 45-28近畿大

近畿大戦は先手を取っては追いつかれる展開も、突き放しての勝利。PR山本敦輝(2年,常翔学園)、SO西村海音(3年,同志社)、FB山口楓斗らが外れ、スタメンSOに嘉納一千(2年,大阪桐蔭)、FBには笠原浩史(3年,同志社)ら。

7/  4 35-19天理大 … 関西春季決勝

天理大戦は、FLに小島雅登(3年,東福岡)、奥平都太郎(1年,東海大仰星)を抜擢、SO嘉納一千、CTB西村海音という布陣となった。 また、初めてNo8に入った梁本旺義(3年,常翔学園)は何度も力強い突進を見せた。

春シーズンのメンバー一覧

 

京都産業大学

昨年の主力が多く残る京都産業大学、実戦を多く経験できない状況下では、とくにFW第一列の主将PR平野叶翔(4年,西陵)らがそのまま残っているのは心強い。FWでのプレッシャーからトライにつなげる得意の形はつくれており、天理大、同志社と互角に渡り合った。ただ、2戦とも後半20分頃のトライでリードしたあとの逆転負け、春に出場のなかった135kgのヴェア・タモエフォラウ(2年,札幌山の手)を加えて、秋にリベンジなるか。

春シーズンの戦績

春の試合は、天理大と同志社に僅差で敗れて、4勝2敗となった。

4/17 61-  0朝日大
5/23 19-26天理大 

4月の朝日大戦は、ほぼベストメンバーで無難に勝利。5月の天理大戦はリードしては追いつかれる展開、終盤にトライを奪われて惜しくも敗戦。

6/  6 50-22摂南大 … 関西春季2回戦
6/20 20-21同志社 … 関西春季準決勝

6月の摂南大戦は前半に6Tで38-0とリードも、後半に選手を入替えたあとは4Tを奪われて後半のスコアは12-22。同志社戦は後半21分のトライで逆転するも、終盤逆転され一歩及ばず。

7/  4 90-  5関学大 … 関西春季3位決定戦
7/11 69-17関西大

7月の2試合は完勝。若いメンバーが多い関学大に対しては、一つ一つのあたりが相手を上回った。関西大戦では前半にBKで5つのトライを奪うなど、FWにこだわらない攻撃も見せた。

春シーズンのメンバー一覧

 

近畿大学 

天理大、同志社と接戦を演じた近畿大学は、FWではPR紙森陽太(4年,大阪桐蔭)、BKは主将CTB福山竜斗(4年,天理)を中心に昨年の上位チームに迫る実力をもつ。また、この春のFW平均体重は104kg前後と関西一で、全国でも東海大帝京大に次ぐ重さ。実戦経験を積みながら完成度を高めつつ、190cmのLO山本秀(4年,京都成章)、FL宮本学武(4年,近大附属)ら経験のある選手が戻ってくるようだと面白い。

春シーズンの戦績 

春シーズンは、天理大と同志社に敗れて3勝2敗。

5/15 87-  0朝日大 … 関西春季1回戦
5/30 22-27天理大 … 関西春季2回戦

5月は、朝日大戦は序盤から圧倒し完勝。天理大戦は後半3トライで逆転するも、終盤にトライを奪われ逆転負け。メンバーが揃わないとはいえ王者を追い詰めた試合となった。

6/13 64-10大体大 … 関西春季敗者3回戦
6/27 28-45同志社

6月の大体大戦は序盤はエンジンがかからなかったものの、10トライを奪っての勝利。同志社戦は、後半に一時リードを奪うも逆転負けとなった。

7/  3 66-26摂南大 … 関西春季5位決定戦

7月の摂南大戦は、序盤からトライを重ねて危なげなく勝利。後半にメンバーが大幅に入れ替わってからもトライを取り切り10トライを奪った。

 

大学選手権出場権争い

大学選手権は昨年までと同じ内容であれば、関西からは3チームまたは4チームの出場が予想される。本来ならば昨年の天理大学の優勝で4チームとなるところだが、コロナ禍にあってどのように扱われるかは不透明。上記の優勝争いにあげた4チームを追う筆頭は、昨年の関西Aリーグ4位の関西学院大学か。

 

関西学院大学

関西大学春季トーナメントでは、3位決定戦で京産大に大敗。FWは昨年の主力のうち第一列の3人を含む5人が卒業、BKでは昨年全試合にスタメン出場したCTB徳岡虎太郎(4年,関西学院)、CTB塩谷大稀(4年,京都成章)らを欠く苦しい状況となっている。けが人の復帰と全体の底上げがあれば、十分に上位に食い込む力はある。

春シーズンの戦績

6/  6 64-5大体大 … 関西春季2回戦
6/13 12-55天理大 … 関西春季準決勝
6/27 61-26関西大

7/  4   5-90京産大 … 関西春季3位決定戦

 

立命館大学

始動が遅れた立命館大学は、関西大学春季トーナメントの初戦を棄権するなど最終的には9位となった。BKは主将CTB木田晴斗(4年,関西大倉)が戦列を離れるも経験のある選手が多かったが、FWは卒業とけがで春シーズンに昨年の主力は誰もいなかった。大学選手権を狙うには、FWのレベルアップが欠かせない。

春シーズンの戦績

6/12 26-33摂南大 … 滋賀ラグビー
6/27 20-17龍谷 … 関西春季9位決定戦

 

摂南大学

摂南大学は、近畿大に敗れて関西大学春季トーナメント6位。春はNo8ヴィリアミ・アホフォノ(3年,トンガカレッジ)やCTBヴィリアミ・ツイドラキ(4年,ラトゥナブラ)を中心に戦った。さらにCTBテビタ・タイ(4年,トゥポウカレッジ)ら留学生が揃ってくると、ツイドラキの動きに幅が出てトライが増えそうだ。

春シーズンの戦績

5/15 50-21龍谷 … 関西春季1回戦

6/  6 22-50京産大 … 関西春季2回戦
6/12 33-26立命館 … 滋賀ラグビー
6/20 45-19関西大 … 関西春季敗者3回戦

7/  3 26-66近畿大 … 関西春季5位決定戦

 

関西大学

大体大に勝利し、関西大学春季トーナメントを7位で終えた関西大学。なかなかメンバーも揃わないが、春に結果を出している同志社京産大からも3トライを奪った。FWの頑張りに加えて、SO高桑基生(4年,常翔学園)にボールが渡るとトライが生まれるのではないかという期待感がある。

春シーズンの戦績

5/23 19-70同志社 … 関西春季2回戦

6/20 19-45摂南大 … 関西春季敗者3回戦
6/27 26-61関学大

7/  3 35-14大体大 … 関西春季7位決定戦
7/11 17-69京産大

 

関連リンク  

 

 

ラグビー日本代表 フランス2023へ:B・Bムック (B・B MOOK 1533) 

 

大学ラグビー.com

 

f:id:daigakurugby:20210708152414p:plain

卒業生の進路 / 大学ラグビー2020年度卒

更新

7/14 近鉄
6/9 釜石
5/5 ヤクルト,セコム,明治安田生命,秋田NB,中部電力
4/14 マツダ
4/9 サニックス
4/1 ヤマハ,九州電力,中国電力,栗田工業,コカ・コーラ
3/31 豊田自動織機,釜石
3/18 NTTコミュニケーションズ
3/12 トヨタ
3/3 三菱重工相模原
3/1 サントリー

2/24 NEC
2/18 神戸製鋼
2/11 日野
2/8 キャノン,ホンダ
2/1 リコー,近鉄,東芝,清水建設,NTTドコモ,クボタ,パナソニック

卒業生の進路

トップリーグ所属チームなどからの発表された情報。ポジション、身長、体重は、発表をもとにしたものを優先。

ラグビーマガジン 2021年 07 月号 [雑誌] 

 

関東大学対抗戦Aグループ

明治大学

遠藤孝一 PR 182cm 110kg → ヤクルト
辻 龍哉 PR 183cm 102kg → 中部電力
三好優作 HO 174cm 102kg → キャノン
片倉康瑛 LO 189cm 99kg → サントリー
箸本龍雅 LO,FL,No8 188cm 106kg → サントリー
繁松哲太 FL 178cm 94kg → NTTドコモ
高橋広大 FL 184cm 100kg → 清水建設
山本龍亮 FL,No8 180cm 98kg → セコム

梅川太我 SH 164cm 69kg → マツダ
山沢京平 SO,FB 176cm 85kg → パナソニック
森勇 登 SO,CTB 174cm 82kg → 東芝
忽那鐘太 SO 177cm 85kg → セコム
小幡将己 CTB 181cm 91kg → NEC
斎藤大朗 CTB,WTB 181cm 90kg → 豊田自動織機
石川貴大 WTB,CTB 180cm 90kg → NTTドコモ
小島 昂 WTB 185cm 90kg → 日野
久保清悟 WTB 174cm 83kg → マツダ
猿田 湧 FB 184cm 88kg → キャノン
松下忠樹 チームスタッフ → クボタ

早稲田大学

久保 優 PR 178cm 110kg → NEC
土田彬洋 PR 180cm 113kg → セコム
下川甲嗣 LO,FL 187cm 106kg → サントリー

古賀由教 WTB 175cm 83kg → リコー

慶應義塾大学

大山翔平 PR 186cm 115kg → ホンダヒート

金堂眞弥 FB 180cm 92kg → 九州電力

帝京大学

清水 岳 PR 174cm 108kg → トヨタ
近藤芽吹 PR 176cm 105kg → 中部電力
李 承爀 HO 179cm 110kg → ホンダヒート
上片風馬 HO 176cm 100kg → ヤクルト
久保克斗 LO 192cm 108kg → キャノン
オトジョシュア輝恵 LO 191cm 113kg → クボタ
野田 響 LO 187cm 110kg → コカ・コーラ
松本健留 FL 176cm 96kg → NTTコミュニケーションズ
金 隆生 FL 180cm 96kg → 豊田自動織機
安田 司 FL,No8 180cm 104kg → NTTドコモ
山口莉輝 FL,CTB 180cm 82kg → 中国電力

土永 雷 SH 170cm 72kg → サニックス
北村将大 SO 172cm 87kg → トヨタ
龍野光太朗 SO,FB 168cm 80kg → マツダ
尾崎泰雅 UTB 182cm 92kg → サントリー
木村朋也 WTB 174cm 77kg → 近鉄
薬師寺晃 WTB 174cm 85kg → キャノン
神座立樹 WTB,FB 178cm 76kg → セコム
ニコラス・マクカラン CTB 188cm 93kg → 東芝
岡村晃司 CTB 171cm 85kg → 近鉄
奥村 翔 FB 180cm 87kg → ヤマハ

筑波大学

安里大吾 PR,HO 173cm 100kg → 九州電力

山田雅也 SO 170cm 82kg → 清水建設
岡﨑航大 SO 171cm 82kg → ヤマハ
仁熊秀斗 WTB,FB 172cm 83kg → サントリー
山本悠翔 WTB,FB 184cm 95kg → ホンダヒート

日本体育大学

玉木将也 LO,FL 188cm 100kg → クボタ

本堂杏虎 SH 173cm 82kg → パナソニック
髙木陽太 SO 174cm 81kg → 明治安田生命
沢村 舜 WTB,FB 172cm 80kg → ヤクルト

立教大学

 

青山学院大学

 

Number(ナンバー)1020号[雑誌]日本ラグビー 主将に学べ 

 

関東大学リーグ戦1部リーグ

東海大学

小野広大 PR 180cm 112kg → 日野
山田生真 HO 177cm 98kg → 神戸製鋼
横井 隼 FL 183cm 101kg → サニックス
吉田大亮 No8 186cm 101kg → キャノン

中村友哉 SH 162cm 68kg → 近鉄
杉浦拓実 CTB 176cm 90kg → 三菱重工相模原
杉山祐太 WTB,FB 185cm 91kg → 栗田工業

流通経済大学

津嘉山廉人 PR 185cm 105kg → キャノン
松田一真 HO 172cm 98kg → 近鉄 
李 昇基 LO,FL,No8 180cm 90kg → 秋田NB
坂本侑翼 FL 176cm 95kg → 三菱重工相模原

