2019シーズンの1年生の活躍をチェック。2020シーズンは経験を積む期間が限られてしまうため、2019の実戦経験は貴重なもの。また、2020の新入生にとって、2019の1年生はどれだけ出場できたのかは参考になる。
2019関東対抗戦に出場した1年生
全試合スタメン出場した選手
2019関東対抗戦において、全試合スタメン出場した1年生は6名。慶応大の今野勇久は4T、中楠一期はキッカーも務め成功率は79.3%(PG含)だった。この2人と1年生の留学生2人が核となり、1,2年後に慶応復活があるかもしれない。
木原優作 PR 筑波大
砂田優希 PR 日体大
田中大世 WTB 日体大
福島脩登 FB 日体大
今野勇久 LO 慶応大
中楠一期 SO 慶応大
全試合出場した選手
2019関東対抗戦で、リザーブからの出場を含めて全試合に出場した選手は1名のみ。大学選手権で存在感を見せた早稲田/相良昌彦は6試合、明治大/斎藤誉哉は1試合のみの出場だった。その他、帝京大と慶応大の留学生が2人ずつ、それぞれ3-4試合に出場した。
宮下賢志 SH 青学大
2019関東対抗戦の大学別1年生出場数
1試合平均の1年生スタメン出場人数
明治大と早稲田の1年生のスタメンは、1試合1人未満だった。帝京大と筑波大は対戦相手によって1年生に経験を積ませるような起用もあったようだ。日体大と慶応大は1試合平均3人以上の1年生がスタメンで出場したが、2020以降につなげることができるか。
明治大 0.14人
早稲田 0.71人
帝京大 1.57人
筑波大 1.57人
日体大 3.00人
慶応大 3.43人
青学大 1.86人
成蹊大 1.71人
全チーム平均 1.75人
1試合平均の1年生出場人数
1年生がリザーブから出場した試合も含めた1試合平均の人数。慶応の多さが目につくほか、帝京大は9連覇してきただけに世代をつなぐような起用も見られる。
明治大 1.57人
早稲田 1.71人
帝京大 3.57人
筑波大 2.29人
日体大 3.00人
慶応大 5.29人
青学大 3.00人
成蹊大 3.14人
全チーム平均 2.95人
君たちは何をめざすのか 《ラグビーワールドカップ2019が教えてくれたもの》