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2020 関西大学ラグビー 1-4位決定戦 <直前チェック> … 天理大vs同志社 関学大vs京産大

概要

関西大学ラグビーAリーグの順位決定戦は、11/29(日)に1-4位決定戦の2試合、12/6(日)に5-8位決定戦の2試合がいずれも宝ヶ池球技場において有観客で行われる。この記事では、11/29(日)の1-4位が決まる2試合について見ていく。

最終節の第3節を終えての順位は次の通りとなっており、oddグループとevenグループのそれぞれ同順位のチーム同士で順位決定戦が行われる。近畿大が順位決定戦を辞退したことにより、摂南大が3位に繰り上げされた。これにより、順位決定戦の対戦カードも変更となる。)

odd 1位天理大、2位関学大3位近畿大、4位摂南大 → 3位摂南大、4位近畿大に変更
even 1位同志社、2位京産大、3位立命館、4位関西大

優勝を争うodd1位の天理大とeven1位の同志社に加えて、odd2位の関学大とeven2位の京産大の勝者が大学選手権への出場権を得る。なお、関西大学ラグビーでは、2020シーズンは入替戦を行わないため、大学選手権に出場しないチームは今季最終戦となる。 

 

関西大学ラグビーAリーグ 対戦表

 

スタメン一覧表

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11/29(日)

関学大(odd2位) 12:00 京産大(even2位)

速く低いタックルで相手の攻撃の芽を摘む関学大とFWが攻撃の軸となる京産大との対戦は、大学選手権出場をかけた一戦となる。

関学大は2連勝のあと天理大に敗れたものの、体を張ったディフェンスで後半途中までリードするなど4連覇の王者を相手に意地を見せた。ただ、ここまで3試合で、FWでトライが取れなかった試合は3トライ28点、2トライ17点と得点が伸びていない。FWでトライを取りきるのか、BK展開を軸とするのか、どういったプランで戦うのか注目したい。

京産大立命館にはロスタイムの逆転勝利、関西大に快勝した。しかし、同志社戦は試合の入りはよかったが、前半途中から突き放される展開となった。これまでの3戦では、失トライ12のうち前半に8トライを喫しており、前半の失点を最小限にとどめたい。

メンバー表をチェック

関学大はFWにFL冨岡青が戻り、BKでは前節前半途中に退いたWTB奥平湧はメンバー外となりWTB坂原春光が今季初スタメン、また、前節初スタメンのWTB城戸健志は続いてスタメン起用となった。4週連続でスタメンに入る選手は12人、選手交代もキーポイントとなるか。

対する京産大は、PR中川亮が初スタメン、ヴェア・タモエフォラウはNo8でスタートする。BKはSOに家村健太がはいり、WTB笹岡海斗、FB北山絢大は今季かつスタメン。交流戦から全7試合にスタメン出場したPR平野叶翔、SO西仲隼、FB船曳涼太の3人のほか、昨年のトライゲッター堀田礼恩もメンバー外となっている。

過去の対戦

2017 関学大33-35京産大
2018 関学大  0-52京産大
2019 関学大28-17京産大

FW平均体重

関学大   99.9kg
京産大 104.9kg

FW高身長選手

関学大 PR小寺晴大183cm
京産大
 LOアサエリ・ラウシ187cm No8ヴェア・タモエフォラウ186cm

ラグビーマガジン 2021年 01 月号 [別冊付録:ラグビーカレンダー2021] 

 

天理大(odd1位) 14:05 同志社(even1位)

4連覇中の天理大が関西で最後に敗れたのは、2015シーズンの同志社戦まで遡る。天理大の5連覇か、同志社の5年ぶりの覇権奪回となるか。

3連勝の天理大は、関学大戦ではやや受けにまわり後半途中までリードされる展開となった。あえて言うと、摂南大戦で25分間得点のない時間帯があったり、近畿大戦でも前後半とも15分までトライを取れないなど時間帯により波があった。ただ、3戦で失トライはわずか2と少なく、失点の少なさは昨年と変わりはない。

同志社は、初戦の関西大戦に辛勝したあと、立命館京産大に対しては危なげなく勝利。その要因は復帰した選手たちの活躍もあるが、FWの頑張りで相手がなかなか前に出られない展開をつくることができたことが大きい。また、3戦で19トライのうち17トライまでもがBKによるもの、今のBK陣は十分に天理大と勝負できそうだ。

メンバー表をチェック

天理大は、FWにLO中鹿駿が戻る。BKは前節前半途中で退いたFB江本洸志はメンバー外となり、SO松永拓朗がFB、SOには藤田大輝となる。昨年11トライの江本洸志を欠くことになるが、前節でも途中からFBにまわった松永拓朗が2トライをあげており不安はなさそうだ。

同志社のFWは田中晴大郎がLO、木原音弥がNo8に入る。BKはWTBに和田悠一郎、WTB山口楓斗、CTBには1年生の岡野喬吾(常翔学園)ら充実したメンバー。4週連続の試合となるが、リザーブのメンバーも層が厚くそれほど力が落ちることはない。

過去の対戦

2017 天理大31-12同志社
2018 天理大59-  0同志社
2019 天理大55-  6同志社

FW平均体重

天理大 102.6kg
同志社
   96.3kg

FW高身長選手

天理大 LOアシペリ・モアラ185cm LO中鹿駿181cm
同志社
 No8木原音弥184cm LO南光希182cm FL梁本旺義180cm

Number(ナンバー)1013号[雑誌]

 

関連リンク

関西大学リーグ チーム情報

daigakurugby.hatenablog.com

 

 

 

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