橋本芳史 SH 160cm 70kg → 秋田NB
西村慶太 SO,CTB 173cm 83kg → 秋田NB
ヴィリアメ・タカヤワ CTB 184cm 100kg → キャノン
清水豪将 WTB 170cm 75kg → 秋田NB

日本大学

藤村琉士 HO 174cm 102kg → NTTコミュニケーションズ
アサエリ・サミソニ HO 181cm 115kg → 東芝
長谷銀次郎 FL 179cm 96kg → 清水建設

村上陽平 SH 168cm 74kg → 釜石

法政大学

菊田圭佑 PR 173cm 113kg → NEC
濱野隼也 HO 182cm 108kg → 日野
山下憲太 HO 176cm 105kg → ヤマハ

根塚洸雅 WTB,CTB,FB 173cm 82kg → クボタ
斉藤大智 WTB,FB 173cm 80kg → ヤクルト

中央大学

侭田洋翔 SO 175cm 87kg → クボタ
青山 真 SO,CTB 172cm 83kg → 明治安田生命

大東文化大学

呉山聖道 LO 180cm 95kg → 中国電力

南 昂伸 SH 166cm 71kg → リコー
溝渕篤司 SH 167cm 70kg → 中国電力
シオペ・ロロ・タヴォ CTB 190cm 105kg → 中国電力
佐藤 心 WTB 165cm 72kg → 秋田NB
鈴木 匠 FB 184cm 90kg → 豊田自動織機

関東学院大学

長田将大 PR 180cm 115kg → 釜石
岡 輝剛 PR,HO 180cm 106kg → 九州電力

福士萌起 WTB 184cm 100kg → 日野 

専修大学

栗山 塁 PR 176cm 113kg → 栗田工業 

夏井大輔 CTB 173cm 85kg → 秋田NB

お名前.com  

 

関西大学ラグビーAリーグ

天理大学

谷口祐一郎 PR 180cm 106kg → リコー
小鍛冶悠太 PR 176cm 109kg → 東芝
伊藤 健太 HO 169cm 107kg → セコム
松岡 大和 FL,No8 177cm 95kg → NTTドコモ

藤原  忍 SH 171cm 76kg → クボタ
臼井礼二郎 SH 168cm 65kg → 清水建設
松永 拓朗 SO 172cm 82kg → 東芝
シオサイア・フィフィタ WTB,CTB 187cm 105kg → 近鉄
市川 敬太 CTB 173cm 85kg → 中部電力

同志社大学

文 裕徹 PR 180cm 107kg → 近鉄
ファイアラガ望サムエル PR 175cm 125kg → サニックス
真山文一 PR 180cm 105kg → 中部電力
六車高寧 PR 170cm 104kg → 中部電力
中尾泰星 FL 170cm 90kg → 栗田工業
大熊陽介 FL 180cm 92kg → セコム

人羅奎太郎 SH 164cm 70kg → 近鉄

京都産業大学

田中利輝 HO 178cm 95kg → 清水建設

関西学院大学

小寺晴大 PR 183cm 125kg → 豊田自動織機 

立命館大学

島田久満 HO 173cm 103kg → NTTドコモ
田中雄太郎 LO,No8 186cm 105kg → マツダ
庄司拓馬 FL 182cm 100kg → ヤマハ
田邊憶音 FL 174cm 91kg → 明治安田生命

松本涼志 SH 162cm 75kg → ヤクルト

摂南大学

郭 玟慶 PR 180cm 120kg → ヤマハ
高城勝一 LO 196cm 101kg → 東芝

関西大学

 

近畿大学

 

ラグビートップリーグ カラー名鑑2021【ポケット判】 (B.B.MOOK1514) 

 

その他

八戸学院大学

仲澤 巽 HO 163cm 90kg → 秋田NB
野田頭千博 FL 174cm 91kg → 秋田NB

佐藤達哉 SH,SO 166cm 80kg → 秋田NB

成城大学

隠崎大海 SO,CTB,FB 176cm 65kg → 明治安田生命

東洋大学

深澤翔祐 PR 175cm 110kg → NTTドコモ

高橋太一 SH 163cm 70kg → 三菱重工相模原

白鴎大学

カヴァイア・タギヴェタウア FL 190cm 104kg → NEC

山梨学院大学

延山敏和 HO 174cm 100kg → トヨタ
モセセ・ソキベタ LO,CTB 191cm 114kg → 秋田NB

小林広気 SO 182cm 92kg → 秋田NB

國學院大學

猿田大成 PR 183cm 110kg → 秋田NB

創価大学

児玉貴広 FL 170cm 80kg → 明治安田生命

朝日大学

宮田賢斗 PR 170cm 93kg → 中国電力

名古屋学院大学

牧山巧樹 SH 175cm 82kg → NTTドコモ

中部大学

野々山紘旨 FB 169cm 85kg → 中部電力

帝塚山大学

西ヶ谷達哉 FL 164cm 83kg → 秋田NB

鹿児島大学

中島 謙 CTB 183cm 87kg → 九州電力

 

大学を経由しない選手

青森山田

千葉 健 WTB,FB 171cm 85kg → 釜石

流通経済大学柏高等学校

ワーナー・ディアンズ LO,No8 201cm 117kg → 東芝

海外高校

カーチス・レイド CTB 186cm 102kg → 秋田NB

[カンタベリー] プラクティスジャージー JAPAN PRACTICE JERSEY メンズ 10 日本 M (日本サイズM相当) 

 

関連リンク 

daigakurugby.hatenablog.com

 

 

 

大学ラグビー.com

 

f:id:daigakurugby:20210201123202p:plain

 

関西大学春季トーナメント2021 … 関西大学ラグビー協会

関西大学春季トーナメント」は、2021年に2年ぶりの実施となった。関西大学ラグビーAリーグ8チーム、Bリーグ上位2チーム、東海リーグ1位、中四国代表の計12チームによるトーナメント。

関西Aリーグ:天理大,同志社,京産大,関学大,立命館,摂南大,関西大,近畿大
関西Bリーグ:大体大,龍谷
東海リーグ:朝日大
中四国代表:環太平洋大

2021年5月15日(土)に1回戦2試合が行われ、優勝チームが決まる7月4日(日)までに敗者戦を含めた全20試合が行われる。関西Aリーグ上位4チームをシードとしたトーナメント戦に加え、敗者同士の試合も組まれ、1位から12位までが決まる。

試合結果は、随時更新予定。

過去の大会の結果は、次の通り。 

daigakurugby.hatenablog.com

ラグビーマガジン 2021年 07 月号 [雑誌] 

 

最終順位

1位 同志社大学
2位 天理大学
3位 京都産業大学
4位 関西学院大学
5位 近畿大学

6位 摂南大学
7位 関西大学
8位 大阪体育大学
9位 立命館大学
10位 龍谷大学

11位 環太平洋大学
12位 朝日大学

 

トーナメント :7月4日(日)終了時点

f:id:daigakurugby:20210705150425p:plain

2021 関西大学春季トーナメント

Number(ナンバー)1020号[雑誌]日本ラグビー 主将に学べ 

 

試合結果

1回戦

5/15 近畿大87 -  0朝日大(公式記録)

近畿大は、新主将CTB福山竜斗(4年,天理)によるキックオフから敵陣で攻め続ける。5分にCTB森元翔紀(3年,報徳学園)、8分にはSO河井優(4年,日本航空石川)、その後もモールからのトライなどで差を広げ、前半を47-0と大きくリードして終えた。

後半もサポートの動きに勝る近畿大がトライを重ね、87-0とトーナメント1回戦を大勝で飾った。なお、プレイスキッカーのCTB福山竜斗は再三の難しい角度からのコンバージョンゴールを決めるなど安定感を見せた。

【FW平均体重】
近畿大 103.8kg
朝日大   96.3kg

  

5/15 摂南大50-21龍谷大(公式記録)

先制トライは龍谷大、開始1分にSH松木勇斗(4年,東海大仰星)のチャージからNo8高山直暉(3年,興国)が決めた。一方の摂南大は、FBヴィリアミ・ツイドラキ(4年,ラトゥナブラカレッジ)やCTBテビタ・タイ(4年,トゥポウカレッジトロア)のトライなどで24-7と逆転。龍谷大が2トライを加えるも、摂南大が24-21とリードして折り返した。

後半は龍谷大が相手陣深くまで攻め込むも、ボールを奪った摂南大が逆襲、17分にFL徳永リオ吉平(3年,上宮)がインゴールに飛び込む。さらにトライを加えた摂南大が50-21で勝利した。

【FW平均体重】
摂南大   97.9kg
龍谷大   92.3kg

 

5/16 環太平洋大 中止 関西大

環太平洋大の棄権により、関西大が不戦勝。

 

5/29 大体大 中止 立命館

立命館の棄権により、大体大が不戦勝。  

エディー・ジョーンズ わが人生とラグビー 

 

2回戦

5/23 関西大19-70同志社(公式記録)  

新主将のPR龍田恭佑(4年,京都成章)率いる関西大は、経験豊富なFWに対しBKは昨年スタメン経験のないフレッシュなメンバーとなった。同志社は共同主将のLO南光希(4年,東海大仰星)とSH田村魁世(4年,桐蔭学園)が引っ張り、山口楓斗(4年,東海大福岡)は2年ぶりにFBを担う。

【FW平均体重】

関西大   97.9kg
同志社   96.3kg

試合のほうは、前半8分、同志社ラインアウトモールからHO谷本卯楽(4年,同志社)が押し込み先制トライ。さらに、11分には自陣でのインターセプトからFL梁本旺義(3年,常翔学園)、22分には大きく展開しWTB芦塚仁(2年,大阪桐蔭)のトライなどで差を広げる。一方の関西大は、ラインアウトモールから粘ってHO今井虎太郎(3年,尾道)が押し込むが、同志社が33-5とリードして折り返す。

後半先に点を取ったのは関西大、5分に前半同様にラインアウトモールからHO今井が押さえた。しかし11分、同志社はテンポのよいパス回しから最後はSH田村がトライを決める。このあとも着実に得点を重ねた同志社が70-19でシーズン初戦を飾った。

 

5/30 天理大27-22近畿大(公式記録)

天理大の今季初の公式戦は、新主将HO佐藤康(4年,天理)、副将FB江本洸志(4年,日本航空石川)、LOアシペリ・モアラ(4年,日本航空石川)、FL服部航大(4年,天理)、No8山村勝悟(3年,天理)らを欠き、昨年の主なスタメンがいないメンバーでの戦いとなった。対する近畿大は、新主将のCTB福山竜斗(4年,天理)を中心に、PR紙森陽太(4年,大阪桐蔭)ら昨年の主力が揃う。( メンバー表

【FW平均体重】

天理大   95.9kg
近畿大 103.8kg

試合は、天理大が開始直後にチャージからチャンスをつくると、ラインアウトから逆サイドに展開、最後はWTBアントニオ・トゥイアキ(3年,ロトルアボーイズ)がトライを決めた。対する近畿大は20分、ラインアウトモールからSH松山将輝(4年,大阪桐蔭)が押し込む。しかし、天理大は26分にSH北條拓郎(2年,天理)のショートパントを掴んだWTBアントニオ・トゥイアキが、33分にはNo8パトリク・ヴァカタ(1年,日本航空石川)がトライを決めるなど、前半を20-5とリードして折り返した。

後半は近畿大が走る。後半5分にラインアウトモールからFL安居一輝(4年,上宮太子)が押し込むと、9分にはマイボールスクラムから右へ展開しFB中洲晴陽(4年,筑紫)がインゴールへ、さらに、19分に中央でモールを組むとSH松山将輝が押し込み逆転のトライを決めた。天理大は、ここで経験豊富なSO藤田大輝(4年,伏見工)を投入すると、31分に右サイドのラインアウトを左へ展開、WTB福西達也(4年,日新)がトライを決めてひっくり返した。27-22で天理大が勝利。

 

6/6 大体大5-64関学大(公式記録)

大体大は、主将のNo8吉田海(4年,大産大附)やSH三浦裕次郎(3年,御所実)ら2019までに関西Aリーグで戦ったメンバーが多数残る。昨年就任した安藤栄次HC体制となって初めての上位チームとの対戦となる。

