FWとBK別のトライ数の比較。
密集など状況によってFWとBKが入り交じる場面も考えられるが、まとまった数字で見ると傾向が見えてくるかもしれない。
いずれも、11/17までの結果をもとにしており、また関東対抗戦と関西リーグではPT(ペナルティトライ)はなかった。
関東対抗戦
大学別トライ数はFWBKの順に次の通り。
明治大 20 40
早稲田 19 36
帝京大 14 28
筑波大 3 22
日体大 3 10
慶応大 20 6
青学大 1 4
成蹊大 3 2
筑波大BKのトライの多さが目につく。筑波大FWは他大学に比べて軽量ということもあり、BKでのフィニッシュを意識しているのだろう。日本一の有力候補である明治大から5T、帝京大から3T奪ったのは全てBK陣。ただ、早稲田には封じられたか、FWの1Tのみであった。
慶応大のFWの多さも際立つ。ここまでの結果から、FWで取ってきたというよりBKが取れずに勝ちきれなかったと言うべきか。3強に対する初戦の明治大戦ではPG1本のみでトライはなかった。あと2戦で1敗すれば大学選手権出場はなくなるが、留学生が馴染んでくることで一矢報いることを期待したい。
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関東リーグ戦
大学別トライ数(FW、BK、PTの順)
東海大 30 30 0
日本大 15 15 1
流経大 9 26 0
大東大 8 17 1
法政大 7 15 0
専修大 6 11 1
拓殖大 11 5 0
中央大 3 10 0
東海大はFWBKとも同数だが、日本大戦FW6TBK2T、流経大戦FW4Tのみとここまでの上位との対戦ではトライ数はFWに偏っている。大逆転の流経大戦はどうったかわからないが、ゲームごとのプランによるものもあるだろう。
一方、躍進の日本大は相手に関係なく、FWBKのトライ数はほぼ同数。相手にあわせるよりも、自分たちのスタイルで力を発揮していこうというところか。
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関西リーグ
大学別トライ数は、FWBK順に次の通り。
天理大 26 38
京産大 14 12
同志社 19 11
関学大 10 12
近畿大 9 12
立命館 8 15
大体大 6 9
摂南大 5 12
京産大と同志社のFW率が高いのは、FW重量では関東の上位大学と並ぶほどであることも大きいだろう。摂南大も重量はあるが、FWで取り切れていないことがここまで5戦全敗という結果に影響がありそうだ。
近畿大はややBKの比率が高いものの、BKのトライ数は6→3→1→1→1となっている。FWの頑張りからのBK展開と流れを変えることができるか。