2020 関東大学対抗戦第1節＜直前チェック＞

難しいシーズンではあるが、いよいよ10/4(日)に開幕することになった。およそ半数は無観客試合となる。

昨年6位の慶応大と昨年4位の筑波大との対戦。2019年は第2節で対戦し筑波大が勝利、以降慶応大は波に乗れなかったことを考えると、両者の今後の勢いを決める一戦となる可能性がある。

慶応大は、昨年スタメンのメンバーに加え、FBには1年生の山田響が入った。2年生になったアイザイア・マプスア、イサコ・エノサの2人はリザーブからのスタート。筑波大も昨年のスタメンは健在、FL梁川賢吉とCTB谷山隼大と2人の1年生がスタメンに入った。

2017 慶応大43-26筑波大
2018 慶応大35-24筑波大
2019 慶応大14-17筑波大

慶応大 95.25kg
筑波大 100.0kg

慶応大 PR大山祥平185cm LO相部開哉184cm
筑波大 LO八木澤龍翔188cm FL梁川賢吉188cm LO中原健太183cm

昨年優勝の明治大は、山沢京平を怪我で欠き、SOに1年生の池戸将太郎が入った。主将箸本龍雅はNo8に移り、LOには同じく1年生の山本嶺二郎を起用。大型CTB児玉樹はリザーブ。

5年ぶりにAグループで戦う立教大は、スタメンに4年生が10人。十分に実戦が積めない状況において、過去3年ともに戦ってきた仲間が多いのは有効だろう。サイズでは明治大に引けを取らない。

過去3年間の対戦なし

明治大 101.4kg
立教大 101.9kg

明治大 LO山本嶺二郎191cm No8箸本龍雅188cm 髙橋広大184cm
立教大 FL守源184cm LO村田裕太183cm No8 紀伊雄介181cm LO秋元律樹181cm

昨年5位の日体大と昨年3位の帝京大の対戦。両者の対戦は一昨年までは一方的な展開だったが、2019年は日体大が4トライを奪った。日体大が体格差をどう埋めるかが鍵となる。

日体大はのスタメンには、ハラトア・ヴァイレアの名前がないなどベストが組めていないことは不安材料。帝京大は、1年生のHO江良颯とNo8奥井章仁を加えて、練習試合では東海大に圧勝し波に乗る。

日体大 LO玉置将也188cm No8永田義樹182cm LO諏訪和希182cm
帝京大 LOｱﾚｸｻﾝﾀﾞｰ･ﾏｸｶﾗﾝﾏｸﾛﾋﾞｰ197cm LO山本一瑳190cm ﾘｯﾁﾓﾝﾄﾞ･ﾄﾝｶﾞﾀﾏ188cm

昨年2位の早稲田の開幕戦の相手は、昨年7位の青学大。近年は大差となることが多いが、2017年には青学大は4トライを奪っている。

早稲田はハーフ団に、2年生のSH小西泰聖、SO吉村紘を置いた。青学大は1年生からのレギュラーである4年生のNo8齊藤裕大、CTB西野稜祐に期待がかかる。

2017 早稲田 94-24青学大
2018 早稲田123- 0青学大
2019 早稲田 92- 0青学大

早稲田 101.1kg
青学大 92.9kg

早稲田 LO桑田陽介185cm No8丸尾崇真183cm LO大崎哲徳182cm
青学大 LO江金海188cm No8齊藤裕大187cm LO森田寛生185cm