今季の公式戦初戦となる関学大は、新主将FL魚谷勇波(4年,東海大仰星)やNo8松田進太郎(4年,京都成章)、SH橋詰学(4年,天理)、SO坂原春光(3年,東海大仰星)ら昨年の主力が中心となる。ルーキーは、FL稲垣直希(1年,石見智翠館)がスタメンに入った。

【FW平均体重】
大体大:100.4kg
関学大:  96.9kg

試合のほうは、関学大がBK展開から攻め込むと、 前半4分にラックからサイドを突いてPR西村優希(2年,京都成章)が先制トライ。さらに8分、自陣からSO坂原春光がディフェンスの裏をつくキック、これをWTB中山幹太(4年,千里)からFB野村将大(2年,大阪桐蔭)へと渡りトライ。16分には、ラインアウトからボールをつなぎ最後はCTB松本壮馬(1年,石見智翠館)がインゴールに飛び込んだ。対する大体大は、25分にラインアウトモールからHO清水頼仁(3年,京都成章)がトライを決める。しかし、さらに関学大はトライを重ねて、33-5とリードして前半を折り返した。

後半10分、大体大が攻め込むもののボックスキックがタッチを割ってしまうと、関学大ショートラインアウトからライン際をCTB冨岡周(2年,御所実)、WTB加藤匠朗(2年,関西学院)へとボールが渡りトライ。19分にはラインアウトモールから展開し、PR浅井海翔(3年,東海大仰星)が押し込んだ。このあともトライを重ねた関学大は、64-5で勝利し準決勝進出。

関学大は、昨年に続いてFW平均体重は100kgに満たないが、まとまりのあるスクラムを見せた。また、ゲームを通じてテンポのよい攻撃から10トライを奪った。スタメンに1,2年が7人と若いメンバーが多く、接戦で真価が問われる。

 

6/6 京産大50-22摂南大(公式記録)

京産大は、FWには昨年までの出場経験が豊富な選手が多く、LOにはフナキ・ソロモネ(2年,目黒学院)、アサエリ・ラウシ(3年,日本航空石川)とサイズのある留学生が並ぶ。SOには家村健太(3年,流経大柏)、昨季までWTBの堀田礼恩(4年,京都成章)がCTBに入る。

摂南大は多くのメンバーが入れ替わっており、新主将のFL隈元添太(4年,京都成章)のほか、No8ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノ(3年,トンガカレッジ)、CTBテビタ・タイ(4年,トゥポウカレッジ)、FBヴィリアミ・ツイドラキ(4年,ラトゥナブラ)ら昨年までの主力である留学生が引っ張る。

【FW平均体重】
京産大:102.1kg
摂南大:  97.5kg

試合は京産大が攻勢に出る。9分にラインアウトからHO梅基天翔(4年,高岡第一)、LOフナキ・ソロモネとつなぎ最後はCTBジェイミー・ヴァカラヒ(4年,日体大荏原)がトライ。15分にはラインアウトモールからSH廣田瞬(4年,天理)が抜け出しトライ、22分にはラインアウトから展開し残り数mはLOアサエリ・ラウシが突進しトライ。26分は、SO家村健太のキックパスをWTB松岡大河(2年,東福岡)がゴールラインわずか手前で足でトラップしそのままインゴールに押さえた。さらにトライを加えた京産大が38-0とリードして前半終了。

後半は得点が動かない時間帯が続いたが、後半21分にWTB三重野和希(4年,大分舞鶴)が空いたスペースに蹴り込むと相手がキック処理にもたつく間に自らボールを奪いそのままトライを決めた。摂南大は、相手ペナルティのりスタートからフェイズを重ね、29分にNo8ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノがトライ、32分にはPR原渕修人(2年,摂津)、34分にはキックオフのボールを獲得すると自陣から展開して最後はWTB藤井延卓(4年,常翔啓光学園)がインゴールに飛び込んだ。このあと互いに1トライずつ加え、京産大が50-22で勝利となった。

京産大は、ペナルティを得てラインアウトからチャンスをつくるという従来の試合運びでペースを掴んだ。4つの失トライはリザーブが8人とも入ってからのもの、準決勝以降の接戦をものにするためには課題となる。  

才能を解き放つ勝つメンタル ラグビー日本代表コーチが教える「強い心」の作り方 

 

敗者2回戦

6/6 朝日大 中止 立命館

朝日大の棄権により、立命館の不戦勝。

 

6/12 龍谷44-  7環太平(公式記録

前節摂南大に健闘した龍谷大は、フロントローを入れ替えて挑む。高校時代に東海大主将のジョーンズリチャード剛、天理大SO藤田大輝、帝京大WTB人見太基らとともに戦った主将LO亀川直哉(4年,伏見工)が引っ張る。初戦は棄権となった環太平洋大は、花園で県立浦和との激戦を経験したSO宮下大輝(2年,青森山田)に注目したい。

【FW平均体重】
龍谷大:92.3kg
環太平:99.0kg

試合のほうは、6分に龍谷大がSO伊藤瑠生(4年,常翔学園)のトライで先制すると、9分16分にもトライを重ねてリードを広げる。環太平洋大は37分、CTB石堂崇明(3年,徳島市立)がトライを返す。しかし、龍谷大が15-7とリードして前半を終える。

後半、自陣で耐える環太平洋大だったが、ついに17分、小パントのルーズボールを拾った龍谷大が左へ展開、WTB森岡宏文(4年,大産大附)がトライを決めた。これで流れは一気に龍谷大に傾き、さらにトライを重ね44-7で龍谷大の勝利。

龍谷大は、コンバージョンキック8本のうち、成功したのはリザーブのSH中島悠斗(3年,関大北陽)に替わってからの2本のみと課題を残した。

 

敗者3回戦

6/12 近畿大64-10大体大(公式記録)

近畿大は、PR紙森陽太(4年,大阪桐蔭)を中心とするFWに変更はないが、BKは河井優(4年,日本航空石川)がFBにまわりSOに半田裕己(2年,天理)が入る。また、ルーキーWTB植田和磨(1年,報徳学園)が抜擢され、今季初出場となる。

大体大は、前節唯一のトライはラインアウトモールから。FW平均体重は97.8kgと重くはないが、2列目までの5人に限ると平均106.0kgと関西有数の重さ、関西で最も重い近畿大のFWにどこまで対抗できるか。

メンバー表

【FW平均体重】
近畿大:103.8kg
大体大:  97.8kg

試合は前半3分、近畿大ラインアウトモールからSH松山将輝(4年,大阪桐蔭)が押さえた。大体大のほうは、相手陣でルーズボールを拾って展開するとLO五十野海大(3年,八幡工)が粘って最後はWTB秋山哲大(3年,大阪桐蔭)につないでトライを返す。しかし、近畿大は21分、ラインアウトモールからアタックを重ねてNo8中村健志(3年,近大附)が相手ディフェンスを引きずりながらトライ、23分にも展開からWTB三島琳久(3年,大阪桐蔭)がトライを決めるなど突き放す。近畿大が33-5とリードして前半終了。

後半、先に点をとったのは大体大、5分にラインアウトモールからHO清水頼仁(3年,京都成章)が押し込んだ。しかし、近畿大は11分にラインアウトモールから逆サイドに展開、13分にはCTB小林建太(4年,近大附)のゴロパントから、いずれもWTB植田和磨(1年,報徳学園)がトライを決めた。このあともトライを重ねた近畿大は64-10で勝利、来月4日に5,6位決定戦を戦う。

近畿大は、最後はFB河井優(4年,日本航空石川)がSHに、WTB三島琳久がFLに入るなど、変則的なポジションをとった。戦術の幅を広げることとなるか。

 

6/20 摂南大45-19関西大(公式記録)

摂南大は、主将FL隈元添太(4年,京都成章)、No8アミニアシ・ショー(2年,マリストブラザーズ)、CTBテビタ・タイ(4年,トゥポウカレッジトロア)らがメンバー外となり、No8にはヴィリアミ・アホフォノ(3年,トンガカレッジ)が入り、ゲームキャプテンはCTBヴィリアミ・ツイドラキ(4年,ラトゥナブラ)が務める。

対する関西大も、主将PR龍田恭佑(4年,京都成章)を欠き、SO高桑基生(4年,常翔学園)がゲームキャプテン。また、CTBとWTBの4人は、ルーキーの石川海翔(1年,大産大附)ら昨年出場経験のないメンバーとなる。

メンバー表

【FW平均体重】
摂南大:  97.1kg
関西大:100.6kg

試合は摂南大が先制、3分に自陣からCTBヴィリアミ・ツイドラキがランで大きくゲインすると、WTB前園斗真(2年,東海大仰星)へとつなぎトライ。16分には右サイドでのラックから左に展開、CTBヴィリアミ・ツイドラキがディフェンスラインを突破し左隅へ飛び込んだ。対する関西大は試合終了間際、相手ゴール前に攻め込み何度もアタックを重ね最後はNo8雨谷悠雅(4年,東海大仰星)が押し込んだ。摂南大が12-7とリードして折り返す。

後半先に点を取ったのは関西大、2分に敵陣22メートルライン手前からラックの右サイドを抜け出しそのまま走りきりトライ、ゴールも決まって逆転に成功。摂南大は15分、ゴールポスト真下あたりまで攻め込み最後は左に大きく展開、WTB前園斗真がこの日2つ目のトライを決めて再逆転。さらに20分にはPR原渕修人(2年,摂津)、27分にはCTBヴィリアミ・ツイドラキがトライを追加し差を広げる。終盤に関西大がラインアウトモールからトライを返すも、摂南大が45-19で勝利、5,6位決定戦へとすすむ。

摂南大は、CTBヴィリアミ・ツイドラキの活躍が光る。切れのある走りやオフロードパス、キッカーとしてもコンバージョンキックを7本中5本成功させた。

  

ラグビー日本代表 フランス2023へ:B・Bムック (B・B MOOK 1533) 

 

準決勝

6/12 天理大55-12関学大(公式記録)

天理大は、No8山村勝悟(3年,天理)とSO藤田大輝(4年,伏見工)がスタメン復帰、FLジョネ・ケレビ(4年,ナタプア)とWTBマナセ・ハビリ(2年,高知中央)も今季初のメンバー入りでスタメンに名を連ねた。

関学大のHO山田哲平(3年,東海大仰星)、PR浅井海翔(3年,東海大仰星)、SO坂原春光(3年,東海大仰星)の3年生3人は高3で花園を逃し悔しさを味わったメンバー、その前年に高校日本一となった主将FL魚谷勇波(4年,東海大仰星)を支える。

メンバー表

【FW平均体重】
天理大:105.1kg
関学大:  98.1kg

試合のほうは、天理大学が前半13分、ラインアウトモールから展開しFB筒口允之(1年,長崎南山)が抜け出すと最後はWTBマナセ・ハビリ(2年,高知中央)が押し込み先制。24分には、ハーフウェイライン付近から展開、大外から内へ折り返しWTBマナセ・ハビリからSH北條拓郎(2年,天理)とつないでトライ、26分にはSO藤田大輝(4年,伏見工)の中央突破から左サイドに余ったWTBマナセ・ハビリがトライを決めた。さらに、31分38分とラインアウトモールからトライを加えた天理大が29-0とリードして前半終了。

後半にはいって、3分に関学大が展開、FB奥平湧(4年,尾道)が抜け出すとWTB山本快(1年,関西学院)へつなぎインゴールに飛び込んだ。しかし、天理大は11分にターンオーバーからの展開、17分にはラインアウトモールからトライなどでを差を広げる。関学大は34分にラインアウトモールからトライを返すも、天理大が55-12で勝利、決勝へと駒をすすめた。

4人の主力が戻った天理大は、キックによるエリアマネジメントや一つ一つのプレーの強さや速さがレベルアップ、昨年までの強さが感じられる一戦となった。

 

6/20 京産大20-21同志社(公式記録)

京産大のFWは、ルーキーLOフナキ・ソロモネ(1年,目黒学院)が入るも、第一列の3人を始め昨年の主力が多く残り安定感を見せている。BKは前節に続いてSO西仲隼(3年,近大附)を欠くが、SOに家村健太(3年,流経大柏)が入り、CTBにはジェイミー・ヴァカラヒ(4年,日体大荏原)と堀田礼恩(4年,京都成章)が入る。

