大学ラグビー.com

データで見る大学ラグビーなど。大学ラグビー.com(http://daigakurugby.nobody.jp)でデータ掲載中。

2021 対抗戦 第6週 <直前チェック> … 早稲田vs帝京大 慶応大vs明治大 など

概要

2021年度の関東大学対抗戦第6週は、11/3(水・祝)に2試合、11/7(日)に2試合が行われる。Aグループは、明治大学早稲田大学慶應義塾大学帝京大学筑波大学日本体育大学立教大学青山学院大学の8チーム。

第3週までの成績

今季は勝ち点制、勝ち4、引き分け2、負け0のほか、「3トライ差をつけた場合」「7点差以内の負け」にボーナスポイントとして1点が加わる。

10/24(日)終了時点の成績は次の通り。

明治大 4勝0敗 勝点20 得失点+185
帝京大 4勝0敗 勝点19 得失点+238
早稲田 4勝0敗 勝点19 得失点+221
慶応大 3勝1敗 勝点15 得失点  +78
筑波大 1勝3敗 勝点  5 得失点  -34
青学大 0勝4敗 勝点  0 得失点-175
日体大 0勝4敗 勝点  0 得失点-243
立教大 0勝4敗 勝点  0 得失点-270

対戦表詳細は → 関東大学対抗戦対戦表

トライランキング(10/24日終了時)

7T 松本純弥/明治大
7T 槇瑛人/早稲田
6T 江良颯/帝京大
6T 奥井章仁/帝京大
5T 江藤良/明治大
5T 原田衛/慶応大

トライランキング詳細は → トライランキング

ゴールランキング(10/24日終了時)

31G 高本幹也/帝京大 73.8%
27G 吉村紘/早稲田 75.0%
19G 廣瀬雄也/明治大 65.5%
  9G 浅見亮太郎/筑波大 81.8%
  9G 中楠一期/慶応大 50.0%

ゴールランキング詳細は → ゴールランキング

 

ラグビーマガジン 2021年 10 月号 [雑誌] 別冊付録/大学ラグビー選手名鑑 

 

11/3(水・祝)

早稲田 11:30 帝京大(駒沢/有観客)

互いにここまで4戦4勝、全勝対決となる。昨年の対戦はトライの奪い合いとなり19-19の同点で前半を終えると、後半は先に2トライを奪った早稲田が試合を優位にすすめて45-29で勝利した。

今季の早稲田は、1,2戦目は快勝、3戦目の筑波大戦は先に3トライを奪うも2トライを許し追い上げられるも逃げ切った。青学大戦は前半終了間際のトライで逆転、後半は突き放した。ここまでCTB長田智希(4年,東海大仰星)、WTB槇瑛人(3年,國學院久我山)、FB河瀬諒介(4年,東海大仰星)で14トライ、BKで勝負する。

帝京大のほうは、開幕戦の筑波大戦では出足のよいディフェンスに苦戦、なんとか前半35分のトライでリードすると、後半は互いにトライなしの攻防で17-7で勝利となった。2戦目以降は危なげない戦いを見せた。ここまでの40トライのうち約2/3にあたる26トライまでをFWで奪った。モールなどFWによる攻撃でトライを取りきれるかが鍵になる。

メンバー表チェック

早稲田は、PR小林賢太(4年,東福岡)、SO吉村紘(3年,東福岡)らがスタメン復帰、PR木村陽季(4年,早実)は初スタメンとなる。SO/CTB伊藤大祐(2年,桐蔭学園)はリザーブ、昨年からの主力LO大﨑哲徳(4年,國學院久我山)はメンバー外。

f:id:daigakurugby:20211102062939p:plain

早稲田 メンバー

帝京大は、FL延原秀飛(2年,京都成章)、WTB白國亮大(4年,摂津)がスタメン復帰、FL青木恵斗(1年,桐蔭学園)、WTB大藪洸太(3年,中部大春日丘)はメンバー外となった。リザーブには、LOリッチモンド・トンガタマ(4年,オタフフC)、WTBミティエリ・ツイナカウヴァドラ(Sジョセフ)が控える。

f:id:daigakurugby:20211102062958p:plain

帝京大 メンバー
過去の対戦

2018 早稲田28-45帝京大
2019 早稲田34-32帝京大
2020 早稲田45-29帝京大

FW平均体重

早稲田 100.0kg
帝京大 106.6kg

FW高身長選手(cm)

早稲田 LO村田陣悟185,LO桑田陽介185,PR小林賢太181,FL相良昌彦180
帝京大 LO本橋拓馬192,LO江里口真弘185,FL延原秀飛182

 

慶応大 14:00 明治大(駒沢/有観客)

3勝1敗の慶応大と4戦全勝の明治大との一戦。昨年の対戦はロースコアの戦い、慶応大は前半は3-7とリードされるも、後半は1トライづつを奪い合い2点差に詰め寄ると、ロスタイムのPGで13-12と逆転勝利となった。

ここまでの慶応大は、2戦目の筑波大戦で前半15分のトライを最後に得点を取ることができず12-34で敗れた。昨年下位の3チームには、昨季は70点以上奪ったが今季は43,41,40点、FWのトライが24トライから14トライとなった。FWでどれだけ勝負できるかがポイントか。

明治大のほうは、序盤の3戦は危なげない勝利も完勝とはいかなかったが、4戦目の筑波大戦では出足のよいディフェンスをものともせず、前半に4トライを奪って24-0、後半にも5トライを奪い53-14で快勝となった。ここまで35トライのうち19トライをBKで奪っており、いい形でBKにボールが渡れば確実に仕留める。

