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2020 関東大学対抗戦 第5節 <結果と注目ポイント> … 早稲田vs筑波大など

概要

関東大学対抗戦の第5節は、11/7(土)に1試合が実施され、1試合は棄権により中止となった。11/8(日)は予定通り2試合が行われた。第6節は、1週間空けて11/22(土)に1試合、11/23(月・祝)に3試合が行われる予定になっている。

第5節終了時点での勝点は次の通り。なお、中止の試合が出たことから、ボーナスポイントが付与されることはなくなったので、ボーナスポイントなしの勝点を記載。

20 早稲田
16 明治大,帝京大,慶応大
  8 筑波大
  4 日体大
  0 青学大,立教大

 

関東大学対抗戦 対戦表

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11/7(土)

早稲田(20) 50-22 筑波大(8)

先制は早稲田筑波大がシンビンで14人となると、前半9分にラインアウトからモールで押し込みHO宮武海人がトライ。筑波大はすぐに主将CTB岡﨑航大が突破してトライを返すが、直後の前半15分に危険なタックルからシンビンで13人となる。このあと早稲田は、相手ゴール前のスクラムから主将No8丸尾崇真が押さえるなど5トライを追加し、前半を38-10と大きくリードして折り返す。

後半に先に点とったのは筑波大、後半5分にFB松永貫汰がトライを決める。しかし、早稲田は後半14分にPR小林賢太、21分にはFL坪郷智輝がトライを奪いリードを広げる。すぐさま筑波大SH鈴村淳史がトライを返すも、早稲田が50-22で勝利。

注目ポイント

早稲田はSOに河瀬諒介が入ったことに注目が集まった。受け手のポジションから出し手のポジションに変わったことで戸惑いはあっただろうが、結果としてはチームは危なげなく勝利。本人も初めてのことだが、周りもSO河瀬諒介と組むのは初めて、ある程度の連携不足は覚悟の上だっただろう。

SO吉村紘が前節で頭を打ち大事を取ったことから、河瀬諒介のSO起用につながったようだ。河瀬諒介は準備はしていたということだが、もしかしたらSO伊藤大祐が怪我で出遅れなければ実現しなかった配置かもしれない。

<情報元>

筑波大は、前半の2人のシンビンが痛かったと思われたが、嶋崎監督によると受けにまわったことのほうが問題だったということ。シンビンで人数が減っても、焦らず慌てず各自ができることを全力でやることが大切ということだろう。

<情報元>

 

日体大(4) 棄権 明治大(16)

日体大の棄権により、明治大が不戦勝で勝点4を加えて12に、日体大は勝点の獲得はなく4のままとなった。

日本体育大学、明治大学戦辞退のお知らせ

… 関東ラグビーフットボール協会

なお、11/9(月)に日本体育大学ラグビー部のHPにて、関係者全員のPCR検査結果が陰性であったことの報告があった。

お知らせ

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11/8(日)

青学大(0) 0-78 慶応大(16)

試合は前半10分、慶応大が相手ゴール前に攻め込むとFWで勝負、最後はHO原田衛が飛び出して先制トライを奪う。続く16分にはラインアウトからモールを組みHO原田衛がサイドを突いてトライ、35分にもラインアウトモールから押し込んでHO原田衛がトライを決める。慶応大が19-0とリードして前半を終える。

後半、慶応大は5分に代わって入っていたNo8福澤慎太郎が突破し大きくゲイン、最後はFL山本凱がトライ。さらに、後半14分にはHO原田衛がこの日4本目のトライ、18分には走り込んできたFL髙部俊輔がパスを受けてトライを決めるなど得点を重ねる。後半だけで9つのトライを決めた慶応大が78-0で勝利した。

注目ポイント

終始優勢に試合をすすめた慶応大は、出足のよいディフェンスで青学大に思うような攻撃をさせなかった。初出場の1年生No8福澤慎太郎(本郷)、初スタメンのFL髙部俊輔、初めてSOで先発しキッカーを務めたSO中村大地らがよい動きを見せたことは、今後に向けて収穫となった。

無得点に終わった青学大は、後半途中まではよく粘ったが、守り続けることで肉体的にも精神的にも消耗した格好になった。残る2戦は、肘井洲大、中谷玲於のFL陣のタックルとSO桑田宗一郎のキックなどからペースをつかみたい。

 

帝京大(16) 106-7 立教大(0)

先制したのは立教大、前半15分に相手ゴール前のラックからFWがサイドを突いてPR古川瑛也がトライ。すぐに帝京大はBK展開からWTB尾﨑泰雅がトライを返して同点、25分には22mライン付近のラックからLO山川一瑳が持ち出し、オフロードパスを受けたPR上杉太郎がディフェンスを弾き飛ばしながらインゴールへ飛び込み逆転となった。さらにトライを加えた帝京大が38-7として前半を終える。

後半は帝京大の勢いは止まらず、5分にWTB平坂海人、9分にはFLリッチモンド・トンガタマがトライを奪うなど、さらに得点を重ねていく。終わってみれば帝京大は16トライ、106-7と大差で立教大を破った。

注目ポイント

第4節までと大きくメンバーが入れ替わった帝京大は、前半途中までペースに乗れなかった。しかし、前半途中からは、スピードに乗ってパスを受けて突破し、トライにつなげていくシーンが再三見られた。また、初先発した主将FL松本健留はフル出場となった。

立教大は、先制トライを決めるなど試合の1/4にあたる最初の20分までは7-7の同点と健闘した。一つひとつのタックルで仕留めきれなかった積み重ねが失点につながったが、Aグループの各チームと体をあわせてきた経験を残り2戦で生かしたい。

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関連リンク

関東大学対抗戦 チーム情報

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