同志社のFWは、PR山本敦輝(2年,常翔学園)とNo8木原音弥(4年,東福岡)が復帰、FLには2回戦に続き163cmの向井竜平(3年,同志社香里)が入る。BKには、CTB和田悠一郎(4年,東海大仰星)がスタメンに戻り厚みを増す。リザーブは、BKは2人でFWが6人、京産大の強力FWに対抗する。

メンバー表

【FW平均体重】
京産大:102.1kg
同志社:  96.4kg

試合は前半3分、同志社ラインアウトモールからHO谷本卯楽(4年,同志社)が押し込み先制トライ。続く6分にも、キックオフのボールをキャッチして自陣から展開、CTB稲吉渓太(4年,東福岡)が切れ込みWTB和田悠一郎(4年,東海大仰星)へつなぐと相手ゴール目前へ、最後はHO谷本卯楽が押さえた。一方の京産は10分、ラインアウトモールからHO梅基天翔(4年,高岡第一)が押さえて差を詰める。両チームチャンスをものにできないまま迎えた30分、同志社は正面からのPGを失敗、逆に京産大は37分43分にもPG成功させた。同志社が14-13と1点のリードで前半を終える。

後半は膠着状態が続くも、同志社は19分に展開からゴール前に攻め込みインゴールへゴロパント、しかし京産大ドロップアウトでトライならず。京産大は26分、相手ゴール前のラックから展開すると、HO梅基天翔が抜け出し中央に逆転のトライを決める。しかし、後半38分、相手ゴール前でキープする同志社は左へ展開、2人飛ばして大外のFB山口楓斗(4年,東海大福岡)に渡りトライ、ゴールも決まって逆転。そのまま21-20で同志社が勝利、決勝へと進む。

BKのリザーブ2人の同志社は前半に1人交替、後半はSH新和田錬(3年,尾道)を投入すると、SH田村魁世(4年,桐蔭学園)がSOにまわるなどポジションチェンジで対応した。

キックオフの笛が聞こえる: 日本のラグビーは横浜から始まった 

 

順位決定戦 

6/27 11,12位 朝日大 中止 環太平

朝日大の棄権により、環太平洋大の不戦勝。

 

6/27 9,10位 立命館20-17龍谷大(公式記録)

立命館はルーキー5人がメンバー入り。LO本郷正人(1年,中部大春日丘)とFL江木畠悠加(1年,大分舞鶴)はスタメン、PR山下竜弥(1年,石見智翠館)、SH堀内銀之助(1年,土佐塾)、FB山下真之介(1年,流経大柏)らはリザーブに名を連ねた。

龍谷大は、主将LO亀川直哉(4年,伏見工業)、WTB森岡宏文(4年,大産大附)らの4年生は1,2年生からスタメンで出場していた選手が5,6人おり勝負の年、今の時期にAリーグの胸を借りて結果を残し昇格に向けての足がかりとしたい。

メンバー表

【FW平均体重】
立命館:  95.3kg
龍谷大:  94.1kg

試合は開始すぐに立命館CTB北川大夢(3年,佐野日大)がPGを決めて先制。13分にはラインアウトモールからHO安部薫平(2年,東海大仰星)がインゴールに押さえた。龍谷大は20分、ラインアウトからラックを形成、SO伊藤瑠生(4年,常翔学園)、CTB菊池健太郎(4年,東海大福岡)とパスが渡りそのままトライ。25分にもCTB菊池健太郎がインゴールへグラウンダーのキック、立命館がボールを拾うもタックルでこぼれたボールをCTB菊池健太郎が押さえて逆転に成功。しかし立命館は34分、右サイドでのラインアウトでキープすると左へ展開しFB吉本匠希(2年,常翔学園)がトライ、立命館は前半を13-12とリードして折り返した。

後半は、24分に自陣で相手ボールのラインアウトを奪うと逆サイドに展開しFB嶋大貴(4年,大阪桐蔭)が大きくゲイン、テンポのよい球出しから、アタックラインにFL由井諒太郎(2年,摂津)が切れ込みゴール前へ、最後はCTB菊池健太郎がインゴールに飛び込み再び逆転。追い詰められた立命館は、ロスタイムにプレーを切らずに何度もアタックを仕掛けるも22メートルラインを越えられないが、最後はWTB藤井健太郎(4年,伏見工)がライン際を駆け抜けてトライ、立命館が20-17で勝利し、春季大会9位。

ロスタイムのアタックでは、ミスなく攻め続けてアドバンテージを得て勝負をかけた立命館が勝利をものにした。一方7年連続Bリーグ2位の龍谷大だったが、FWとBKが一体となり随所に積極的なプレーを見せ、今後に期待をもたせる試合となった。

 

7/3 7,8位 大体大14-35関西大(公式記録)

大体大はSO越智幸久(4年,大産大附)がスタメン、2019年の入替戦では関西大に流れが傾いたところで投入されたが流れを戻すことはできなかった。リベンジなるか。

関西大は、HO今井虎太郎(3年,尾道)を欠くが、主将PR龍田恭佑(4年,京都成章)がスタメン復帰、ルーキーFB立石和馬(1年,東福岡)は初スタメンとなる。

メンバー表

【FW平均体重】
大体大:  97.8kg
関西大:  94.8kg

試合のほうは、関西大が試合開始直後から攻め込むと、左サイドでのラックからPR龍田恭佑(4年,京都成章)が縦に抜け出し、そのままインゴールに飛び込んだ。大体大は12分、相手陣10メートルライン付近でLOツポウ・マヘ(2年,高知中央)が突破、SH三浦裕次郎(3年,御所実)へとつなぎトライ。

しかし、関西大は21分にペナルティのリスタートから抜け出しHO山本大輝(4年,常翔学園)が、31分には自陣の相手ボールラインアウトを奪ってのカウンターからSH末井健将(2年,報徳学園)がトライを決めて突き放す。関西大は、前半35分に大体大PR猪頭建辰(3年,日本航空石川)にトライを許すも、21-14とリードして前半を終える。

後半は、関西大が何度も攻め込むも得点ならず、しかし18分に左サイド深くに攻め込むと、SO高桑基生(4年,常翔学園)が右サイドいっぱいにキックパス、WTB木村一信(4年,天理)がインゴールでつかんみトライ。さらに30分、SO高桑基生の小パントでゲインすると、CTB三宅伶(3年,関大北陽)が突破、最後はWTB木村一信がインゴールに飛び込んだ。関西大が35-14で勝利し、春季大会を7位で終えた。

後半は、大体大の粘り強いディフェンスが目立ったが、攻めあぐむ関西大がSO高桑基生の多彩な攻撃で引き離す展開となった。

 

7/3 5,6位 近畿大66-26摂南大(公式記録)

近畿大のスタメンは、1週間前に同志社に善戦したメンバーと同じ、PR紙森陽太(4年,大阪桐蔭)やCTB福山竜斗(4年,天理)らが引っ張る。ルーキーNo8古寺直希(1年,石見智翠館)は、同志社戦からスタメン。

摂南大は、前節の関西大戦でメンバー外だった主将FL隈元添太(4年,京都成章)が復帰。No8ヴィリアミ・アホフォノ(3年,トンガカレッジ)とCTBヴィリアミ・ツイドラキ(4年,ラトゥナブラ)、2人の留学生が中心となる。

メンバー表

【FW平均体重】
近畿大:104.3kg
摂南大:  95.8kg

試合は前半6分、近畿大がマイボールラインアウトから展開し、No8古寺直希(1年,石見智翠館)が先制トライ。14分には、CTB福山竜斗(4年,天理)が中央から右サイドへキックパス、WTB植田和磨(1年,報徳学園)がインゴールで押さえた。摂南大がチャンスを潰したあとの24分、近畿大はマイボールラインアウトから最後はCTB福山竜斗が抜け出してトライを決める。さらにトライを加えた近畿大は、前半終了間際に摂南大にラインアウトモールからトライを許すも、28-7とリードして折り返した。

後半先に点を取ったのは摂南大、3分にマイボールラインアウトからモールを押してHO米川辰巳(4年,新田)がトライ。しかし、近畿大はすぐに反撃、5分にラックから切れ込んできたFB中洲晴陽(4年,筑紫)が抜け出してそのままインゴールに飛び込んだ。14分には摂南大、ペナルティのリスタートからCTBヴィリアミ・ツイドラキ(4年,ラトゥナブラ)がタックルをかわしながらゴールポスト脇にトライを決めて差を縮める。24分の近畿大、相手ゴール前での連続攻撃から最後はCTB福山竜斗がトライを決めて再び突き放す。このあとも、さらにたりを重ねた近畿大が66-26で勝利、春季大会5位となった。

スクラムなどで強みを見せた近畿大は、FW、BKとも個々の強さが感じられた。摂南大は留学生を中心に健闘したが、前半24分でトライを取り切れなかった場面、後半先制しながら直後に取り返された場面が響いた。

 

7/4 3,4位 関学大5-90京産大(公式記録)

関学大は、スタメンに1年4人、2年4人とメンバーは若いが、同じ高校出身のメンバーが多く連携に不安はなさそうだ。主将FL魚谷勇波(4年,東海大仰星)が戻り、No8松田進太郎(4年,京都成章)、FB奥谷友規(4年,京都成章)とともに3人の4年生が引っ張る。

京産大は、昨年に続いてPR野村三四郎(3年,西陵)、HO梅基天翔(4年,高岡第一)、PR平野叶翔(4年,西陵)の三人が第一列を務めるなど、メンバーが固まりつつある。リザーブとして復帰のSO西仲隼(3年,近大附属)は後半に攻撃のリズムを変えられるか。

メンバー表

【FW平均体重】
関学大:  96.9kg
京産大:102.1kg

試合は、京産大が前半2分にラインアウトモールからHO梅基天翔(4年,高岡第一)のトライで先制、5分には相手陣10メートルライン付近でのマイボールラインアウトからモールでそのまま押し切り10-0に。さらに、12分にマイボールスクラムから最後はPR平野叶翔(4年,西陵)がトライを加えた。関学大は18分、相手ゴール前に攻め込み何度もアタックを仕掛けるも、ペナルティでチャンスを逃す。このあとも京産大がトライを重ね、前半を50-0とリードして終える。

後半も京産大が先手を取る。2分にラインアウトモールから押し込むと、7分にはラインアウトモールからLOアサエリ・ラウシ(3年,日本航空石川)が抜け出しインゴールに飛び込んだ。関学大は30分、相手ボールを奪うと切れ込んできたCTB川村祐太(1年,関西学院)が抜け出し、SH金築達也(2年,報徳学園)へのオフロードパスがとおり、ようやくトライを決めた。終盤にも自陣からFB船曳涼太(2年,神戸科学技術)が巧なステップで走りきりトライを決めた京産大、90-5と大差での勝利となり、関西春季大会を3位で終えた。

フィジカルで勝る京産大は、ペナルティを得てタッチキックからラインアウトモールという流れで何度もトライを奪った。一方の関学大は、相手をなかなか止めきれず苦戦を強いられたが、コンバージョンゴールへのプレッシャーは見事で、2,3本は防いだように見えた。

 

7/4 1,2位 天理大19-35同志社(公式記録)

天理大は、主将HO佐藤康(4年,天理)、副将FB江本洸志(4年,日本航空石川)が復帰、SO藤田大輝(4年,伏見工)も戻った。また、昨年トップチームで出場のなかったWTB奥田北斗(2年,桐生第一)、CTB佐藤歓(3年,新潟工)らにも注目したい。

同志社のほうもメンバーは戻りつつあるが、FLは小島雅登(3年,東福岡)、奥平都太郎(1年,東海大仰星)ともに初スタメン。先週の練習試合に続いてSOは嘉納一千(2年,大阪桐蔭)、準決勝までSOだった西村海音(3年,同志社)はCTBで先発する。

