概要
「第100回 全国高校ラグビー」の準決勝は、1/5(火)に花園ラグビー場で行われる。準決勝の対戦カードごとの対戦データや各校の実績などをチェックする。
準決勝進出校は、京都成章(6年ぶり4回目)、東福岡(8年連続17回目)、大阪朝鮮(10年ぶり3回目)、桐蔭学園(6年連続13回目)の4校となっている。
なお、この4校は第89回(2009-2010)と同じ顔ぶれであり、対戦カードも同じである。このときは、東福岡と桐蔭学園が勝利し、決勝で勝った東福岡が2度目の優勝を遂げた。
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1/5(火)
京都成章vs東福岡 12:45 K.O.
京都成章は、準々決勝では前半7分16分と2つのトライでリードすると、中部大春日丘をノートライに抑えて14-3で勝利、6年ぶり4回目となる準決勝へとすすんだ。
東福岡のほうは、東海大仰星との準々決勝は21-21の引き分け、抽選により準決勝への出場権を得た。前半を7-7で終えて後半は東福岡が2つのトライでリードするも東海大仰星が追いつく展開、両者同点のままプレーを切らずに後半48分に及ぶも決着がつかなかった。
過去の対戦データ
第89回は準決勝での対戦、前半からリード広げた東福岡が勝利、決勝にも勝利し2度目の優勝。第96回は準々決勝で顔を合わせ、前半7-7の同点から接戦の末に東福岡が勝利、東福岡はそのまま勝ち続けて6回目の栄冠を手にした。
第89回(2009年度) 京都成章12-67東福岡
第96回(2016年度) 京都成章22-28東福岡
京都成章のデータ
出場:7年連続13回目
勝敗:27勝11敗1分(.692)
最高:ベスト4(第88,89,94回)
東福岡のデータ
出場:21年連続31回目
勝敗:79勝24敗1分(.760)
最高:優勝(第87,89,90,91,94,96回)
大阪朝鮮vs桐蔭学園 14:30 K.O.
大阪朝鮮の準々決勝の相手は流経大柏、14-10とリードして終盤を迎えると自陣ゴール前で釘付けとなるもトライは許さず、14-10のまま勝利し10年ぶりの準決勝進出となった。
桐蔭学園の準々決勝は昨年の決勝の再現、御所実業をの対戦。試合は桐蔭学園が序盤からトライを重ねて試合を優位にすすめて50-7で勝利、6年連続で準決勝にすすんだ。
過去の対戦データ
第89回では前半は7-18と大きな差はなかったが、後半突き放した桐蔭学園が勝利。第90回での対戦も前半は大きな差はつかず7-16と9点差、後半も一進一退の攻防が続き僅差での試合となった。
第89回(2009年度) 大阪朝鮮7-33桐蔭学園
第90回(2010年度) 大阪朝鮮10-21桐蔭学園
大阪朝鮮のデータ
出場:2年ぶり11回目
勝敗:17勝9敗1分(.630)
最高:ベスト4(第89,90回)
桐蔭学園のデータ
出場:6年連続19回目
勝敗:52勝16敗2分(.743)
最高:優勝(第90,99回)