第31回 全国大学ラグビーフットボール選手権大会(1994-1995)
概要
1994年12月17,18日の1回戦8試合から1995年1月6日の決勝まで、16チームによるトーナメント戦全15試合が行われた。
大東文化大学は関東リーグ戦を6勝1敗で5回目の優勝、大学選手権準々決勝ではリーグ戦で破れた関東学院大学との接戦を制すると、準決勝では早稲田大学とのトライ合戦をものにして3年ぶり4回目の決勝進出。関東対抗戦を全勝で5連覇を遂げた明治大学は、大学選手権準々決勝では中央大学に苦戦したものの、準決勝の京都産業大学戦では前半のリードを守り切り33-15で勝利、2年連続17回目の決勝へ。
決勝前半は、大東文化大学1Tに対し明治大学1T1Gで5-7、後半は大東文化大学は井沢、ラトゥ、オトを中心とした攻撃で2T奪うも明治大学も2Tを決める。しかし、プレイスキックの差が出て、22-17の5点差で大東文化大学の勝利、6年ぶり3回目の優勝。
このシーズンに活躍した4年生は、大東大/井沢航、明治大/南條賢太、法政大/坂田正彰など。
出場校
関東対抗戦、関東リーグ戦、関西リーグの各上位4校と九州リーグ1位は出場確定。関東対抗戦と関東リーグ戦の各5位が北海道代表と東北代表とそれぞれ対戦し勝者が出場権を得る。関西リーグ5位は東海北陸代表と中国四国代表の勝者との決定戦を行う。
関東対抗戦
1位明治大学/10年連続24回目(c南條賢太)
2位早稲田大学/11年連続28回目(c山羽敦文)
3位日本体育大学/2年連続15回目
4位帝京大学/10年連続3回目
5位青山学院大学/2年連続2回目
関東リーグ戦
1位大東文化大学/2年連続9回目(c井沢航)
2位法政大学/4年連続13回目
3位中央大学/2年連続7回目
4位関東学院大学/5年連続5回目
5位日本大学/2年連続6回目
関西リーグ
1位京都産業大学/10年連続12回目
2位同志社大学/21年連続30回目(c鬼束竜太)
3位龍谷大学/2年連続2回目
4位大阪体育大学/6年連続11回目
5位大阪経済大学/25年ぶり2回目
九州リーグ
1位西南学院大学/初出場
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トーナメント
試合結果
1回戦 12/17(土),18(日)
帝京大学13-22法政大学
2回戦 12/24(日)
京都産業大学37-17法政大学(前半19-3)
準決勝1/2(月)
東京・国立競技場
大東文化大学50-41早稲田大学(前半26-20)
京都産業大学15-33明治大学(前半0-14)
決勝 1/6(金)
東京・国立競技場
大東文化大学22-17明治大学(前半5-7)
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