メンバー表チェック

慶応大は、序盤BKで出場したLOアイザイア・マプスア(3年,キングスC)がFWとしては初スタメン、No8中山大暉(1年,桐蔭学園)は対抗戦初スタメンとなる。リザーブには、序盤SHで出場したFB山田響(2年,報徳学園)がいるためか、SHの選手は入れずFW6人BK2人としている。

f:id:daigakurugby:20211102063017p:plain

慶応大 メンバー

明治大のメンバーは、前の試合でFBに入った石田吉平(3年,常翔学園)がWTBに、FB雲山弘貴(4年,報徳学園)が今季初スタメン。また、CTB児玉樹(4年,秋田工)が9/18以来のメンバー入りとなる。昨年も何度あったが、リザーブにはSHなしでFW5人、BK3人を配した。

f:id:daigakurugby:20211102063031p:plain

明治大 メンバー
過去の対戦

2018 慶応大28-24明治大
2019 慶応大  3-40明治大
2020 慶応大13-12明治大

FW平均体重

慶応大 101.1kg
明治大 102.1kg

FWの高身長選手(cm)

慶応大 LOアイザイア・マプスア193,LO村松龍之介180,FL高武俊輔180
明治大 山本嶺二郎191,LO武内慎191,FL木戸大士郎185,PR村上慎181

ラグビー日本代表 フランス2023へ:B・Bムック (B・B MOOK 1533) 

 

11/7(日)

筑波大 13:00 青学大青学大G/無観客)

1勝3敗の筑波大と4戦全敗の青学大との対戦。昨年の対戦は、青学大が前半17分のトライで9点差に迫るも、以降は筑波大が突き放した。

今季の筑波大は、開幕戦の帝京大戦には敗れたものの、2トライ17点に抑えてディフェンスの手応えを得た。以降は慶応大に4トライを奪っての勝利、早稲田に7点差負け、明治大には完敗となった。ディフェンスを軸に学生トップレベルのBKが躍動する。

青学大のほうも、4戦全敗ながらディフェンスでは一定の成果を見せており、上位4チームに対し昨年の329失点が今季は205失点となった。とくに明治大戦では前半29分までトライを許さなかったり、早稲田には前半40分までは13-12とリードするなど前半の健闘が見られた。

ディフェンスで成果を出してきたチーム同士、前半はロースコアで後半息切れしない筑波大が優位に立つか。

メンバー表チェック

筑波大は、ルーキーのLO本郷雄斗(1年,千葉)が初スタメン。前節リザーブのPR山崎昇悟(4年,浦和)、No8楢本鼓太朗(3年,修猷館)、CTB川合カイト(4年,小山台)がスタメンに戻る。また、SO児玉悠一朗(3年,福岡)は5月以来のメンバー入りとなった。

f:id:daigakurugby:20211106062715p:plain

筑波大 メンバー

青学大のほうは、WTB手島究(4年,東農大二)が今季初スタメンとなったほか、ルーキーHO田中優光(1年,名古屋)、HO柳井健太郎(4年,日大二)はリザーブとして初のメンバー入りとなった。

f:id:daigakurugby:20211106062736p:plain

青学大 メンバー
過去の対戦

2018 筑波大73-31青学大
2019 筑波大59-21青学大
2020 筑波大80-15青学大

FW平均体重

筑波大 100.1kg
青学大   98.3kg

FW高身長選手(cm)

筑波大 LO八木澤龍翔188,LO本郷雄斗187,FL深山竣介180
青学大 LO江金海188,LO清原裕揮187,FL渡邊元樹187

 

日体大 13:00 立教大(日体大G/無観客)

ともに4戦全敗の日体大と立教大の対戦となる。昨年の対戦は、終始追いつ追われつの展開となり、互いに2トライ3PG、最後は後半37分のPGで逆転した日体大が23-21で勝利。

ここまでの日体大は、大敗する試合もあったが、明治大戦では先制PGを決めたあと簡単にトライを許さず、帝京大戦でも先制トライを奪うなど、試合の入りでうまくいく試合もあった。立教大戦も前半から仕掛けていく。

立教大は、ここまでなかなかいいところが出せず、苦しい戦いになっている。しかし、今後の結果によっては入替戦もあり得るため、勝敗に加えて勝点を意識した戦いも必要となる。遠くからでもPGを狙ってくる日体大には注意が必要だ。

メンバー表チェック

日体大は、LO伊藤拓哉(2年,東京)、CTB皆川祥汰(4年,駒込)がスタメンに復帰する。ここまで全戦スタメンのLO小柿駆(3年,東農大二)はメンバー外となった。リザーブには、HO藤田幹太(1年,筑紫)ら4人のルーキーが入った。

f:id:daigakurugby:20211106070957p:plain

日体大 メンバー

立教大のほうは、この4戦SOだった中優人(1年,桐蔭学園)がCTBにまわり、SOには安藤海志(3年,京都成章)が入る。PR勝沼遼(4年,新潟明訓)がスタメンに戻り、ベストの第一列が揃う。WTB太田匠海(2年,京都成章)は初めてのメンバー入り。

f:id:daigakurugby:20211106071015p:plain

立教大 メンバー
過去の対戦

2018 対戦なし
2019 対戦なし
2020 日体大23-21立教大

FW平均体重

日体大 102.1kg
立教大   96.5kg

FW高身長選手(cm)

日体大 PRミキロニ・リサラ186,No8ハラトア・ヴァイレア184,LO諏訪和希182
立教大 LO守源184,LO村田裕太183,No8紀伊雄介182

[カンタベリー] ジャパンマスク AA00679 10 L 

 

関連リンク

daigakurugby.hatenablog.com

daigakurugby.hatenablog.com

 

 

 

大学ラグビー.com

 

f:id:daigakurugby:20211102062906p:plain