メンバー表

【FW平均体重】
天理大:101.5kg
同志社:  95.0kg

試合は開始3分、天理大はラインアウトモールからFL亀沖泰輝(4年,市立尼崎)が押さえて先制。対する同志社も、7分にラインアウトモールからFL奥平都太郎(1年,東海大仰星)がトライを返す。さらに15分、No8梁本旺義(3年,常翔学園)の突進からペナルティを得ると、SO嘉納一千(2年,大阪桐蔭)がPGを決める。このあと両者決定機はなく、36分に同志社がPGで差を広げるも、38分に天理大が攻め込みアドバンテージを得ると、SO藤田大輝(4年,伏見工)が小パント、これを自らキャッチしてゴールポスト下に飛び込んだ。13-12と同志社リードで前半終了。

後半は、同志社が自陣からNo8梁本旺義の突進とSO嘉納一千のキックで一気に攻め込むと、11分にラインアウトモールからHO谷本卯楽(4年,同志社)が押し込みトライ。24分には、マイボールスクラムから展開、CTB岡野恭吾(2年,常翔学園)が粘ってゲイン、最後はWTB和田悠一郎(4年,東海大仰星)がインゴールに飛び込み、ゴールも決まって25-12と差を広げる。

天理大は29分、マイボールラインアウトからトライを返すも、33分にNo8梁本旺義が突破しディフェンスを振り切って中央にトライを決めた。同志社が35-19で勝利し、関西春季大会の優勝を飾った。また、天理大は2015秋に同志社に敗れて以来の関西勢への敗戦となった。

動きのよかった同志社の中でも、今季初めてNo8に入った梁本旺義、今季初スタメンのSO嘉納一千の活躍が光った。 後半の獲得率は上がったがラインアウトなど課題を残すも、天理大に勝利という結果は自信になる。天理大は、WTB豊田佑樹(2年,天理)はトップスピードに乗るのが早く、今後生きる場面は出てくるか。

 

ラグビートップリーグ カラー名鑑2021【ポケット判】 (B.B.MOOK1514) 

 

関連リンク 

daigakurugby.hatenablog.comdaigakurugby.hatenablog.com

 

 

 

大学ラグビー.com

 

f:id:daigakurugby:20210519134827p:plain

 

関東大学春季大会Cグループ / 大学ラグビー … 第10回(2021年)

2年ぶりに実施となった「関東大学春季大会」。Cグループは、関東大学対抗戦Aグループと関東大学リーグ戦1部の前年秋の7,8位のチームずつと関東大学対抗戦Bグループ1位、関東大学リーグ戦2部1位の計6チーム。

関東大学対抗戦A:立教大、青学大
関東大学対抗戦B:成蹊大
関東大学リーグ戦1部:関東学院専修大
関東大学リーグ戦2部:東洋大

2021年5月16日(日)から6月13日(日)までに全9試合が行われる。今大会は同一リーグ同士の対戦は行わず、各チーム3試合ずつを戦う。また、今大会は、順位付けをしないことになっていること、メンバー登録は26人まで認められることになっている。

試合結果は、随時更新予定。

過去の大会の結果は、次の通り。

daigakurugby.hatenablog.com

ラグビーマガジン 2021年 08 月号 [雑誌] 

 

勝敗表:6月13日(日)終了時

関東 3勝0敗 26-22青学 54-  0成蹊 70-12立教
専修 2勝0敗 66-17立教 36-27 青学
東洋 2勝1敗 57-14立教 28-34青学 80-  7成蹊
青学 1勝2敗 22-26関東 34-28東洋 27-36専修
成蹊 0勝2敗   0-54関東   7-80東洋
立教 0勝3敗 14-57東洋 17-66専修 12-70関東

*対戦表、得失点、トライ数等の詳細は< 大学ラグビー.com >へ。

Number(ナンバー)1020号[雑誌]日本ラグビー 主将に学べ 

 

試合結果

5月16日(日)

立教大 14-57 東洋大公式記録

立教大は新主将PR麻生典宏(4年,桐蔭学園)がメンバー外、副将No8佐伯周太(4年,成城学園)がリザーブのため、ゲームキャプテンはSH桑原礼紀(4年,桐蔭学園)となった。 東洋大のほうも、新主将PR松田新之介(4年,日向)がメンバー外のため、副将CTB中島羅王(4年,大村工)がゲームキャプテンを務める。

【FW平均体重】
立教大   99.3kg
東洋大 104.3kg

雨中の開幕戦は、5分に東洋大が連続攻撃からSH神田悠作(3年,東筑)が抜け出し先制トライ、10分にもCTB老田龍平(4年,興国)がディフェンスラインを破り中央にトライを加えた。さらに東洋大は、14分にはラックから展開し大外のFLタニエラ・ヴェアがインゴールに飛び込むなど、前半だけで6トライを決めて38-0とリード。

後半11分、立教大は左サイドライン際を駆け抜けたWTB天羽秀太(2年,桐蔭学園)がインゴールに押さえて初トライを決める。しかし、さらに19分32分とトライを加えた東洋大が57-14で勝利となった。

 

関東学 26-22 青学大公式記録

関東学院フロントローの主力が抜けたがBK陣は経験豊富、新主将となったSH/SOの三輪悠真(4年,尾道)が引っ張る。青学大の新主将は1年次から主力のSO桑田宗一郎(4年,桐蔭学園)、ルーキーはFL田口遼馬(1年,流経大柏)とWTB榎本拓真(1年,桐蔭学園)と2人がスタメンとなった。

【FW平均体重】
関東学 100.8kg
青学大   98.5kg

試合は、前半7分に関東学院ラインアウトからチャンスでHO小林杏蔵(4年,関東学院六浦)が押し込み先制トライ。直後に青学大の浅いキックオフのボールを奪うと、左サイドに展開、FB阿部竜二(4年,黒沢尻工)からWTB川崎清純(4年,盛岡工)に渡りトライを追加し14-0。一方の青学大は18分、ラインアウトモールからSH宮下賢志(3年,日川)が押し込み、前半終了間際にもトライを加えて14-14と追いつく。

後半は、2分に青学大がロングパスを受けたWTB榎本拓真のトライ、 30分にSO桑田宗一郎がPGを決めて8点をリード。追う関東学院は、32分に短いキックパスを受けたWTB金崎利秋(3年,三本木農)がトライ、40分にはWTB川崎清純が左隅に飛び込み逆転トライを決めて、26-22と勝利した。

エディー・ジョーンズ わが人生とラグビー 

 

5月30日(日)

立教大 17-66 専修大 (公式記録)  

立教大は昨年のスタメン10人が卒業、さらに新主将と副将、BKリーダーを欠くという状況の中、FWリーダーのLO金子恭也(4年,福島)がゲームキャプテンとして引っ張る。専修大は、昨年は全員4年生だったフロントローが入れ替わり、ルーキーPR木原三四郎(1年,東福岡)もスタメンに名を連ねた。

【FW平均体重】
立教大:  98.3kg
専修大:100.4kg

キックオフから攻め込んだ立教大は、前半3分ラインアウトモールからHO二木翔太郎(2年,立教新座)が抜け出して先制トライ。対する専修大は、6分に相手ゴール前ラックからSO松尾東一郎(4年,桐蔭学園)がインゴールにキックで転がしFL西尾開登(4年,目黒学院)が押さえる。さらに8分、自陣から展開しFB古里樹希(3年,東福岡)のランで大きくゲインし最後はSH宮坂航生(2年,中部大春日丘)がトライ、 18分にはWTB飯塚稜介(2年,桐蔭学園)がタックルをかいくぐりながらトライを決め、17-5とリードを広げる。

前半22分、立教大はFL守源(3年,立教新座)がディフェンスラインを突破し50mほど走るとFB安藤海志(3年,京都成章)へとつないでトライ、27分にもFL金子恭也がトライを加えて17-17の同点となる。しかし31分、専修大は左に展開しWTB飯塚稜介が粘って相手ディフェンスを引きつけるとオフロードパスでFL西尾開登へとつなぎトライ、36分には自陣でターンオーバーするとWTB飯塚稜介が走りきりトライ、31-17とリードして前半を折り返した。

後半は、2分5分10分とトライを重ねるなど専修大がリードを広げて、66-17で今年度の公式戦初戦を勝利で飾った。

 

成蹊大   0-54 関東学院 (公式記録)

成蹊大は昨年主力は残るも、スタメンには100kg超の選手はいない。FW平均体重91.6kgと軽量のため、戦い方に工夫が必要となる。関東学院は、前節の青学大戦からスタメン6人を入れ替え、191cm102kgの副将WTB川崎清純(4年,盛岡工)がゲームキャプテンを務める。

【FW平均体重】
成蹊大 :  91.6kg
関東学院:101.0kg 

試合開始から、成蹊大は何度も相手ゴールに迫るも得点ならず。一方の関東学院は22分、自陣からタックルを振り切りながらWTB川崎清純が大きくゲインすると、最後はSH村田建登(2年,昌平)がインゴールに飛び込んだ。さらに25分、WTB川崎清純が自陣でのこぼれ球をキックで転がし、そのままインゴールで押さえて14-0。38分にはラインアウトモールからFL松本裕司(4年,常翔学園)が押し込み、関東学院は21-0とリードして前半を終えた。

後半は先に点を取りたい成蹊大だが、後半開始直後にノックオンからピンチを招くと、関東学院は相手ゴール前のラックに加わったWTB川崎清純が押し込んだ。さらに、7分にもWTB川崎清純が突破しトライ、35-0とする。このあとも、30分にSO三輪悠真(4年,尾道)の裏をつくキックからトライにつなげるなどトライを重ねた関東学院が54-0で勝ち春季大会2連勝とした。

(カンタベリー)CANTERBURY サンウルブズ レプリカホームジャージー RG36066 オレンジ L 

 

6月6日(日)

青学大 34-28 東洋大(公式記録)  

青学大は、前節スタメン起用されたFL田口遼馬(1年,流経大柏)と榎本拓真(1年,桐蔭学園)にHO髙矢奎太朗(1年,桐蔭学園)とCTB青沼駿昌(1年,仙台育英)を加えてルーキー4人が先発。東洋大のスタメンは前節と同じ、前節の前半5分と後半6分にディフェンスラインを突破しトライを決めたSH神田悠作(3年,東筑)の動きに注目したい。

【FW平均体重】
青学大:  99.3kg
東洋大:104.3kg

試合は開始3分に動く。青学大の自陣でのラインアウトからのパスが乱れると、東洋大のSH神田悠作がインターセプトしそのままインゴールへ、前節同様に開始直後に先制トライを決めた。青学大は18分、マイボールラインアウトからモールは組まずにスロワーのHO髙矢奎太朗にパス、さらに切れ込んできたWTB榎本拓真に渡るとそのまま走りきりトライ。続く27分には、あと数メートルまで攻め込む東洋大のパスを青学大FB黒木陽斗(4年,桐蔭学園)がインターセプト、独走トライを決める。31分には、自陣でターンオーバーした青学大はSO桑田宗一郎(4年,桐蔭学園)が大きく左へ展開、WTB大村知意(3年,茗溪学園)に渡るとライン際を走り抜けてトライ。

東洋大は、34分にラインアウトモールからFLタニエラ・ヴェア(2年,目黒学院)押し込み、41分にはペナルティトライ、21-21の同点で前半終了。

後半に入ると、青学大が5分17分とPGを決めてリード。東洋大は21分に敵陣でターンオーバーするとSO土橋郁矢(3年,黒沢尻工)がキックパス、そのこぼれ球を拾ったCTB老田龍平(4年,興国)がトライ、ゴールも決まって東洋大が逆転。しかし、青学大は27分、左サイドのラックから右へ展開、大外のSO桑田宗一郎が内側に切れ込んみディフェンスをすり抜けて中央にトライ。このまま青学大が逃げ切り、34-28で勝利を飾った。

青学大は、ときおり見せるサインプレーとPG含めて6本のゴールを全て決めたSO桑田宗一郎の活躍などが光った。

 

6月13日(日)

東洋大 80-  7 成蹊大(公式記録)

東洋大は、中島羅王(4年,大村工)をCTBからSOにまわるまどBKをやや入れ替えたほか、FLタニエラ・ヴェア(2年,目黒学院)はメンバー外となった。成蹊大は、前節WTBで先発した主将諸藤陸(4年,茗溪学園)を欠き、副将のNo8平松東悟(4年,國學院久我山)がゲームキャプテンを務める。

