早慶戦 ラグビー 2022 … 過去10年の結果と過去30年の得点差など
概要
早稲田大学ラグビー蹴球部 と 慶應義塾體育會蹴球部 による「 第99回 早慶戦 」が2022年11月23日(水・祝)に行われる。
これまでの勝敗は、早稲田の71勝、慶応大の20勝、引き分けが7となっている。
過去のデータ
過去10年の結果
対戦結果、その年の対抗戦勝敗分の順、丸数字は対抗戦において勝敗や並んだ場合は直接対決や得失点差から順位づけした数字を表す。
2012 早31-10慶 早4-3④ 慶3-4⑤
2013 早69- 7慶 早6-1② 慶4-3③
2014 早25-25慶 早5-1-1② 慶4-2-1④
2015 早32-31慶 早4-3④ 慶4-3④
2016 早25-23慶 早6-1② 慶4-3④
2017 早23-21慶 早5-2② 慶5-2②
2018 早21-14慶 早6-1① 慶5-2③
2019 早17-10慶 早6-1② 慶3-4⑥
2020 早22-11慶 早6-1② 慶5-2③
2021 早40-33慶 早6-1② 慶3-4④
過去10年では、早稲田が9勝、引き分けが1回。この10年は、引き分けを含めて1トライ1ゴール差以内が7回と接戦となることがほとんどとなっている。
昨シーズンは早稲田が35-5と前半に30点をリードするも、慶応大が後半に4トライで猛追。しかし、早稲田が7点差で逃げ切り40-33で勝利となった。2トライを決めた早稲田のNo8佐藤健次がプレイヤーオブザマッチ、慶応大はHO原田衛が3トライの活躍。
過去30年の得点差
次のグラフは過去30年間の早慶戦の得点差を示しており、左側が早稲田が勝った年、右側が慶応大が勝った年となっている。
このグラフからわかる通り、早稲田が連勝している時期も慶応大が強かった時期もあったが、長い歴史を見る中でも2009年以降の接戦の多さが際立つ。
参考:大学選手権での対戦
大学選手権での対戦は、過去に11度。早稲田が8勝、慶応大が2勝、引き分けが1となっている。なお、決勝戦での対戦は過去に2度、1968年は14-14で引き分けて両チーム優勝、2007年は26-6で早稲田の優勝となった。
上記と同じく、対戦結果、その年の対抗戦勝敗分の順、丸数字は対抗戦において勝敗や並んだ場合は直接対決や得失点差から順位づけした数字を表す。
2018準々決勝 早20-19慶 早6-1① 慶5-2③
2020準々決勝 早29-14慶 早6-1② 慶5-2③
過去10年で大学選手権で対戦したのは2度のみ。いずれも早稲田が勝利しているが得点差は大きくはなく、とくに2018は1点差、早稲田がロスタイムのトライで逆転勝利となった。
あの感動と勇気が甦ってくる ラグビー日本代表 ONE TEAMの軌跡
今シーズンの関東大学対抗戦の戦績
早稲田はここまで帝京大に敗れて4勝1敗、慶応大のほうも明治大に敗れて4勝1敗となっている。2022シーズンの第5節を終えての成績は次の通り。
早稲田 勝点19 4勝1敗 211得点 81失点 32T 21G 3PG
慶応大 勝点19 4勝1敗 146得点 91失点 20T 14G 6PG
早稲田はHO佐藤健次(2年,桐蔭学園)が7トライと引っ張る。なお、昨年8トライながら今季はここまで4トライのWTB槇瑛人(4年,国学院久我山)がトライを取れる流れになると、早稲田は勝利に近づくか。
慶応大のほうは、得点が伸びないながらPGは昨年の0から今季は5試合消化で6PGと増加している。ロースコアになると慶応大にもチャンスが広がるか。早稲田がペナルティを犯すだけのプレッシャーを与えられるか。
今季の注目選手
早稲田
FL相良昌彦(4年,早実) 主将
SH小西泰聖(4年,桐蔭学園)
SO吉村紘(4年,東福岡)
WTB槇瑛人(4年,國學院久我山)
FL村田陣悟(3年,京都成章)
HO佐藤健次(2年,桐蔭学園)
CTB野中健吾(1年,東海大仰星)
慶応大
FL今野勇久(4年,桐蔭学園) 主将
LOイサコ・エノサ(4年,キングスC)
N08高武俊輔(4年,尾道)
SO中楠一期(4年,國學院久我山)
FB山田響(3年,報徳学園)
SH小城大和(2年,北嶺)
まもなく第99回の早慶戦、今年も競った試合が予想される。
関連リンク