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ゴールランキング2020 … 関東大学対抗戦 関東大学リーグ戦 関西大学ラグビー

概要

2020年度の関東大学対抗戦Aグループ、関東大学リーグ戦1部、関西大学ラグビーAリーグが終了。各リーグとも1試合の中止があったものの、リーグ戦としては成立した。

ここでの「ゴールランキング」とは、G(コンバージョンゴール)にPG(ペナルティゴール)を加えたものを対象とした。また、今季はDG(ドロップゴール)が2本のみだったので、PGの数値に含めている。

2020ゴールランキング(全選手の成績) 

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関東大学対抗戦Aグループ

ゴール数最多のFB奥村翔(帝京大4年)は成功率も80%を超えており、素晴らしいキッカーと言える。続くSO吉村紘(早稲田2年)、SO山田雅也(筑波大4年)も75%をクリアしており、高い水準にある。

FB山田響(慶応大1年)は勝負どころで外した印象があるが、栗原徹監督によると練習では外さないということだ。もう一人の1年生SO池戸将太郎(明治大1年)は、序盤3戦のみの出場となった。

FB小林将也(立教大4年)、No8/FBハラトア・ヴァイレア(日体大3年)、SO桑田宗一郎(青学大3年)らは、リーグ戦終盤の接戦で果敢にPGを狙ったため成功率はやや下がった。

ランキング

 

選手

大学

G

PG

1

奥村翔

帝京大

48

47

1

11

81.4%

2

吉村紘

早稲田

29

28

1

9

76.3%

3

山田雅也

筑波大

24

18

6

7

77.4%

4

山田響

慶応大

18

13

5

11

62.1%

5

池戸将太郎

明治大

15

15

 

10

60.0%

6

小林将也

立教大

11

6

5

5

68.8%

7

中楠一期

慶応大

10

9

1

4

71.4%

7

ハラトア・ヴァイレア

日体大

10

3

7

10

50.0%

9

植村陽彦

筑波大

9

9

 

1

90.0%

9

桑田宗一郎

青学大

9

5

4

4

69.2%

*桑田宗一郎のPG数にDG1を含む。
*試合中止により、明治大と日体大は1試合少ない6試合。

高校ラグビー 花園の記憶 

 

関東大学リーグ戦1部

FB河野竣太(流経大3年)は、ゴール数最多で成功率も75%以上となっており、昨年の64.3%から大きく改善した。また、法政大は昨年チーム全体でコンバージョンゴール26本中12本しか成功しなかったが、CTB有田闘志樹(法政大3年)は78.1%とチームとしての課題の一つを克服してみせた。

CTB芳崎風太の成功率は79.3%、昇格年度の関東学院の得点力を支えた。後半3戦でSOに入った津田貫汰(中央大2年)は成功率100%とSO侭田洋翔(中央大4年)の不在を補った。

1年生では、SH前川李蘭(日本大1年)が75.0%と安定したキックを見せ、CTBペニエリ・ジュニア・ラトゥ(大東大1年)もやや成功率は低いながら大東大の苦しいシーズンを支えた。

ランキング

 

選手

大学

G

PG

1

河野竣太

流経大

39

38

1

12

76.5%

2

有田闘志樹

法政大

25

24

1

7

78.1%

3

芳崎風太

関東学

23

16

7

6

79.3%

4

丸山凛太朗

東海大

16

15

1

8

66.7%

5

廣瀬龍二

日本大

13

13

 

5

72.2%

6

津田貫汰

中央大

12

9

3

 

100.0%

6

前川李蘭

日本大

12

12

 

4

75.0%

8

ペニエリ・ジュニア・ラトゥ

大東大

11

9

2

7

61.1%

9

杉山祐太

東海大

10

10

 

4

71.4%

10

古里樹希

専修大

8

6

2

3

72.7%

*芳崎風太のPG数にDG1を含む。
*試合中止により、東海大と日本大は1試合少ない6試合。

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関西大学ラグビーAリーグ

2020の関西は、4チームずつのリーグ戦3戦と順位決定戦の計4試合が行われた。

SO松永拓朗(天理大4年)とFB奥谷友規(関学大4年)の2人は、昨年に引き続き高い成功率でチームに安心感を与えた。一方、昨年の好キッカーに代わってプレイスキックを務めたFB桑山太一(同志社4年)とSO西仲隼(京産大2年)は、それぞれ78.9%、85.7%と昨年と遜色ない数字を残した。

また、CTBヴィリアミ・ツイドラキ(摂南大3年)は、キック数そのものが少なかったものの成功率84.6%と昨年の66.7%を大幅に上回った。

ランキング

 

選手

大学

G

PG

1

松永拓朗

天理大

23

22

1

5

82.1%

2

奥谷友規

関学大

16

12

4

3

84.2%

3

桑山太一

同志社

15

13

2

4

78.9%

4

西仲隼

京産大

12

10

2

2

85.7%

5

ヴィリアミ・ツイドラキ

摂南大

11

8

3

2

84.6%

6

福山竜斗

近畿大

8

5

3

2

80.0%

7

松本大

関西大

7

5

2

1

87.5%

8

木田晴斗

立命館

5

5

 

5

50.0%

9

笠原浩史

同志社

4

4

 

 

100.0%

9

城川斗武

京産大

4

4

 

 

100.0%

9

藤田大輝

天理大

4

3

1

1

80.0%

*試合中止により、近畿大と関西大は1試合少ない3試合。

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