【FW平均体重】
東洋大:103.1kg
成蹊大:  91.6kg

試合のほうは前半2分、成蹊大ボールのスクラム東洋大がターンオーバー、ラックからSH神田悠作(3年,東筑)が抜け出して先制トライ。さらに、7分にはFWのアタック、12分にはラインアウトモールを押し込み、15分には相手パスミスからトライにつなげるなど、序盤で24-0とリードを広げる。このあと成蹊大が攻め込む場面はあったが得点に結びつけることはできず、前半は東洋大が45-0とリードして折り返す。

後半は、出足からのピンチを凌いだ成蹊大だったが、12分に東洋大はWTB吉田壮太(3年,延岡星雲)がトライ、さらにトライを重ねて点差を広げていく。迎えた41分、成蹊大は相手ゴールまでフェイズを重ねると最後はCTB糊谷憲信(3年,佐野日大)がトライを決めて一矢を報いた。後半も5トライを加えた東洋大が、80-7で勝利。

東洋大SH神田悠作は3トライ、立教大戦でも青学大戦でも開始5分以内に先制トライをあげており、3戦全てで開始5分以内に先制トライをしたことになる。

 

青学大 27-36 専修大(公式記録)

青学大は、昨年の主力LO江金海(3年,大阪桐蔭)、SH山同光(3年,國學院久我山)が今シーズン初スタメン、FL中谷玲於(4年,京都成章)はメンバー外となっている。専修大のほうも、昨年出場経験が豊富なPR山口和明(3年,桐蔭学園)や久次米航希(3年,城東)、また初出場となるNo8野村和幸(2年,府中西)スタメンに入った。

【FW平均体重】
青学大:  99.6kg
専修大:  98.1kg

試合は前半8分、青学大は敵陣でのマイボールスクラムから展開、SO桑田宗一郎(4年,桐蔭学園)の飛ばしパスでラインブレイク、パスを受けたWTB大村知意(3年,茗溪学園)がインゴールに飛び込んだ。10分にも相手のショートパントを拾ったWTB大村知意から最後はPR田中創太郎(2年,國學院久我山)がトライ、28分にもラインアウトモールを起点にまたもPR田中創太郎がトライを決める。対する専修大は、36分にラインアウトモールからLO川端松大(3年,東京)が押し込むも、5-27と22点のビハインドで前半を終える。

後半は専修大が流れをつかむ。後半7分、自陣でのスクラムから展開すると右ライン際をFB古里樹希(3年,東福岡)が駆け上がりSH宮坂航生(2年,中部大春日丘)がインゴールに飛び込んだ。さらに13分、SH宮坂航生の小パントでラインを破ると最後はFL折居慎斗(4年,尾道)がトライ、28分にはラインアウトモールからトライを決めて26-27と1点差に迫る。そして42分、ペナルティを得た専修大はPGを決めて逆転、後半は青学大を完封し36-27で逆転勝利となった。

勝負どころの後半30分にFB古里樹希と替わって入ったルーキーFB舟山真斗勇(1年,國學院栃木)、期待に応えて42分にPGを成功させた。

 

関東学院 70-12 立教大(公式記録)

関東学院は、昨年の主力SO/CTB芳崎風太(4年,関東学院六浦)がリザーブで復帰、ルーキーのNo8内川朝陽(1年,佐賀工)、CTB松元陸(1年,石見智翠館)、CTB山村拓(1年,保善)、FB諸山佑祥(1年,長崎海星)が初スタメン。対する立教大は、初スタメンとなるルーキーSO中優人(1年,桐蔭学園)を起用、また、主将PR麻生典宏(4年,桐蔭学園)やFL紀伊雄介(3年,桐蔭学園)らがリザーブとして今季初のメンバー入り。

【FW平均体重】
関東学:103.8kg
立教大:  97.3kg

立教大のキックオフで始まると、ボールをキープした関東学院が展開し相手ゴール前へ、最後はNo8松本裕司(4年,常翔学園)が抜け出し先制トライ。11分には、ラインアウトモールからHO菊池喜希(4年,秋田工)、14分には自陣から展開し最後はSO立川大輝(2年,佐賀工)が抜け出してトライ、19-0とリードを広げる。さらにトライを加えた関東学院が34-0とリードして前半終了。

後半も開始早々に関東学院、キックオフのボールを奪うと展開し、CTB松元陸(1年,石見智翠館)にボールが渡るとそのままトライに結びつけた。さらに展開からディフェンスラインを破ってのトライを重ねて58-0に。一方の立教大は31分、ハーフウェイライン付近から抜け出したWTB舟橋広倫(4年,名古屋)がトライ、34分には自陣22メートルラインで相手パスをインターセプトしたFB天羽秀太(2年,桐蔭学園)がそのまま独走しトライを決める。しかし、後半も6トライを加えた関東学院が70-12で勝利となった。

関東学院は、ルーキーのFB諸山佑祥らのランでディフェンスラインを破るシーンが多数見られた。しかし、コンバージョンは12本のうち成功は5本のみと課題が残った。

 

7月3日(土)

専修大 12:00 成蹊大(専修大G)

専修大は、Aチームで初スタメンとなるのは、126kgのPR岡野晃貴(3年,つくば秀英)、SH安藤禎樹(4年,大分雄城台)、SO市野湧大(3年,中部大春日丘)、WTB新野翼(1年,石見智翠館)、FB舟山真斗勇(1年,國學院栃木)の5人、チャンスを生かせるか。

成蹊大のほうは、ハーフ団が入れ替わる。SHは花園でも活躍した末次真南斗(2年,長崎北陽台)、SOはルーキーイヤーに対抗戦Aグループで明治大戦や早稲田戦でもスタメンで戦った糊谷憲信(3年,佐野日大)が復帰。いい流れをつくりたい。

メンバー表

【FW平均体重】
専修大:102.0kg
成蹊大:  90.4kg

  

ラグビートップリーグ カラー名鑑2021【ポケット判】 (B.B.MOOK1514) 

 

関連リンク 

daigakurugby.hatenablog.comdaigakurugby.hatenablog.com

daigakurugby.hatenablog.com

 

 

 

大学ラグビー.com

 

f:id:daigakurugby:20210520201827p:plain



関東大学春季大会Bグループ / 大学ラグビー … 第10回(2021年)

「関東大学春季大会」が2年ぶりに実施となった。Bグループは、関東大学対抗戦と関東大学リーグ戦の前年秋の4〜6位の3チームずつ計6チーム。

関東大学対抗戦 :帝京大、筑波大、日体大
関東大学リーグ戦:法政大、中央大、大東大

2021年5月16日(日)から6月13日(日)までに全9試合が行われる。今大会は同一リーグ同士の対戦は行わず、各チーム3試合ずつを戦う。また、今大会は、順位付けをしないことになっていること、メンバー登録は26人まで認められることになっている。

試合結果は、随時更新予定。

過去の大会の結果は、次の通り。

daigakurugby.hatenablog.com

ラグビーマガジン 2021年 07 月号 [雑誌] 

 

勝敗表:6月13日(日)終了時

帝京 3勝0敗 57-  7大東 87-12中央 45-  5法政
法政 2勝1敗 34-12筑波 73-12日体   5-45帝京
大東 2勝1敗   7-57帝京 26-20筑波 76-17日体
筑波 1勝2敗 12-34法政 20-26大東 52-17中央
中央 0勝2敗 12-87帝京 17-52筑波
日体 0勝2敗 12-73法政 17-76大東

*対戦表、得失点、トライ数等の詳細は< 大学ラグビー.com >へ。

Number(ナンバー)1020号[雑誌]日本ラグビー 主将に学べ 

 

試合結果

5月16日(日)

日体大 中止 中央大

試合は中止。延期を検討中。< 協会のお知らせ >

 

筑波大 12-34 法政大(公式記録

新主将FB松永貫汰(4年,大阪産大附)率いる筑波大は、ルーキーのSO堀日向太(1年,中部大春日丘)らBKを中心としたフレッシュなメンバーを引っ張る。法政大の新主将はNo.8大澤蓮(4年,長崎南山)、こちらもSOにルーキー金侑悟(1年,大阪朝鮮)がはいった。

【FW平均体重】
 筑波大:  99.1kg
 法政大:100.8kg

先制は法政大、5分にFB石岡玲英の突破から右に展開、WTB坂田龍之介(4年,東海大仰星)がトライ。WTB坂田龍之介は33分、自陣ゴール前から相手パスをインターセプトすると、そのまま独走トライを決めた。さらに、法政大は前半終了間際、FB石岡玲英がハーフウェイライン手前の50m以上のPGを成功、前半を20-0とリードして終えた。

後半は筑波大が反撃、5分にFB松永貫汰が抜け出し、最後はWTB星野孔志朗(2年,福岡)がトライ。しかし、法政大は14分、左サイドライン際を走るNo8大澤蓮が小さく蹴ると、拾った見方から再度No.8大澤蓮がボールを受けるとインゴールに飛び込んだ。このあと、筑波大はラインアウトモールからHO肥田晃季(3年,中部大春日丘)がトライ、法政大はマイボールスクラムからNo8大澤蓮が持ち出し相手ディフェンスを引きずりながらトライ、法政大が34-12で勝利。

 

帝京大 57-  7 大東大公式記録

帝京大の新主将は細木康太郎(4年,桐蔭学園)、スタメンは3,4年生が13人を占めるが、ルーキーFL青木恵斗(1年,桐蔭学園)が先発起用となった。対する大東大は、HO酒木凛平(4年,御所実)が新主将、こちらも3,4年生が13人先発する中、189cm120kgのリサラ・キシナ・フィナウ(1年,青森山田)が唯一ルーキーとしてスタメンで出場。

【FW平均体重】
 帝京大:104.8kg
 大東大:104.8kg

試合は14分、帝京大が敵陣深くでのラインアウトからFL青木恵斗が抜け出して先制トライ。スクラムで優位に立つ帝京大は、さらにPR照内寿明(4年,國學院栃木)のスクラムトライなどでトライを重ねて26-0と大きくリードして折り返す。

後半も帝京大がFB小村健太(4年,ハミルトンボーイズ高)とWTB白國亮大(4年,摂津)のトライで差を広げる。しかし、後半14分、大東大はWTB松田武蔵(3年,ロトルアボーイズ高)が左サイドライン際を抜け、副将SH東海林拓実(4年,山形中央)からWTB鎌田進太郎(4年,石見智翠館)にわたり初トライを決めた。このあともトライを重ねた帝京大が57-7でシーズン初戦を勝利で飾った。 

エディー・ジョーンズ わが人生とラグビー 

 

5月30日(日)

筑波大 20-26 大東大(公式記録)  

筑波大は昨年の主力BK4人が卒業、新主将FB松永貫汰(4年,大阪産大附)とともに昨年からの主力WTB植村陽彦(3年,茗溪学園)が今季初スタメンとなった。大東大のスタメンは前節帝京戦と同じ、FW第一列3人の平均体重は113.7kgと迫力がある。

【FW平均体重】
筑波大:100.1kg
大東大:104.8kg

試合のほうは、前半6分、ラックからの展開するとHO酒木凛平(4年,御所実)からLO塩見成梧(3年,御所実)とつないで先制トライ。筑波大は11分にPR木原優作(3年,東福岡)が相手ディフェンスの下に潜り込みトライを返すも、21分に大東大ラインアウトモールからHO酒木凛平が押し込み、大東大が14-7とリードして前半終了。

後半は筑波大がPGを返すも、大東大は23分にHO酒木凛平、31分にPR松山青(2年,岐阜工)がいずれもラックからサイドに飛び込みトライを重ねる。終了間際に筑波大が展開から2本のトライで差を縮めるが、大東大が26-20で勝利。

 

帝京大 87-12 中央大(公式記録)

帝京大は、メンバー入りした2019高校日本代表が4人のうち、WTB高本とむ(2年,東福岡)は初スタメン、No8延原秀飛(2年,京都成章)は初のメンバー入りとなった。今季の公式戦初戦となる中央大は、スタメンに昨年終盤の主力メンバーがわずか3人という布陣となった。

