2020シーズンを前に、過去3年のベスト15をチェック。ベスト15の選出メンバーから、2020に躍動しそうな選手を見ていく。
関東リーグ戦のベスト15
2019は優勝した東海大から8人が選ばれ、そのうち3人は1,2年生。東海大は大学選手権準優勝3回、2020は頂点を目指す。2020を見据えると、2017選出の中央大/侭田洋翔、2018の大東大/南昂伸、シオペ・ロロ・タヴォ、鈴木匠、2019は法政大/根塚洸雅らが4年生となる。また、2020に3年生の東海大/望月裕貴も大きなポテンシャルを秘める。
東海大の強さは変わらないが、中央大/侭田洋翔や主将となった法政大/根塚洸雅らが新戦力と融合し活躍するようだと面白い。
3年間の累計(のべ)
この3年間、1位2回、2位1回の東海大が最多の18人。次いで、1位2位4位となった大東大の15人となった。上位校や留学生の選出が多いが、中位以下の大学からも期待の下級生も選ばれている。
東海大 18人
大東大 15人
流経大 7人
日本大 2人
法政大 2人
中央大 1人
2019
2連覇の東海大からベスト15に8人。2位に躍進の日本大から2人、3年連続3位の流経大から3人、7年ぶりに大学選手権を逃した大東大からの選出は1人のみ。法政大の根塚洸雅は、1年時に東海大戦で先制トライを奪うなど1年から活躍。
1 坂本駿介 日本大 4年
2 新井望友 東海大 4年
3 中野 幹 東海大 4年
4 タマ・カペネ 流経大 2年
5 中村匡汰 東海大 4年
6 レキマ・ナサミラ 東海大 1年
7 佐々木剛 大東大 4年
8 シオネ・ハラシリ 日本大 2年
9 山菅一史 東海大 4年
10 眞野泰地 東海大 4年
11 横瀬慎太郎 流経大 4年
12 根塚洸雅 法政大 3年
13 ヴィリアメ・タカヤワ 流経大 3年
14 林 隆広 東海大 2年
15 酒井亮治 東海大 2年
2018
シーズンは東海大学が優勝したが、ベスト15には2位の大東大から10人、東海大は4人となった。大東大は東海大に敗れたものの、高い攻撃力を見せた。2017に続き1年生で選出された東海大の望月裕貴は、189cm100kgの大型WTB。
1 古畑 翔 大東大 4年
2 平田快笙 大東大 4年
3 藤井大喜 大東大 3年
4 中村匡汰 東海大 3年
5 タラウ・ファカタヴァ 大東大 4年
6 湯川純平 大東大 4年
7 テビタ・タタフ 東海大 4年
8 アマト・ファカタヴァ 大東大 4年
9 南 昂伸 大東大 2年
10 大矢雄太 大東大 4年
11 韓 尊文 流経大 4年
12 シオペ・ロロ・タヴォ 大東大 2年
13 アタアタ・モエアキオラ 東海大 4年
14 望月裕貴 東海大 1年
15 鈴木 匠 大東大 2年
2017
優勝した大東大の4人は全てFWから、2位の東海大からはFW2人にBK4人の計6人の選出。中央大から唯一選ばれた侭田洋翔は1年生、リーグ戦6試合に先発し1試合はキッカーを任された。
1 三浦昌悟 東海大 4年
2 平田快笙 大東大 3年
3 藤井大喜 大東大 3年
4 川瀬大輝 東海大 4年
5 タウムア・ナエアタ 流経大 4年
6 大西 樹 流経大 4年
7 河野良太 大東大 4年
8 アマト・ファカタヴァ 大東大 3年
9 中島大希 流経大 4年
10 侭田洋翔 中央大 1年
11 中井健人 法政大 3年
12 池田悠希 東海大 4年
13 鹿尾貫太 東海大 4年
14 アタアタ・モエアキオラ 東海大 3年
15 野口竜司 東海大 4年
君たちは何をめざすのか 《ラグビーワールドカップ2019が教えてくれたもの》