概要
1983年12月17,18日の1回戦4試合から1984年1月7日の決勝まで、8チームによるトーナメント戦全7試合が行われた。
大学選手権の連覇を狙う同志社大学は関西リーグで8年連続の全勝優勝、全7試合の失点合計はわずか41点であった。選手権準決勝はリーグ戦で22-3と勝利している京都産業大学との対戦となったが、ここでも余裕を持って勝利、2年連続4回目の決勝進出となった。
慶應義塾大学に破れたものの5年ぶりに関東対抗戦を制した日本体育大学、選手権準決勝では対抗戦で39-3と勝っている明治大学との対戦、接戦となったが33-22で勝利、5年ぶり4回目の決勝進出を決めた。
決勝は同志社大学がWTB東田の2PGで先行、27分には相手ボールスクラムのこぼれ球を抑えてトライを奪うなど前半を15-0で終える。後半も同志社の時間帯が続く、後半開始早々にトライを奪うと27分35分にもトライを奪い31-0と差を広げる。終了間際に日体大が一矢報いるも日体大のSH高崎SO朽木の3年生ハーフ団をおさえて31-7で同志社大学が勝利、2年連続3回目の優勝を決めた。
出場校
関東対抗戦と関東リーグ戦のそれぞれ1位から4位がたすきがけで交流戦として対戦し、その勝者4校が出場。関西リーグは上位2校は出場確定、3位チームと東海リーグ1位の勝者。九州リーグは1位が出場。
交流戦結果:日体大(対1)24- 7大東大(リ4)
明治大(対2)34-19専修大(リ3)
慶応大(対3)14-15日本大(リ2)
帝京大(対4)13-10法政大(リ1)
関東対抗戦
1位日本体育大学/2年連続10回目(c原喜代司)
2位明治大学/14年連続14回目(c高田健造)
4位帝京大学/初出場
関東リーグ戦
2位日本大学/7年ぶり4回目
関西リーグ
1位同志社大学/10年連続19回目(c田井敏秀)
2位京都産業大学/2年連続2回目
東海リーグ
1位中京大学/3年ぶり11回目
九州リーグ
1位福岡工業大学/2年連続15回目
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/17(土),18(日)
大阪・花園ラグビー場
同志社大学31-4帝京大学
日本大学4-22京都産業大学
福岡・久留米競技場
福岡工業大学4-35日本体育大学
準決勝1/2(月)
東京・国立競技場
同志社大学46-15京都産業大学
明治大学22-33日本体育大学
決勝 1/7(土)
東京・国立競技場
同志社大学31-7日本体育大学(前半15-0)
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