【FW平均体重】
帝京大:106.4kg
中央大:  99.4kg

序盤から圧倒する帝京大は、SO高本幹也(3年,大阪桐蔭)のロングパスなどで大きくボールを動かして、3分にFL青木恵斗(1年,桐蔭学園)、7分にWTB高本とむがトライを決める。その後は、FWを中心とした攻撃でトライを重ねると、前半終了間際には再びロングパスで大きく展開してのトライを決めるなど的を絞らせない。帝京大が42-0とリードして折り返す。

後半も帝京大の勢いは止まらず、後半20分に後半5本目となるトライを決める。一方の中央大は、28分、32分といずれもHO光安喬平(1年,大阪桐蔭)がモールから2本のトライを返す。しかし、さらにトライを加えた帝京大が87-12で勝利、春季大会2連勝となった。

 

日体大 12-73 法政大(公式記録)

日体大のスタメンは、4年生はLOミキロニ・リサラ(4年,)とCTBクリスチャン・ラウイの2名、ゲームキャプテンは3年生のFB福島脩登(3年,天理)が務める。法政大のほうは、前節リザーブの選手4人がスタメンとなるも、引き続きSOの先発はルーキーの金侑悟(1年,大阪朝鮮)。

【FW平均体重】
日体大:100.5kg
法政大:101.1kg

試合は、法政大が前半5分にマイボールスクラムから押し込みNo8大澤蓮(4年,長崎南山)がトライ、13分にはSO金侑悟のグラバーキックをつかんだ中島黎遂(4年,三好)がインゴールに押さえた。さらにトライを重ねた法政大は、前半だけで7トライを奪って47-0と大きくリードする。

後半先に点を取ったのは日体大、4分にラインアウトモールからHO藤田幹太(1年,筑紫)が押し込み、28分にはリスタートからLOミキロニ・リサラが突っ込んでのトライを返す。しかし、後半4トライを追加した法政大が73-12で勝利、前節に続いて連勝となった。また、プレースキッカーのSO金侑悟は8本中7本、代わって入ったSO熊田経道(2年,大産大附)も3本中2本を成功させた。

ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書) 

 

6月6日(日)

帝京大 45-  5 法政大(公式記録)  

春季大会2連勝の帝京大は、主将PR細木康太郎(4年,桐蔭学園)らを中心に、ハーフ団はSH谷中樹平(3年,御所実)とSO高本幹也(3年,大阪桐蔭)が務める。ルーキーでは、FL青木恵斗(1年,桐蔭学園)が3戦連続、FB小村真也(1年,ハミルトンボーイズ)は初めてのスタメン出場。

同じく2連勝の法政大、力強い動きを見せる主将No8大澤蓮(4年,長崎南山)、BKで躍動するWTB坂田龍之介(3年,東海大仰星)、FB石岡玲英(2年,御所実)らが中心となる。昨年プレイスキッカーとして法政の成功率を大幅に引き上げたCTB有田闘志樹(4年,鹿児島実)は今季初スタメン。

【FW平均体重】
帝京大:105.5kg
法政大:102.4kg

試合が動いたのは前半20分、帝京大SO高本幹也が敵陣22mライン付近でパスを受けると、ディフェンスをかいくぐりインゴールに飛び込んだ。さらに36分、ラインアウトモールからHO江良颯(2年,大阪桐蔭) が押し込む。一方の法政大は、40分にWTB坂田龍之介が突破すると、パスを受けたWTB中島黎遂(4年,三好)が左ライン際を走りきり追撃のトライを決めた。帝京大が12-5と7点をリードして前半を終える。

後半も帝京大が先にトライを決める。後半7分、相手ゴール前のラックからFWで推し進めて、最後はHO江良颯が押さえた。さらに19分には、敵陣ゴール前での相手ボールスクラムを押し込むと、こぼれ球をSO高本幹也が押さえてゴールも成功、26-5と差を広げる。このあと、3本のトライを重ねた帝京大は、やや運動量が落ちたように見えた法政大を後半完封し、45-5で勝利。

春季大会を3連勝で締めくくった帝京大は、3試合でトライ29、失トライ4と攻守にいい数字を残した。2勝1敗の法政大は、合計16トライ、失トライ11で終えた。

 

6月13日(日)

筑波大 57-17 中央大(公式記録

筑波大は、主将FB松永貫汰(4年,大産大附)がメンバー外、SH鈴村淳史(4年,中部大春日丘)がリザーブとなり、SH白栄拓也(2年,高鍋)、SO堀日向太(1年,中部大春日丘)というハーフ団でスタートする。

中央大も、前節のスタメンからFW4人とBK1人の計5人が入れ替わる。ルーキーのLO鈴木英次郎(1年,東京)が初スタメン、PR関聡憲(1年,仙台育英)はリザーブとして初のメンバー入りとなった。

【FW平均体重】
筑波大:101.3kg
中央大:  97.1kg

先制は中央大、昨秋リーグ戦で12本全てのゴールを成功させたSO津田貫汰(3年,桐蔭学園)が確実に決める。前半21分、ゴール中央でチャンスをつくった筑波大は、SO津田貫汰から2人飛ばして大外のWTB一口直貴(3年,星陵)がインゴールに飛び込んだ。32分にはラインアウトモールからHO肥田晃季(3年,中部大春日丘)がトライ、前半終了間際には相手のパントをキャッチしてFB松島聡()につなぐと自陣から走りきりそのままトライ。筑波大が19-3とリードして前半を終えた。

後半は3分5分と筑波大がトライを重ね、33-3とリードを広げる。中央大は後半12分、相手ゴール前でFWによるアタックを重ね最後はPR中村陵雅(3年,東京)が押し込み、この試合初トライを決めた。このあとさらに筑波大はSH白栄拓也(2年,高鍋)のトライなどでリードを広げ、中央大がロスタイムにFB杉本崇馬(3年,佐野日大)のトライで粘りを見せるも、57-17で筑波大の勝利となった。

 

日体大 17-76 大東大(公式記録

日体大は、前節LOで先発したミキロニ・リサラがPRに入るなど、ややスタメンが入れ替わる。ハラトア・ヴァイレアは前節に続きリザーブスタート、ルーキーのLO當山恭佑(1年,名護)、No8粟田駿也(1年,高鍋)は初スタメンとなった。

→直前のメンバー変更により、ハラトア・ヴァイレアはCTBでスタメン出場

大東大のほうは、前節からスタメンが8人入れ替わった。これまでLOを担ったミキロニ・リサラはNo8で出場、ルーキーではLO佐々木柚樹(1年,八戸工)、CTBハニテリ・フィラトア・ヴァイレア(1年,青森山田)が初スタメン。

【FW平均体重】
日体大:  94.4kg
大東大:100.6kg

試合のほうは、日体大CTBハラトア・ヴァイレアのキックを大東大SH稲葉聖馬(2年,御所実)がチャージ、チャンスをつくるとLO塩見成梧(3年,御所実)が中央にトライ。対する日体大は、8分に相手陣22メートルライン付近からCTBハラトア・ヴァイレアがディフェンスラインを抜けてトライを返す。しかし、大東大は17分24分とラインアウトモールからいずれもHO酒木凛平(4年,御所実)が押し込むと、39分にはSO青木拓己(3年,御所実)のキックパスのこぼれ球をNo8サイモニ・ヴニランギ(3年,マッセイ高)が押さえて、24-10とリードして前半終了。

後半は、大東大が3分にスクラムトライを決めると、相手のミスやインターセプトなどからトライを重ねる。後半36分、日体大は相手のパスが乱れからSO小田晴陽(2年,東海大福岡)が自陣10メートルライン付近から独走トライを決めるが、これが後半唯一のトライとなった。後半だけで8つのトライを奪った大東大が76-17で勝利。

 

ラグビートップリーグ カラー名鑑2021【ポケット判】 (B.B.MOOK1514) 

 

関連リンク 

daigakurugby.hatenablog.comdaigakurugby.hatenablog.com

daigakurugby.hatenablog.com

 

 

 

大学ラグビー.com

 

f:id:daigakurugby:20210518092603p:plain

 

関東大学春季大会Aグループ / 大学ラグビー … 第10回(2021年)

「関東大学春季大会」が2年ぶりに実施となった。Aグループは、関東大学対抗戦と関東大学リーグ戦の上位3チームずつの計6チーム。

2021年5月2日に開幕戦が行われ、6月27日(日)までに全9試合が行われる。今回は同一リーグ同士の対戦は行わず、各チーム3試合ずつを戦う。また、今大会は、順位付けをしないことになっていること、メンバー登録は26人まで認められることになっている。

試合結果は、随時更新予定。

過去の大会の結果は、次の通り。

daigakurugby.hatenablog.com


ラグビーマガジン 2021年 06 月号 [雑誌] 

 

勝敗表:6月6日(日)終了時

明治大 3勝0敗 24-19日大 68-29流経 28-26東海
東海大 1勝1敗 48-26早大 26-28明治
早稲田 1勝1敗 26-48東海 31-17日大
日本大 0勝2敗 19-24明治 17-31早大
流経大 0勝1敗 29-68明治
慶応大 0勝0敗

*対戦表、得失点、トライ数等の詳細は< 大学ラグビー.com >へ。

Number(ナンバー)1020号[雑誌]日本ラグビー 主将に学べ 

 

試合結果

5月2日(日)

日本大 19-24 明治大(公式記録

昨年の主力が多数残る日本大は、新主将FL飯田光紀(4年,日川)を中心にスタメンに主力を並べた。一方、昨年のチームの核となる選手多数が抜けた明治大は、ルーキーのFL福田大晟(1年,中部大春日丘)ら昨年スタメン出場が一度もない選手6人がスタメンに名を連ねた。

【FW平均体重】
 日本大 100.4kg
 明治大 100.3kg

試合のほうは、14分に日本大学が敵陣ゴール前のラインアウトから、HO林龍輝(3年,日大高)が押し込み先制。明治大は19分、新主将SH飯沼蓮(4年,日川)のテンポのよい球出しからFB雲山弘貴(4年,報徳学園)のトライで追いついたあと、互いに1トライ1ゴールずつ加えて12-12で前半を終える。

後半も先に日本大がトライを決めるも、明治大が後半26分のPR村上慎(4年,法政二)のトライなどで19-19と同点に。さらに、明治大は33分、自陣からSO伊藤耕太郎(2年,國學院栃木)が抜け出し、CTB齊藤誉哉(3年,桐生第一)が大きくゲイン、最後はリザーブに入っていたルーキーのWTB金昂平(1年,大阪朝鮮)が後半33分に決勝トライ。24-19で明治大が勝利し、シーズンの開幕を白星でスタートした。

 

慶応大 延期検討 流経大

試合は中止。延期を検討中。< 協会のお知らせ >

 

5月9日(日)

明治大 68-29 流経大(公式記録)

明治大は、先週に続いてSOを伊藤耕太郎(2年,國學院栃木)が務め、FL福田大晟(1年,中部大春日丘) とWTB金昂平(1年,大阪朝鮮)と2人のルーキーが先発。流経大のほうは、昨年スタメン出場のなかったメンバーが8人先発となるが、イノケ・ブルア(4年,スバグラマースクール)ら留学生は充実の布陣となった。

【FW平均体重】
 明治大 103.0kg
 流経大 103.9kg

試合開始直後、攻め込む明治大のパスミスからイノケ・ブルアがボールを拾って独走、流経大が先制する。しかし、明治大は、前半17分、23分とCTB児玉樹(4年,秋田工)の2本のトライで逆転、このあともサポートの動きがよくトライを追加し、35-10とリード。流経大は43分にFL星野竜輝(3年,流経大柏)が自陣でインターセプトし独走トライをあげるも、明治大が35-17でリードして折り返した。

後半も明治大の勢いは止まらず、PR大賀宗志(3年,報徳学園)、FL森山雄太(2年,東福岡)などがトライを追加。流経大は後半にFB長尾岳(4年,尾道)とイノケ・ブルアがトライを返すも、明治大が68-29で勝利した。

 

早稲田 26-48 東海大(公式記録)

