概要
2021年度の関東大学対抗戦第5週は、10/23(土)に2試合、10/24(日)に2試合が行われる。Aグループは、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学、帝京大学、筑波大学、日本体育大学、立教大学、青山学院大学の8チーム。
第3週までの成績
今季は勝ち点制、勝ち4、引き分け2、負け0のほか、「3トライ差をつけた場合」「7点差以内の負け」にボーナスポイントとして1点が加わる。
明治大 3勝0敗 勝点15 得失点+146
早稲田 3勝0敗 勝点14 得失点+173
帝京大 3勝0敗 勝点14 得失点+165
慶応大 2勝1敗 勝点10 得失点 +42
筑波大 1勝2敗 勝点 5 得失点 +5
青学大 0勝3敗 勝点 0 得失点-144
日体大 0勝3敗 勝点 0 得失点-170
立教大 0勝3敗 勝点 0 得失点-234
対戦表詳細は → 関東大学対抗戦対戦表
トライランキング
6T 槇瑛人/早稲田
5T 奥井章仁/帝京大
4T 5人
トライランキング詳細は → トライランキング
ゴールランキング
21G 吉村紘/早稲田 70.0%
18G 高本幹也/帝京大 62.1%
17G 廣瀬雄也/明治大 73.9%
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ラグビーマガジン 2021年 10 月号 [雑誌] 別冊付録/大学ラグビー選手名鑑
10/23(土)
青学大 13:00 早稲田(アースケア敷島/有観客)
ここまで3連敗の青学大と3連勝の早稲田との対戦。今季の青学大は連敗中だが、明治大戦や帝京大戦では序盤のディフェンスが機能、慶応大戦では2トライを奪った。早稲田のほうは、立教大、日体大には快勝するも、筑波大には7点差に迫らなれながら逃げ切った。
昨年の対戦は、後半18分に青学大SO桑田宗一郎(4年,桐蔭学園)のPGで5点差に迫るも、終盤に早稲田が突き放しての勝利となった。今季も青学大のディフェンスとSO桑田宗一郎のキックが鍵となる。
メンバー表チェック
青学大は、FL渡邊元樹(3年,名古屋)、No8辻村康(2年,東海大仰星)が今季初スタメン、FL小島静也(4年,桐蔭学園)、No8金原匡佑(3年,國學院久我山)がメンバー外となった。ルーキーLO田口遼馬(1年,流経大柏)はリザーブで初のメンバー入り。
早稲田のほうは、FL相良昌彦(3年,早稲田実業)がスタメンに復帰。そのほか、PR小沼宏太(4年,清真学園)、SO伊藤大祐(2年,桐蔭学園)が今季初スタメンとなる。ルーキーSH細矢聖樹(1年,國學院栃木)がリザーブで初のメンバー入り、SHはスタメンもリザーブもルーキーとなる。
過去の対戦
2018 青学大 0-123早稲田
2019 青学大 0- 92早稲田
2020 青学大21- 47早稲田
FW平均体重
青学大 98.3kg
早稲田 100.3kg
FW高身長選手(cm)
青学大 LO江金海188,LO清原裕揮187,FL渡邊元樹187
早稲田 LO村田陣悟185,LO大﨑哲徳182,PR小沼宏太180,FL相良昌彦180
立教大 13:00 慶応大(セナリオH三郷/有観客)
今期未勝利の立教大と2勝1敗の慶応大との対戦となる。苦戦が続く立教大は、PR勝沼遼(4年,新潟明訓)やWTB天羽秀太(2年,桐蔭学園)も欠き3戦目の帝京大には大敗を喫した。慶応大は日体大と青学大には勝利したが、筑波大には序盤の2トライに抑えられ以降は突き放された。
昨年の対戦では、試合開始10分までにHO原田衛(4年,桐蔭学園)が2トライを決めて慶応大が試合を優位にすすめた。立教大が接戦に持ち込むには、序盤のディフェンスがポイントとなる。
メンバー表チェック
立教大は、前の試合で外れていたPR勝沼遼(4年,新潟明訓)とWTB天羽秀太(2年,桐蔭学園)がリザーブで復帰。7月までスタメン出場していたFL/No8羽間圭司(2年,東海大仰星)は、リザーブで初のメンバー入りとなった。
慶応大は、WTBでスタメン出場していたアイザイア・マプスア(3年,キングスC)は20番となっており、FWでの起用をうかがわせる。そうすると、リザーブにはFW6人、SHなし、BKが2人となる。その他、LO篠原孝太(4年,慶応大)、WTB佐々木隼(3年,桐蔭学園)が今季初スタメン。
