2021 対抗戦 第3週 <直前チェック> … 早稲田vs日体大 筑波大vs慶応大など
概要
2021年度の関東大学対抗戦第3週は、9/25(土)に2試合、26(日)に1試合が行われる。Aグループは、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学、帝京大学、筑波大学、日本体育大学、立教大学、青山学院大学の8チーム。
第2週までの成績
今季は勝ち点制、勝ち4、引き分け2、負け0のほか、「3トライ差をつけた場合」「7点差以内の負け」にボーナスポイントとして1点が加えられる。
明治大 10 得失点差+110
早稲田 5 得失点差 +70
慶応大 5 得失点差 +38
帝京大 4 得失点差 +10
筑波大 0 得失点差 -10
日体大 0 得失点差 -38
青学大 0 得失点差 -49
立教大 0 得失点差-131
ラグビーマガジン 2021年 10 月号 [雑誌] 別冊付録/大学ラグビー選手名鑑
9/25(土)
青学大 vs 帝京大(12:30 上柚木/有観客)
開幕戦は明治大に敗れた青学大だが、前半29分にトライを奪われるまで無得点に押さえ、失点は52と過去3年に比べて少なかった。帝京大には、過去3年で2度100点以上の失点を喫しており、明治大戦のように序盤のディフェンスが重要になる。
帝京大の開幕戦は筑波大、ひたむきなディフェンスに苦しめられて2トライに終わったが、確実に勝利をものにした。ただ、過去3年間で2トライしか奪えなかったのは2018,2019の明治大戦の2試合のみ、開幕戦のイメージを払拭するためにも多くのトライを奪いたい。
メンバー表チェック
青学大は、FL中谷玲於(4年,京都成章)、WTB衣笠竜世(4年,國學院久我山)の経験のある4年生がスタメンとして戻る。その他、春は主にスタメンで出場していたSH山同光(3年,國學院久我山)、WTB桑田敬士郎(2年,桐蔭学園)らがリザーブで復帰。
帝京大のほうは、LO本橋拓馬(1年,京都成章)、FL青木恵斗(1年,桐蔭学園)、SH李綿寿(1年,大阪朝鮮)のルーキー3人がスタメンで対抗戦デビューとなる。リザーブには、主将PR細木康太郎(4年,桐蔭学園)やLO山川一瑳(3年,常翔学園)、FLリッチモンド・トンガタマ(4年,オタフフC)ら実力者が控える。
過去の対戦
2018 青学大7-141帝京大
2019 青学大7- 80帝京大
2020 青学大0-122帝京大
FW平均体重
FW高身長選手
青学大 LO江金海188cm,LO清原裕揮187cm
帝京大 LO本橋拓馬192cm,FL青木恵斗187cm,LO尹礼温185cm
早稲田 vs 日体大(15:00 上柚木/有観客)
早稲田は初戦は立教大に快勝、スタメン出場したPR亀山昇太郎(1年,)、No8佐藤健次(1年,桐蔭学園)、宮尾昌典(1年,京都成章)の3人のルーキーも躍動した。気がかりは、コンバージョンゴールを7本外したSO吉村紘(3年,東福岡)のキックか。
日体大のほうは、開幕戦の慶応大戦で1トライに押さえられての敗戦となった。春から出場できていなかった主力が戻りつつあるので、4年生の留学生3人とともに状態が上がってくれば上位チームにも簡単に敗れることはないはずだ。
メンバー表チェック
早稲田は、FL相良昌彦(3年,早稲田実)に代わってFL村田陣悟(2年,京都成章)がスタメンとなる。また、開幕戦と同じくPR亀山昇太郎(1年,茗溪学園)、No8佐藤健次(1年,桐蔭学園)、SH宮尾昌典(1年,京都成章)のルーキー3人が先発。
日体大のほうは、主力のうち春に出場のなかった主将FL髙橋泰地(4年,秋田工)、副将SH梶田壮馬(4年,西陵)、CTB松尾峻輔(4年,長崎北陽台)、CTB皆川祥汰(4年,駒込)らが開幕戦に続いて今季2戦目のスタメンとなる。
過去の対戦
2018 早稲田68-10日体大
2019 早稲田68-10日体大
2020 早稲田70- 5日体大
FW平均体重
早稲田 101.9kg
日体大 98.9kg
FWの高身長選手
早稲田 LO桑田陽介185cm,FL村田陣悟185cm,LO大﨑哲徳182cm
日体大 LO小柿駆188cm,No8宮本郁大187cm,PRミキロニ・リサラ186cm
ラグビー日本代表 フランス2023へ:B・Bムック (B・B MOOK 1533)
9/26(日)
筑波大 vs 慶応大(15:00 足利/無観客)
開幕戦は帝京大に7-17で敗れた筑波大は、失点を20点以内にという目標は達成したものの攻撃面では1T1Gに終わった。固い守りの慶応大相手に、WTB植村陽彦(3年,茗溪学園)、WTB大畑亮太(1年,東海大仰星)、主将FB松永貫汰(4年,大産大附)のバックスリーが躍動するか。
慶応大は、開幕戦では日体大に危なげなく勝利。ラインアウトモールからのトライや留学生2人をCTBに据えての突破など、トライを取る形が見える。2戦目の相手は2年連続で敗れている筑波大、互いにチームカラーは例年と変わらないが、最も違う点は慶応大のBKに193cm109kgのアイザイア・マプスア(3年,キングスC)がいること、どう生かすかに注目。
メンバー表チェック
筑波大は、PR山崎昇悟(4年,浦和)、LO八木澤龍翔(4年,長崎南山)がスタメンに入った。開幕戦に出場したSO浅見亮太郎(1年,流経大柏)とWTB大畑亮太(1年,東海大仰星)のルーキー2人は、引き続き先発予定。
慶応大のほうは、主将HO原田衛(4年,桐蔭学園)が復帰。そのほかのスタメンは変わらないものの、鬼木崇(3年,修猷館)がCTBにアイザイア・マプスア(キングスC)がWTBと開幕戦とは逆になった。アイザイア・マプスアをより攻撃重視とする布陣か。
過去の対戦
2018 筑波大24-35慶応大
2019 筑波大17-14慶応大
2020 筑波大30-19慶応大
FW平均体重
筑波大 100.7kg
慶応大 99.4kg
FW高身長選手(cm)
筑波大 LO八木澤龍翔188,FL梁川賢吉188,LO深山竣介180
慶応大 LO村松龍之介180,FL高武俊輔180
関連リンク