早稲田は、フレッシュなメンバーが加わったほか、小林賢太(4年,東福岡)が右PRから左PRに、 村田陣悟(2年,京都成章)はFLからLOに、槇瑛人(3年,國學院久我山)はWTBからFBでスタメンとなった。東海大は、SOを昨年ルーキーで活躍したSO武藤ゆらぎ(2年,東海大仰星)とし、丸山凛太朗(3年,東福岡)はCTBでのスタメンとなった。

【FW平均体重】
 早稲田 100.0kg
 東海大 106.5kg

先制は東海大、6分にSO武藤ゆらぎが抜け出し、CTB丸山凛太朗がトライ。早稲田の初トライは21分、新主将CTB長田智希(4年,東海大仰星)からWTB堀尾健太(4年,茗渓学園)とつないでインゴールに飛び込んだ。さらに互いにトライを追加し、東海大は12-14と2点のビハインドで前半終了。

後半は東海大が4分のトライで逆転すると、11分にはCTB丸山凛太朗のキックパスをインゴールでキャッチしたFB酒井亮治(4年,東海大相模)が押さえて突き放す。早稲田は後半15分、敵陣深くでラックから飛び出したFL相良昌彦(3年,早稲田実)がトライを返すも、さらにトライを重ねた東海大が48-26で勝利となった。

エディー・ジョーンズ わが人生とラグビー 

 

5月23日(日)

明治大 中止 東海大(山梨JITス)  

中止の上、再度日程調整 < 関東協会/お知らせ

→ 6/6に代替日設定

 

6月6日(日)

明治大 28-26 東海大(公式記録)

明治大は、主将SH飯沼蓮(4年,日川)がメンバー外となり、SH丸尾祐資(3年,報徳学園)、SO齊藤誉哉(3年,桐生第一)のハーフ団、ゲームキャプテンはNo8大石康太(4年,國學院久我山)が務める。また、ルーキーCTB秋濱悠太(1年,桐蔭学園)がスタメン出場。

東海大のほうは、PR前田翔(4年,東海大仰星)、WTB林隆広(4年,石見智翠館)、FB酒井亮治(4年,東海大相模)らの昨年の主力がメンバー外、WTBにルーキーの森山翔斗(1年,佐賀工)がスタメンに名を連ねた。

【FW平均体重】
明治大:103.0kg
東海大:109.4kg

先に点をとったのは東海大、前半7分にHO土一海人(4年,東海大相模)が、12分にはLO小池隆成がいずれもラインアウトモールから押し込んだ。対する明治大は、28分に相手ゴール前のラックからNo8大石康太がゴールポスト下に飛び込みグラウンディング。41分の東海大ラインアウトで最前列のNo8ノア・トビオに速いパス、そのままインゴールに飛び込みトライを決めた。明治大は、7-19と12点のビハインドで前半を折り返す。

後半4分、明治大が相手ゴール前のラックからSH丸尾祐資がSO齊藤誉哉へつなぎ、FB雲山弘貴に切り返してトライを決めた。しかし、14分には東海大ラインアウトモールからHO土一海人が押さえ、東海大のリードは再度12点に。このまま終盤を迎えた36分、明治大はラックから展開しPR中山律希(2年,天理)がトライ、さらに40分を過ぎてラックからNo8大石康太がトライを決めて同点。そして、やや難しい角度のコンバージョンキックをSO池戸将太郎(2年,東海大相模)が決めて、明治大が28-26と勝利となった。

明治大は、毎試合ほぼ全てのリザーブを使いながら3連勝。また、3戦で18トライのうち、FWで9トライ、BKでも9トライとさまざまなシーンでトライを奪った。

東海大のほうは、早稲田戦の前後半、明治大戦の前半は開始10分までにトライを決めてリズムをつくった。明治大戦はWTB林隆広やFB酒井亮治を欠いたせいか、BKのトライはゼロに終わった。

 

早稲田 31-17 日本大(公式記録)  

早稲田は、前節メンバー外のFB河瀬諒介(4年,東海大仰星)、リザーブだったNo8佐藤健次(1年,桐蔭学園)がスタメン入り。主将CTB長田智希(4年,東海大仰星)がメンバー外となり、PR小林賢太(4年,東福岡)がゲームキャプテンを務める。

日本大のほうは、主将FL飯田光紀(4年,日川)、No8シオネ・ハラシリ(4年,目黒学院)、CTBナサニエル・トゥポウ(3年,マリストブラザーズ)ら昨年の主力がメンバー外、CTBフレイザー・クワーク(4年,開志国際)がゲームキャプテンとなる。

【FW平均体重】
早稲田:101.0kg
日本大:100.6kg

試合のほうは、前半8分に早稲田が先制。相手ゴール前ラックからのサイドアタックでLO鏡鈴之助(3年,早大学院)がインゴールに飛び込んだ。さらに、16分にラックから右に左に展開し、最後はPR小林賢太がトライ。前半終了間際には、SO吉村紘(3年,東福岡)がPGを決めて、17-0とリードして前半を終える。

サイドが替わった後半、後半9分に日本大はラインアウトモールからHO林龍輝(3年,日大高)が押し込んでトライ。しかし、早稲田は敵陣深くで相手ペナルティを得ると、リスタートからFB河瀬諒介が持ち込んで最後はWTB槇瑛人(3年.國學院久我山)がトライを決める。粘る日本大は、16分21分といずれもラインアウトモールからHO林龍輝が押し込み、7点差に迫る。しかし、今度は早稲田がラインアウトモールからのトライを決めて突き放し、31-7で勝利。

早稲田は、東海大に破れたあとの初勝利。SO吉村紘が2戦でPGを含む8本全てのゴールを成功させている一方、後半の失トライ(東海大戦5T,日本大戦3T)が多さが目立った。

日本大は、2戦で奪った6トライのうち3つがラインアウトモール、3つがラックからのサイドアタックによるもので、BK展開したトライはない。BKでとることで、さらにFWが生きるか。

 

6月20日(日)

流経大 13:00 早稲田(流経大G) 

 

東海大 14:00 慶応大(静岡エコパ) 

 

 

6月27日(日)

慶応大 13:00 日本大(慶応大G) 

 

ラグビートップリーグ カラー名鑑2021【ポケット判】 (B.B.MOOK1514) 

 

関連リンク 

daigakurugby.hatenablog.comdaigakurugby.hatenablog.com

daigakurugby.hatenablog.com

 

 

 

大学ラグビー.com

 

f:id:daigakurugby:20210520201627p:plain

 

大学ラグビー 主将のポジション … 2019年度以降の関東関西3リーグ24チーム

主将はポジションで決まるものではないが、ポジションの特性から集計してみると傾向は見られる。日本代表では、リーチマイケルのFL(フランカー)が印象的だが、大学ラグビーではどうか。 

関東大学対抗戦Aグループ、関東大学リーグ戦1部リーグ、関西大学ラグビーAリーグの24チームを対象とした。複数ポジションを務めた主将については、秋のリーグで最も多く出場したポジションを優先してカウントした。

ラグビーマガジン 2021年 04 月号 [別冊付録:スーパーラグビー2021観戦ガイド] 

 

2021年度

2021年度の主将は、3/10時点で2/3にあたる16チームが判明。ここまでのところは、FLやCTBといったより献身的なポジションが多めとなっている。背中で引っ張るポジションとも言える。

ただ、例年とも数名は当初とポジションが変わることがあるので、シーズン終了後に修正をする可能性がある。

 

2021のグラフ

f:id:daigakurugby:20210310161231p:plain

2021主将ポジション 3/10時点

 

2021年度のデータ

明治大 飯沼蓮 日川 SH

早稲田 長田智希 東海大仰星 CTB

慶応大 原田衛 桐蔭学園 HO

帝京大

筑波大 松永貫汰 大産大附 FB

日体大 髙橋泰地 秋田工 FL

立教大 麻生典宏 桐蔭学園 PR

青学大 桑田宗一郎 桐蔭学園 SO

東海大 ジョーンズリチャード剛 伏見工 FL

流経大

日本大 飯田光紀 日川 FL

法政大

中央大

大東大 酒木凛平 御所実 HO

関東学 三輪悠真 尾道 SH

専修大 平山壮太 大分舞鶴 CTB

天理大 佐藤康 天理 HO

同志社

京産大

関学大

立命館 木田晴斗 関西大倉 CTB

摂南大

関西大 龍田恭佑 京都成章 PR

近畿大 福山竜斗 天理 CTB

Number(ナンバー)1020号[雑誌] 日本ラグビー 主将に学べ 

 

2020年度

2020年度はFLが最多の31%となった。No8も含めて第3列として見ると、あわせて46%と半数に迫る。

大学選手権優勝の天理大学松岡大和主将が印象的だったが、準決勝出場チームの主将は4人全員が第3列、準々決勝出場チームの主将は第3列の6人にLOとHO、全員がFWだった。

法政大学と摂南大学では共同主将という体制をとっていたので、24チーム26人の主将ポジションを集計した。

 

2020年度のグラフ

f:id:daigakurugby:20210310162036p:plain

2020主将ポジション

 

2020年度のデータ

明治大 箸本龍雅 東福岡 No8

早稲田 丸尾崇真 早稲田実 No8

帝京大 松本健留 大阪桐蔭 FL

筑波大 岡﨑航大 長崎北陽台 CTB

日体大 玉木将也 熊野 LO

慶応大 相部開哉 慶應義塾 LO

青学大 西野稜祐 東京 CTB

立教大 北山翔大 東海大仰星 SH

東海大 吉田大亮 東海大仰星 No8

日本大 藤村琉士 京都成章 HO

流経大 坂本侑翼 流経大柏 FL

大東大 南昂伸 御所実 SH

法政大 吉永純也 東福岡 FL

    根塚洸雅 東海大仰星 FB

専修大 夏井大輔 秋田中央 CTB

関東学 萬田開人 仙台育英 WTB

中央大 川勝自然 桐蔭学園 FL

天理大 松岡大和 甲南 FL

同志社 中尾泰星 大分舞鶴 FL

関学大 竹内海斗 天理 HO

京産大 田中利輝 東海大仰星 FL

近畿大 森田博斗 常翔学園 PR

立命館 庄司拓馬 東海大仰星 No8

摂南大 三田村直輝 石見智翠館 SH

    春山右京 報徳学園 FL

関西大 淡野徳蔵 尾道 HO

いいちこラグビー陶器焼酎 iichiko40 750ml 三和酒類 

 

2019年度

最多はCTBの25%、次いでFLの17%となった。また、PRは途中交代するケースが多いポジションでありながら主将は3人。

大学選手権で優勝した早稲田大学の主将は齊藤直人、SHでありプレイスキッカーも務めた。帝京大学の本郷泰司と成蹊大学の甲山大悟の2人はFWとBKの両方で出場しており、それだけ欠かせない存在だったとも言える。

2019年度のグラフ

f:id:daigakurugby:20210310163118p:plain

2019主将ポジション

 

2019年度のデータ

明治大 武井日向 国学院栃木 HO

早稲田 齋藤直人 桐蔭学園 SH

帝京大 本郷泰司 京都成章 CTB

筑波大 杉山優平 大阪桐蔭 SH

日体大 石田大河 九州学院 CTB

慶応大 栗原由太 桐蔭学園 CTB

青学大 下里雄大 名古屋 No8

成蹊大 甲山大悟 桐蔭学園 FL

東海大 眞野泰地 東海大仰星 SO

日本大 坂本駿介 三本木農業 PR

流経大 積賢佑 熊本西 No8

大東大 佐々木剛 八戸西 FL

法政大 井上拓 御所実業 FB

専修大 郡司健吾 日川 CTB

拓殖大 河田和大 深谷 PR

中央大 石渡健吾 東京 FL

天理大 岡山仙治 石見智翠館 FL

同志社 山本雄貴 同志社 WTB

関学大 原口浩明 東筑 PR

京産大 伊藤鐘平 札幌山の手 LO

近畿大 川添公康 佐賀工業 LO

立命館 片岡涼亮 流経大柏 CTB

摂南大 瀬戸伊織 金光藤蔭 HO

大体大 山下真之介 荒尾 CTB

ラグビートップリーグ カラー名鑑2021【ポケット判】 (B.B.MOOK1514) 

 

関連リンク  

daigakurugby.hatenablog.com

 

 

 

大学ラグビー.com