過去の対戦
2018 対戦なし
2019 対戦なし
2020 立教大 5-78慶応大
FW平均体重
立教大 101.1kg
慶応大 99.9kg
FWの高身長選手(cm)
立教大 LO手塚一乃進187,FL守源184,LO村田裕太183,No8紀伊雄介182
慶応大 LO篠原孝太181,LO村松龍之介180,FL高武俊輔180
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10/24(日)
明治大 13:00 筑波大(セナリオH三郷/有観客)
3連勝の明治大と1勝2敗の筑波大が相まみえる。今季の明治大は、初戦の青学大戦では前半29分に初トライと苦しんだが、以降はトライを重ねて差を広げた。筑波大は帝京大と早稲田に敗れたがディフェンス面では成果が出た。慶応大には序盤リードされるも、以降は得点を与えず逆転勝ちとなった。
昨年の対戦は、筑波大が前半29分のトライとゴールで12-7と逆転するが、直後に明治大が逆転トライ。後半も筑波大が粘りを見せるも明治大が33-17で勝利となった。ここまでの筑波大の失トライは帝京大に2、慶応大に2、早稲田に3と合計7つだが、そのうち6つまでがBKに奪われたもの。明治大BKと筑波大ディフェンスの勝負となるか。
メンバー表チェック
明治大は、FL福田陸人(4年,國學院栃木)、No8大石康太(4年,國學院久我山)が復帰、FWはベストが揃ったか。石田吉平(3年,常翔学園)がFBでスタメン、FB雲山弘貴(4年,報徳学園)、PR大賀宗志(3年,報徳学園)はリザーブで今季初めてのメンバー入り。
筑波大のほうは、慶応大戦でトライを決めたルーキーWTB大畑亮太(1年,東海大仰星)がスタメンに復帰。PR内田康介(2年,旭野)、LO小山峻哉(4年,茗溪学園)がスタメンに復帰し、No8楢本鼓太朗(3年,修猷館)はリザーブスタートとなる。
過去の対戦
2018 明治大66-21筑波大
2019 明治大59-33筑波大
2020 明治大33-17筑波大
FW平均体重
明治大 102.1kg
筑波大 101.8kg
FW高身長選手(cm)
明治大 LO山本嶺二郎191,LO武内慎191,FL木戸大士郎185,PR村上慎181
筑波大 LO八木澤龍翔188,FL梁川賢吉188,LO小山峻哉180,No8深山竣介180
帝京大 13:00 日体大(帝京大G/無観客)
帝京大は3連勝、日体大は3連敗となっている。ここまでの帝京大は、筑波大戦ではわずか2トライ、後半は1PGのみの3点だったが勝ちきった。日体大のほうは、慶応大、早稲田、明治大に敗れたが、ハラトア・ヴァイレア(4年,日体大柏)を中心に随所によいプレーも見られた。
この2チームの昨年の対戦は、帝京大が前後半とも30分以降に4トライずつ奪うなど、疲れの出る時間帯に突き放して大差での勝利となった。守り続けることで心身ともに消耗しやすくなることから、日体大はボールを保持したときの攻撃に工夫したい。
メンバー表チェック
帝京大は、前戦メンバー外のHO江良颯(2年,大阪桐蔭)、CTB志和池豊馬()がスタメン復帰、WTB高本とむ(2年,東福岡)は今季の対抗戦初出場となる。LO山川一瑳(3年,常翔学園)、FL上山黎哉(4年,大阪桐蔭)ら経験豊富な実力者がリザーブに控える。
日体大のほうは、WTBクリスチャン・ラウイ(4年,日体大柏)、CTB平城大誠(3年,東京)をスタメンに入れた。また、リザーブにはルーキー5人、とくにSH伏見永城(1年,甲府工)、SO/CTB勝目龍馬(1年,佐賀工)、FB辰己一輝(1年,日体大柏)の3人は春からも含めて初のメンバー入り。
過去の対戦
2018 帝京大90- 7日体大
2019 帝京大59-30日体大
2020 帝京大98-10日体大
FW平均体重
FW高身長選手(cm)
帝京大 LO本橋拓馬192,FL青木恵斗187,LO江里口真弘185
日体大 LO小柿駆188,PRミキロニ・リサラ186,No8ハラトア・ヴァイレア184,LO諏訪和希182
関連リンク